gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

波乱含みの畑の野菜たち

2007-05-27 22:58:32 | 畑日記 2007年

今日も一日鉢上げを続けました。作業中はずっとハウスの中に座ってこちょこちょやっているのだが、たまにお隣さんや今日はこれまた隣の別荘の方なんかも覗いては「いや~大変じゃのぉ」見たいな事で声を掛けてくださる。確かに傍目には大の大人がこちょこちょハウスの中でやっているのだから大変そうに見えると思う。実際自分も何時間も何日も続けるとさすがに飽きてくるし、体中が凝り固まってしまいそうになる。でも、かといって「大変だね~」と言われて「はい、大変なんですぅ~」とただオウムになって返すのも芸が無いとついつい要らん気を回してしまうので、「いやいや、まぁ僕も嫌いではないですからたいしたことないですよ」とかウソばっかりをついてしまう。相手も100%そのまま受け取ることも無いと思うけど、たまには素直に「まったく大変すぎて参っちゃいますよぉ!」と言ってみたいモンです。

と、どうでもヨイ事から入りましたが実際ついついこうぼやきたくなるくらいおもしろくないことが多い。まず、芽を出さないトウモロコシ。すでに12日たっているのでついに(遅いか)掘り返して種の様子を確かめてみたが、確かに根っ子は生やしているものもあったがほとんどは今だ原型をとどめたままでいた。つまり蒔いた種は限りなく全てが"死んでいた"種だという事がハッキリした。さて、これだけ書くと即タネやに賠償請求な話になりそうなんだが、そうはいかぬ鬼子母神。このタネは昨年買ったまま結局蒔くことが出来なかった、いわゆる「ヒネ種」。恐らく昨年の保管法方が悪く(常温で置いていた・・・)、発芽率が極端に落ちたのだろう。ま、でもいくら保存方法が悪いと言っても発芽率がメーカー保障の80%から0%になることもなかろうが、と思わんでもないが・・・。実はトウモロコシのヒネだねで全然芽が出なかったことが以前にもあったのを、今思い出した。トウモロコシはこんなものなのか?

で、とにかく今日大至急新しい種を発注した訳です、トホホ。これで上手く発芽できればそれはそれで良いんだが、今度は収穫時期がこれまた遅めになるので、今度はトマトの最盛期とかち合うことが予想されるし。ま、成せば成るということにしておこう。

それと1週間前に定植した、息も絶え絶えのズッキーニは今も尚苦しそうです。それでも今とその時と姿かたちはあまり代わらないように見えるが、少なくとも枯れていたりしていないところを見るに少なくとも死んではいない事だけでもありがたい。と、思わねば。

スナックエンドウと絹サヤもまだまだ苦しそう、と大苦戦。これもがんばってくれてはいるので何とかこのまま元気を回復してもらいたいところなのだが。

それと・・・畑のなかや畦の草がいよいよ元気がつき出していつの間にか草むらが大きくなっている。これも早く刈らなきゃ・・・。

来週はもう少し楽しくなるような話題が増えればなぁ、と思う次第であります。


こちらもよろしく。

にほんブログ村 環境ブログ 地球・自然環境へ・・・「にほんブログ村」

Banner_03_3・・・「人気ブログランキング」


Sam & Dave

2007-05-26 23:11:59 | PickUp CD

昨日の大雨から一転、今日は快晴のいい日和。

でも本日は終日オフにし、ひさびさに家族でお出かけとした。朝になって決めたことだけし、コレだけ急がしのなんのと言いながら外出もどうかとも思うようだが、こういう忙しい時だからこそ家族と一緒にいたほうがいいかな、それと少し気分転換も必要かとも思いました。

のめり込み過ぎるのもよくない。バランスが大切かな、と。

だからこのブログも農業の話ばかりではバランスが取れないので音楽の話もしたくなるのです。で、今日はこれまた古いところですがサム・アンド・デイヴを取り上げてみましょう。

Hold_on_im_comin

Sam & Dave ; Hold On , I 'm Comin'  (Atlantic WPCR-25212)

早速私事の話しから入りますが、僕がサム・アンド・デイヴを初めて聴いたのは確か中学3年生でその頃からビートルズやストーンズなどを経由し60年代のソウルやブルースにも関心が向いていた頃、あるラジオ番組で60年代のソウル・ミュージックを特集することを知った。で、当時の常套手段であるがエア・チェックをして、そのテープを繰り返し繰り返し聴いたものでした。内容はオーティス・レディングやウィルソン・ピケットからマーヴィン・ゲイやジャクソン5まで今考えても実によい選曲と上手く代表曲をまとめたわかりやすい番組だったと思います。この番組のエア・チェック・テープのおかげで僕の音楽人生のレールの一部は決まったようなもんでした。

後年僕のこういった"古臭い"趣味を知った年上の人たちは、僕が何故そういった音楽を知りえたのか、そして何故好んで聴くようになったのかが不思議だったようだけど、僕にしてみればこれも時代の聞き方だったのだと思うのだ。当時80年代といえば60年代リバイバルとリサイクルの時代。僕がストーンズを知ったのも、もちろんまだ何とか現役バンドの様相は保っていたものの、当時の60年代ブームのおかげの部分もあったし、レコードの再発も盛んだった。それにストーンズや同時代のロック・バンドのルーツ的なものも見直されて、そこから前述のソウルやブルースの紹介も盛んに、しかも更に奥深く発掘されるようになったりもした。

さらにいって90年代に入るとバブルやレア・グルーヴ・ブームなども絡んでくるけど、とりあえず80年代はそういった過去の遺産の見直し作業の突端が始まった時代だった。僕の音楽遍歴も実はそういった世の中の流れと同じなんですな。

さて、話はサム・アンド・デイヴに戻しますが、僕は彼らのアルバムは実はLPでベスト・アルバムしか持っていなかった。理由は自分で持っていなくても誰かが持っていたし、彼らほどの大メジャー・アーティストのCDならいつでも買える、という理由で結局いつまでも買わないできた。メジャー・アーティストのCDは結構こういう理由で持っていないものが多い。代わりに珍しいからとか言う理由で買った割りに、案外つまらなくて1.2回聴いただけで棚にしまいっぱなしというCDの多いこと・・・。最近のように購入枚数が減ると、やはりこういうくだらないCD買いのために無駄に乏しい財力を使うことはイケナイ!ということでやはり基本が大切とばかりに今になって集め始めているのです。昨年でた「アトランティック1500シリーズ」はそういった意味ではこれらベーシック・アイテムを揃えるには良い機会だ。何せ1枚1500円だからね(といってもまだ2枚しか購入していませんが)。

内容はだから完全保障付きです。1966年発表のこのアルバムには大ヒット曲"Hold On , I'm Comin'"をはじめ"You Don't Know Like I Know""It's Wonder"などが収録されており、2人の熱い掛け合いが何よりカッコよい。DVDでも発売された『The Beat!!!』でも演奏されていた"I Take What I Want"も実にスリリングな展開でバックのMG'Sの演奏もめちゃくちゃタイト。間奏のドナルト・"ダック"・ダンのベースが最高!バックはブッカーT&MG'Sによる鉄壁の演奏。これだけ強力な音楽を人生の多感な時期に来てしまったんでは、そこらの腑抜けたロックやポップスは聴けなくなっても文句言えませんよ。

こういったアルバムは本当に何回も聴ける一生モノです。コスト・パフォーマンスも抜群なワケです。


こちらもよろしくです。

にほんブログ村 環境ブログへ・・・「にほんブログ村」

Banner_03_3・・・「人気ブログランキング」


苗の鉢上げに思う

2007-05-25 22:57:02 | 畑日記 2007年

予報どうりに今朝からまともな降りの雨。この雨で最近蒔いた種が上手く芽を出してくれれば助かる。実は5/16に蒔いたトウモロコシと5/12に植えたジャガイモがどちらも芽が出ていないんです。一体どうなっているんやら気が気でありません。どちらも結構遅れ気味で植えているので蒔き直しするにも日程的になかなかキビシーものがあるし、さてさて・・・。

ところで今日は雨降りというのはかなり前から予報ではいっていた。で、この日を狙って苗の鉢上げをすべく準備は着々と進んでいた。なので今日は晴耕雨読ではなくて一日ハウスの中でひたすら座り仕事でした。

0525 手前左はここ数日の間土を入れて今日の日まで貯めていたポット。その隣の色とりどりの苗はキャベツやらレタスやらの苗。その隣、手前右が今日鉢上げをしていたナスやらトマトの苗。右の奥から並んでいるのが以前先行してちょこちょこ鉢上げを済ませたイタリアントマトとトマトの苗です。

一番早かったイタリアントマトは5/13に鉢上げをしたのだが、やはり他のトマトの苗とは大きさが一回り違う。播種日は同じだったことを考えると、やはり鉢上げも遅くなるとそれだけ生育も遅れてしまうことがわかる。特に無肥料栽培の場合は作物の生育する環境が重要になるので、例えば播種時に使う育苗はこの中で密植された状態でいつまでもいることは、植物にとってよくない環境だと言えるのでしょう。すこしでものびのびと根を張れる環境を用意しないと健全な生育はおぼつかない訳ですね。

ところでこのハウスではお隣さんにも頼まれてナスの苗の水遣りなんかをしてあげている。何せ暖かいですからね。普通ハウスなんて持ってませんし、家庭菜園用のちょっとの量なので一緒にやってあげているのです。で、ナスとかぼちゃを育てているのですがそれは市販の培土(初期生育用肥料配合済み)を使っているのだが、僕の苗と比べるとまぁ全然違う、大きさが。それこそナスなんか僕の苗の本葉よりあちらの子葉の方が断然大きかったりするんだな。生育もなんかすくすくって感じで決して悪そうには見えません。

トマトだって市販の苗と比べると気の毒なくらい小さくて貧弱に見えるんですね。しかしながら不思議なもので、コレを畑に定植すると本当に肥料を使って育てたモノと負けないくらい立派に成長し、おいしい実をつけてくれるんですよねぇ。これが不思議だ。

但し、そうは言っても今の状態は比較するには酷なほど違う。やはり一番違うのは大きさですかね。そういったことでは僕もまだまだ自分のやっている無肥料栽培には自信がないので、どうしても不安を抱えながらやっている。「このまま小さいままだったらどうしよう」とか「生育が止まって枯れてしまったらどうしよう」という思うことはある。

自分のやり方が正しいかどうかの答えがでるまでの時間も長いし、必ずしも毎回正解とは限らない。むしろ不正解にほうが多いし、場合によってはそれが収穫なし=収入なしに直結することもある。もちろんそんなことたまに頭をよぎるだけで、毎日こんなこと考えていたらとっくにノイローゼになってます。

それにたくさんある失敗でめげるより、数少ないながらもたまにはある成功の喜びと感動のほうが数倍も心に来るから、今日も懲りずにやっているんですよ、キッと。


今日も読んでいただきありがとうございます。

なかなか疲れが取れない僕に励ましのクリック!お願いします。

にほんブログ村 環境ブログへ・・・「にほんブログ村」

Banner_03_3 

・・・「人気ブログランキング」


今起こっていることを知ろう・・・1

2007-05-23 23:55:00 | コラム

本日『米軍再編法案』が参院で可決。


(時事通信・5/22) 同法案は再編計画を確実に実行するため、新たに米軍施設建設や訓練移転などを受け入れる市町村に対し、工事の進ちょく状況などに応じて「再編交付金」を配分することが柱。防衛省は今年度予算に関連費用約51億円を計上している。首相は、野党が再編交付金を「札束でほおをたたくやり方だ」と批判していることについて、「米軍の抑止力で地域の安定が保たれている。日本全体として必要な基地を受け入れる地域に対して、国として発展を支援していくのは当然だ」と反論した。


(沖縄タイムス 5/23)・・・「アメとムチ」鮮明/米軍再編法成立

基地所在住民当惑「支給当然」賛成も

 米軍再編への協力の度合いに応じて地方自治体に交付金を支給する「アメとムチ」を鮮明にした米軍再編推進法が二十三日、参院本会議で可決、成立した。「市民をばかにしている」「支給は当然」。普天間飛行場代替施設建設予定地の名護市では、怒りと歓迎の声が上がった。

 「ヘリ基地いらない二見以北十区の会」共同代表の浦島悦子さん(59)は「足元を見る卑劣な法律。どこまでばかにすれば気が済むの」と憤った。一九九七年の名護市民投票以後、同十区には市から毎年六千万円が交付されている。「の共同作業に参加すると、前はお茶を飲んで解散だったのが、弁当は出るわ、ビールは出るわ」

 豊富な金が地域に浸透していくさまを間近で見てきて、「お金にまつわるトラブルもある。一つ一つは小さなことだけど、じわじわとコミュニティーが壊される感じがする」。浦島さんは「もともと毎月の区費だけで運営していた。既得権を失うのが怖いのは分かるが、市民がもう一度きちんと考えて、自立した精神を養うべきだ」と嘆いた。

 辺野古区出身の島袋権勇名護市議会議長は「再編によって基地の負担を受ける地域への交付金の支給は当然のこと。国防のために沖縄が負担を強いられていることを国は認識し、基地が存在する限り生活補償など十分な支給をするべきだ」と、法案を歓迎した。

 普天間基地を抱える宜野湾市。アメとムチを堂々と振りかざす国のやり方に、関係者からは怒りの声が上がった。

 市職員OBで基地政策担当経験のある市議の森田進さん(54)は「基地と振興策はリンクしないといいながら実際はアメとムチを使い分けるのが政府のやり方だ」と怒りをあらわにした。「政府に協力しなかったからといって交付金を支給しないのはおかしい。市には普天間基地が六十二年間横たわる事実があり、政府は跡地計画を含め地元の振興を考えるべきだ」。

 一九九八年に当時の大田昌秀知事が政府の意向に反し普天間移設を正式拒否した。出納長を務めた山内徳信さん(72)は「政府は当時から、米軍基地問題と地方への財政補助をセットにして、県への懐柔、恐喝を繰り返していた」と振り返る。沖縄振興開発事業について交渉する席上でも、政府高官が「米軍基地再編に進捗がなければ、予算交付は認められない」とどう喝してきたといい「その手法はいまでも変わらないのでは」と話す。「基地で地方財政が潤い、自立につながるということはない。住民や首長が毅然とした態度を示すことが大事」と訴えた。

 再編法の交付金は原発交付金がモデルだ。石川県珠洲市で原発に反対してきたルポライターで市議の落合誓子さんは「お金を一度もらうともう駄目」とアメの怖さを指摘。効果的に金を落としてくるので、反対だった人も脱落し賛成に回るようになる様子を原発ができた地域で見てきた。「だけど、できてしまえば、いつまでも金は出ない。本当に豊かになるわけではない」とくぎを刺した。


(『基地建設阻止』での上記法案についてのコメント)

さて「そんなことよりも」もっと重大な事態にが起こってきました。米軍再編法案が明日にも参議院を通過するというのです。以前は衆議院が通っても参議院で否決されるという図式が当たり前だったのですが、最近の参議院は情けない限りです。自民党は何が何でも議席確保ということでタレント議員を乱立させ、どこまで日本の問題が分かっているのだろうか疑問な人ばかり当選させて来たように思えます。三浦知良さんが立候補の打診を断ったのは賢明だと思います。

米軍再編法案は「アメとムチ」法案として、米軍再編に伴う基地負担を強いられる自治体に、その受け入れ度合いに応じて振興資金を出していこうということが問題とされます。つまり「出来高払い」ということです。岩国や名護市への査定がゼロなのは、基地がまだ出来ていないからです。もちろんこれだけでも十分問題でありますし、自治体が受け入れ拒否を表明したならば、必要なお金が国から支給されないことになります。しかしもっと問題なのは「受け入れ拒否が出来ない状態になる」ということなのです。辺野古の場合でいえば名護市長が受け入れ賛成しても、最終的に沖縄県知事が受け入れを拒否すれば国は基地を造れないことになります。そうさせないために政府はどんな汚い手を使おうが仲井真さんを当選させたのです。しかし今や仲井真さんさえ無視されています。仲井真さんの公約は普天間基地3年以内の閉鎖が新基地建設の条件です。これはもう国から無視されているも同然ですが、仲井真さんが万が一新基地建設受け入れ拒否を表明したとしても、今回の法案により国は自治体の権限を越えることが出来るのです。つまり米軍再編に関する事柄については、土地などの使用権限は自治体から国に移動してしまうのです。ある意味憲法をも越える恐れがあると以前に書いた通りです。辺野古での機材設置強行もこのための既成事実作りであるともいえます

こんな場合の国の「慣用句」は「議論は尽くされた」です。しかし「議論しなければならない」という場合は、時間をかけて議論を積み重ねるということです。議論というのは責任ある意見を交わして、コンセンサスを取る道を模索するためのものです。原稿を持った言い合いは議論とは呼べません。久間さんも「議論すべきだ」というような発言を繰り返していますが、出来レースに乗っかった薄ら笑いさえ浮かべる言葉の交わし合いで歴史を変えようとしているのが今の政府です。

さて、タイムスのリンクにもありますが、久間さんが辺野古の阻止行動で作業員が暴行を受けたというような意見を平然と述べていますが、暴行を加え続けていたのはどっちなのか問いたい思いでいっぱいです。阻止行動のダイバーは海底にしがみついているところを襲われ、右手をつかまれて引きはがされては左手で岩をつかみ、左手を引きはがされては右手で岩をつかみというような攻防を繰り返していました。しかもこちらは素潜りです。プロのダイバーから海底の設置場所を護るので精一杯だったはずです。片手は岩にしがみつき、片手は作業員につかまれていて、その他何が出来るのでしょうか。久間さんの一方的な物言いに対しては断固抗議します。とにかく安倍さん、久間さんの発言の数々は正に歴史に「汚点」として残る大失態であると思います。珊瑚を傷つけただけではなく、平和を真面目に求める人たちを傷つけ、そして歴史そのものを傷つけていると言えるのではないでしょうか。


(辺野古からのメール・・・『カナダde日本語』より無断転載ですが、転送歓迎ということですので、ここでも載せて1人でも多くの方にこの事実を知って欲しいと思います。)

<以下、転載>

今日一日のことを報告します。
これを読むだけでなく、傍観するのではなく、どうか辺野古に駆けつけてください。

明日、明後日も未明より作業が行われる可能性があります。この2週間ほとんど休むことなく警戒を続け、今日も10時間以上海上で非暴力の座り込みを行ってきた仲間達は疲れ切っています。どうか、一緒にこの平和を求める活動に参加してください。

わたし達のほとんどは、皆さんと同じ、何にも所属していない一人の市民です。特にカヌーに乗っている人の半数近くは定年退職者です。わたし達は反対派でも妨害者、過激派でもなく、ましてや日本の軍隊が向き合うような「軍隊」とは天と地ほどの違いがあります。これ以上沖縄を、ジュゴンの海を毀さないでください。沖縄を、日本を、アメリカと一体となって世界中で無垢の市民を殺し続ける加害へと荷担させないでください。ベトナムでの、イラクで市民を殺戮した爆弾はわたし達の島から飛び立っているのです。

どうか辺野古へ駆けつけてください。

・ダイバーが足りません。無抵抗で海底の機器設置場所に座り込むわたし達のダイバーに対して、殴る蹴るの暴行が水中で行われています。多くの目撃者、カメラが集中することによってこのような命にかかわる危険な行為を止めさせることができます。

・カヌーに乗る方が足りません。もうみんなへとへとです。来ていただければ、時間を作って練習を行います。


以下報告です。

昨夜、午前0時には100人ほどの人たちが集まってくださり、交代で寝ながら監視行動を続けました。午前4時、出航準備をしに外に出たところ、海の方からエンジンの音がゴウゴウと鳴り響いています。海上は海上保安庁の船で埋め尽くされていました。

午前5時半、汀間(ていま)漁港から阻止行動の船を出そうとした時に、海上保安庁は異例の船舶検査などを行ない出航時間を大幅に遅らせるという手段に出てきました。

午前7時、既に作業が強行されている海に出ると海上保安庁の大型巡視艇4隻、中型2隻、小型2隻と数えきれないほどのゴムボートが襲ってきました。結果として午前中3ヶ所については作業をさせず、午後もカヌー隊が向かったところでは、作業をやめさせることができました。それでも多くのポイントに調査機器がおろされています。

わたし達は、小さなカヌーにのって6艇ずつが小船に曳かれて一日中走り回りました。また、ダイバー達、シュノーケルの人たちも、海底に打たれる杭の切っ先に手を伏せてギリギリのところで止めるようなシーンもありました。こちらのダイバーはその度に殴る蹴るの暴行を受けています。浜に戻ったときは午後5時半でした。10時間以上海上にいたことになります。

ところで、わたしは子どもの頃父より「海上保安庁の人間には誇りがある、海上自衛隊は人を殺すためにあるが、彼らは人の命を救う仕事をしているのだから」と聞かされていました。もちろん、多くの海上保安庁の方々は紳士的でしたが、とても残念な、酷い行為も今日一日でたくさん目撃しました。

例えば作業船にカヌー隊がしがみついていた時に船がバックを始め、雇われている漁民は安全を考えてゆっくり引き離そうとしていたようですが、海上保安庁のボートから「もっとスピードを出せ!」と怒鳴られ漁民の方は仕方なくスピードを上げました。その結果カヌー1艇が転覆しました。彼らは人の命を守るどころか、危険にさらしたのです。海上保安庁の職員は、まるで防衛施設局の職員か業者のように漁民に指示し、危険行為、場合によっては生命の危険にある行為を行うよう命じました。

違う場面ではゴムボート2艘でカヌーの隊列を挟み、執拗にカヌーを波で煽り、転覆させました。これも一つ間違えると波と船体に打ち付けられ命を奪いかねない行為でした。また、少なくとも2ヵ所で海上保安庁のゴムボートが、白化現象から漸く回復しつつある貴重な浜珊瑚に船で激突しました。手前を走る海上保安庁のゴムボートが積む2機のエンジンがその衝撃で飛び上がるのを目撃しました。

海底にしがみついて非暴力で阻止行動をしているダイバーに対して、作業員もしくは海上自衛隊員たちは殴る蹴るの暴行を加えてきましたが、海上保安庁の隊員は見て見ぬふりです。

しかし国は「反対派」というレッテルを貼り、「妨害行為・暴力行為」をしているというネガティブキャンペーンを必ず展開するはずです。

作業を強行している業者の人も海上保安庁も、海上自衛隊も防衛「省」も国もきっと信じられないのだと思います。金儲けのためでもなく、暴力を振るわれても振るうことなく、他者や自然の平和を守るために行動する人たちの心を彼らは信じられないのだと思います。

全て力でねじ伏せることが出来ると思っている人たちは、非暴力で立ち向かって来る一般市民が心底恐いのだと思います。人の心を信じ、平和を信じ活動する市民たちがいることを心底否定したいがために暴力を持って望んで来るのだと思います。平和を創るために体を張っている仲間たちは「暴力を振るう者が一番弱い」ということを知っているのです。暴力の弱さを国に伝えるために、愛する日本には暴力に頼る国になって欲しくないという命をかけた訴えをしているだけなのです。人間は自分にやましいところがあると他者に対して暴力的になるものです。海上自衛隊導入は「国の逆切れ」と理解していただいていいと思います。

これから国がありとあらゆる方法を用いて「辺野古の阻止行動」に対して張って来る「ネガティブキャンペーン」「マイナスイメージ宣伝作戦」に引きずられてはならないと思います。真実を伝えている仲間たちの声を信じてください。国が今回のことで墓穴を掘っていることに気付くまで、私たちは平和を求めて進むだけです。

<転載、以上>


(沖縄タイムス 5/22)・・・首相「威圧でない」/海事動員

 【東京】安倍晋三首相は二十二日午前の参院外交防衛委員会で、米軍普天間飛行場代替施設周辺海域での現況調査(事前調査)で海上自衛隊を動員したことについて「いわば国の資源を有効活用した」と述べ、問題はないとの認識を強調した。また、自衛隊動員に仲井真弘多知事らが不快感を示していることについては「全く威圧ということは考えていない。掃海母艦も安全の作業を進めるためのバックアップとしてその場にいた。県側にも意図や必要性について誠意を持って説明していきたい」と釈明した。緒方靖夫氏(共産)への答弁。

 久間章生防衛相は同日の閣議後会見で、知事の反応について「仲井真知事の持っているいろいろな県民感情。その辺を今後とも参考にして、大事にしていかないといけないなと思っている」と一定の理解を示した。

 しかしその一方で、「(従来案でボーリング調査を実施しようとして反対派に阻止された)前回のことを考えたらどこまでやるか、万全を期して考えないといけない」と述べ正当性を強調した。

 サンゴの産卵状況を調査する着床具の設置が終了したことについては「ダイバーの一人がレギュレーターを抜かれおぼれそうになったが、大したことにならずにほっとしている」と語った。


テレビや新聞では辺野古の様子は殆ど報道されていません。報道されてもネガティブ・キャンペーンと思しきもののみです。

いったいこの国はどうなってんだ・・・。


便利グッズ・・・2

2007-05-22 23:46:39 | 畑日記 2007年

昨年購入したものの、作業遅れから結局1回も活躍の機会の無かったコレ。

0522 いわゆる播種機でして名前は『ごんべえ』。向井工業製。宣伝してどうする、というとこだけど、コレはなかなかいいですね。今年は既に昨日芽がでたと大喜びしていたパクチョイと小松菜の播種に初めて使ったんだけど、思っていたより使いやすかった。何より早いし楽だ。・・・早いし楽・・・この時期はつくづくありがたく感じる。芽もちゃんとでたし、それにエンドレスベルトを変えるだけで様々な種子の大きさと播種間隔を設定できる。日ごろから"便利さに買い殺されねーゼ"と生意気言っていますがスミマセン、これは便利ですわ。

で、今日はコレを使って、これまた試験的にですがパクチョイとチンゲンサイを露地畑に種蒔きと空芯菜の種蒔きを行う。スッカリおもしろくてなって種蒔きが大好きになりそうだ。それにしても今年はこうして順調に露地畑に種蒔きできるなんて、昨年のことを考えると随分調子がいい。これから時期をあけながら夏場でも葉物が出来るかを試していきます。こうやって少しずつ僕の畑の形を作っていこうとしています。

さあ残るは、スッカリ葉が黄色くなってこれまた苦しそうなかぼちゃの苗を定植(もう遅霜のことは気にしない!)を明日やったら、ひたすらトマト、ナス、ピーマンetcの鉢上げだ。

このごろはこの時間(22~23時頃)にはスッカリ眠くなります。


こちらもお願いします。

にほんブログ村 環境ブログへ・・・「にほんブログ村」

Banner_03_3

・・・「人気ブログランキング」