3303)続・続・災害公営住宅

　あまり大きな扱いではありませんでしたが４月28日、宮城県の応急仮設住宅の住民がゼロになったと新聞記事にありました。応急仮設住宅とは東日本大震災後に被災者向けに建てられたプレハブ仮設住宅のことで、提供機関は原則２年となっていますが、災害公営住宅建設や宅地造成の長期化で延長が繰り返されてきたそうです。

　そういえば盛岡市青山の鉄道防雪林跡に災害公営住宅が建設されています。当店でも以前、建設地の様子をご覧いただいたことがありますが、その後どうなっているのかなと思い、様子を見てみました。


（2017/09/11の様子）


（2020/01/11の様子）


（2020/05/05の様子）

　先述の新聞記事によると３月末時点で岩手県は364人、福島県で51人が仮設住宅での生活が続いていますが、岩手県は2020年度内に全員が仮設から退去する見込みです。この災害公営住宅も年度内の入居に向けＧＷ中も工事が行われており、作業員の声が聞こえてきました。

　新型コロナウイルス感染拡大で今年のＧＷは「我慢ウィーク」でしたが、仮設にお住いの方々は震災以来９年以上「ＧＹ（我慢イヤーズ）」なのですね。

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