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風景居酒屋 ごじゃ満開

2011年03月11日14時46分、東日本大震災発生
(since 2007/8/15)。

3781)南部伊達ひと回り2025 -12景目(釜石線その2)-

2025年07月25日 | 岩手彷徨
 昨日車で移動中に、ラジオから故石原裕次郎氏の歌が流れてきました。曲名は「男の友情背番号3」、言わずとしれた故長島茂雄氏を歌ったものですが、故長嶋氏が巨人入りする前の対談をきっかけに懇意となり、故長島氏を応援する歌としてこの歌ができたようです。スーパースター同士の懇親をリアルでは見ていませんが、その交流は大きな話題になったのでしょうね。でも曲が流れている間、私の頭の中では「来たかチョーさん待ってたホイ」という言葉がエンドレスで回っていました。



 南部伊達ひとまわり2025、釜石駅から乗車した快速「はまゆり6号」は仙人峠を越えて遠野盆地に向かって下っていきます。民話や河童で有名な遠野、遠来の客を案内したことはありますが、自分で巡ったのは鍋倉城址や山口の水車、そして高清水展望台ぐらいでしょうか。


(遠野駅ホーム)

 遠野盆地を西へ進み旧宮守村へ。銀河鉄道の夜のモチーフになったともいわれるめがね橋を渡ります。釜石線の撮影スポットですが、乗っていると空中に浮いたような錯覚に陥ります。


(柏木平~宮守)

 釜石方面から走ってきた快速「はまゆり6号」でご覧いただく最後の車窓は北上川です。列車はこの先、花巻で進行方向が逆となり、盛岡へ向かいます。花巻以降は混んできたのはその気が失せたのか、1枚も撮っていませんでした。


(新花巻~似内間)

 9年前の「南部伊達ひと周り」に比べて締まらない感じが否めませんが、これにて幕。お付き合いありがとうございました。 

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3780)南部伊達ひと回り2025 ー11景目(釜石線その1)-

2025年07月24日 | 岩手彷徨
 本日の予想最高気温は帯広で40度、北見で38度なっていますが、この天気予報を見て「道東といえば網走じゃないのかな?」と思い両市を調べてみたら、現在の北見市は面積1,427平方キロで北海道で一番広い面積を持つ市だと知りました(網走市は470平方キロ)。東西には110キロあるそうで、岩手県に例えれば一関市から滝沢市までが北見市ということですから、その市域の広さを実感しますがそれでも全国第4位だそうで、1位はどこだべか?と調べたら「岐阜県高山市(2,178平方キロ)」でした。



 南部伊達ひと回り2025の続きです。釜石駅からは快速「はまゆり6号」盛岡行で一気に盛岡へ戻ります。SL銀河の運転時は賑やかだった釜石駅も今は静かな日が多いようで、この日も閑散としていました。


(快速はまゆり6号 ー釜石駅-)

 何度も乗っている釜石線、市街地を抜けると上り勾配となり釜石道をくぐりますが、何度も乗っていると言いながら、釜石への往復では釜石線を跨ぐ機会のほうが多いです。


(洞泉~松倉間)

 洞泉を過ぎると・・・と言いながら、快速列車に乗っていると洞泉駅に気づかないことが多く、気づくと左の山の中腹にこの先走る赤い橋梁が見えます。


(洞泉~陸中大橋間)

 陸中大橋駅を通過しトンネルを抜けると、今度は走ってきた釜石線を見下ろします。この区間は車窓案内があってもいいようなものですが、列車は淡々と赤い橋梁を渡って仙人峠越えにかかります。


(陸中大橋~上有住間)

 仙人峠を越えれば滝観洞の入口を見下ろして上有住駅を通過しましたが、大型連休期間だからでしょう、滝観洞入口には出店が出ていました。


(陸中大橋~上有住間)

 上有住駅を過ぎればトンネルを抜け、遠野盆地に向かって下っていきます。

 本日もご来店ありがとうございました。 

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3779)南部伊達ひと回り2025 ー10景目 三陸鉄道(その4)ー

2025年07月23日 | 岩手彷徨
 ちょっと前の話ですが、某駅の待合室の公衆電話に撤去の予告が掲出されていました。携帯電話の普及で利用される頻度が少なくなったと言われ、今の子はかけ方すら知らないかもしれないようで、知人は子供にかけ方を教えたと言っていました。かくいう私も最後に使ったのは一体いつなのか・・・。でも災害発生時には脚光を浴びるのですよね。そういう機会が来ないことを祈るばかりですが。



 南部伊達ひと回り2025の続きです。吉浜駅から釜石駅までの区間は、1984(昭和59)年の三陸鉄道開業時に開通した区間です。この区間を地図で見ると「鍬台トンネル(3,907m)」や「石台トンネル(4,670m)」といった長大トンネルが続きます。このことが吉浜駅~釜石駅間の開通を待たずして盛線(盛駅~吉浜駅間)が開業した背景にはるのかもしれないですね。


(唐丹湾 ー釜石市唐丹町ー)

 唐丹駅を過ぎて石台トンネルを抜けると平田(へいた)駅で、駅から釜石大観音が見えます。見えますが歩いて行くには少々距離がありますね。ふと思い出したのですが、平田駅には震災前(こちら)と震災後(こちら)の2度降りていました。


(平田駅 ー釜石市平田ー)

 平田駅と釜石駅の間にも、釜石トンネルという1,857mのトンネルがあり、抜けると甲子(かっし)川を2回渡って釜石駅構内へ入りますが、2回目は長いトラス橋となっています。地形の関係なのでしょうが直線でなくややカーブが入っています。


(第二大渡川橋梁(後追い) ー釜石市鈴子町ー)

 列車はこの先宮古まで行きますが、本日の私は釜石で下車です。


(釜石駅)

 本日もご来店ありがとうございました。 

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3778)南部伊達ひと回り2025 ー9景目 三陸鉄道(その3)ー

2025年07月22日 | 岩手彷徨
 北東北も梅雨が明け連日熱帯夜・猛暑日一歩前の日々が続いていますが、この暑さに比例して、プランターの朝顔がグングン成長しています。ここ数年何も植えておらず、土の栄養もすっかり無くなっているであろう中ではたして育つか?と思ったのですが、予想に反して芽が出、7月に入ってからは日々つるが伸びています。水を与えているだけなのに成長する様に、植物の生命力の強さを改めて感じています。


 
 南部伊達ひと回り2025の続きです。三陸駅を発車すると車窓左奥に三陸自動車道が見えます。東日本大震災を機に建設が一気に進み現在では気仙沼から八戸まで結ばれています。私も岩手県内区間はよく利用していますが、車での移動は大幅に時間短縮になりましたね。


(三陸駅~吉浜駅 ー大船渡市三陸町越喜来-)

 右手には吉浜湾が見えてきました。手前は吉浜海水浴場でしょうか。最後に海水浴に行ったのはおそらく20世紀だと思いますが、この先も行く機会はなさそうな気もします。


(三陸駅~吉浜駅 ー大船渡市三陸町越喜来ー)

 その吉浜湾の根元にある吉浜駅は、かつての国鉄盛線の終着でした・・という話は以前も触れたと思いますが、終点だったのは12年間で、中間駅になってからの歴史のほうが3倍以上になります。


(吉浜駅 ー大船渡市三陸町吉浜ー)

 この日の吉浜駅での乗降はなし。列車はすぐに動き出し、三鉄としての新設区間に入ります。

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3777)南部伊達ひと回り2025 ー8景目 三陸鉄道(その2)ー

2025年07月21日 | 岩手彷徨
 昨日は参院選。私の指定された投票所は学校の体育館でしたが、夕刻に投票に出向いたところ館内は蒸し暑く、立会人や職員が気だるそうに投票人を待っていました。「若者の選挙の関心を高めるのに、このような業務を経験させるのはどうか?」いう話を新聞で読んだ記憶がありますが、扇風機しかない環境での立会を経験してしまうとかえって足が遠のきそうに思いました。いかがなもんでしょう?



 南部伊達ひと回り2025の続きです。2両編成の宮古行に乗って途中の釜石駅まで向かいます。 しばし大船渡線BRTと並走します。


(釜石~綾里間 ー大船渡市盛町ー)

 その後左に折れて盛川を渡ります。あの日から14年ちょっと、その時とは違う穏やかな姿を見せています。


(釜石~綾里間 ー大船渡市盛町ー)

 その先はトンネル続く中、旧三陸町へ。小石浜改め恋し浜駅を過ぎるとようやく?三陸の海が見えてきます。越喜来湾でしょうか。


(大船渡市三陸町)

 大して乗降がないまま、列車は三陸駅に到着しました。


(三陸駅 ー大船渡市三陸町ー)

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