皆様今晩はッ ・・・
真夜中のミッドナイトシアちゃまぁ~~ッ 司会の藤原の釜焚きちゃまでございますッ ・・・
してッ 今宵お届けいたします映画はッ
こちらでございますッ ・・・・・・・
どぉお~~んんッ!
あッ あぎゃぁ~~~ッ!!!
こッ これは大魔神さんが怒る前の大魔神さんじゃないれしかぁ~~~ッ!!!
ええぇ~~ッ!!
するッてぇ~と今宵の映画は大魔神さんだったのぉ~~~~ッ!!!????
がぴょぉ~~~んんッ
・・・・・・・・・・・・・・・・
いやいやどぉ~もッ 大変お騒がせいたしましてッ
もぉ~しわけございませんでございましたがッ ・・・・・
改めましてッ!
今宵ご紹介申し上げますお方様はッ!!
こちらのッなんとも素朴で優しそぉ~なお顔のッ
仏像様なんでございますッ!!!
ででして早速まずまずはッ
この仏像様のッ 全体さんをばダァ~ッと見ていただきとぉ~ございますれしがッ
所々にッ 鋳物の斑有ッ痘痕や穴ポコさん有ッ!
あッ! こちらはポコ氏君でございますがッ ・・・
まぁ~なんちゅぅ~かッ
良く言やぁ~~チョォ~素朴さんなッ 仏像様でございますッ ・・・
っと言ってもねッ!
今宵のこの仏像様ッ なかなかどぉ~してッ
ちぃ~とパピパピさんな仏像様なんでございますんれしよッ!!!
でしてまずッ その故郷さんでござりますがッ
恐らくはッ 古き朝鮮のお生まれさんかと存じますッ!!
でッ そのわけはねッ!
ひとつにこちらの胸の卍のお印さんッ!!
まぁ~全てがそぉ~ではないよぉ~でございますがッ
仏様の胸に卍を入れるのはッ
朝鮮生まれの仏像様のッ ひとつの特徴さんだそぉ~でございますッ!
んでしてもひとつがッ
この両腕のポ~ズッ!!
えッ!? 坊主じゃないれしッ ポォ~ズでございますッポォオ~ズッ!!
でッ!
まずはゆっくりじっくり見ていただきますればッ ・・・・・
どことなくなんとなくッ
なんかこぉ~~ッ キュッと脇を締める感じの坊主ッ?
いやいやポォ~ズに見えないでございませんれしかッ!!?
ほらねッ!!
ででッ!
この脇を締めた感じの御姿がッ
実はこれまた朝鮮生まれの仏像様のッ
特徴の一つなんだそぉ~でございますッ!!
まぁ~まぁ~とにかくッ
仏像様といやぁ~ねッ!
まずはなんたってッ インドでございますッ!
そしてッ 中国ッ朝鮮と伝わっていったのでございましょうからッ
いわゆるッ 朝鮮生まれの仏像様ちゅぅ~たらッ
ひとつのルゥ~ツでございまさぁ~やねッ!!
でッ!
その朝鮮生まれの仏像様といやぁ~なんたってッ
高麗仏様がッ ダントツの存在さんでございますがッ
さすがに今宵の仏像様はッ
高麗まではッ 遡らないと存知ますれしッ ・・・・
とッなるとッ ・・・・
考えられるのはその後の李氏朝鮮時代になるわけではございますがッ!
但し皆様ッ ・・・・
良くご存知かとは存じますれしがッ
李氏朝鮮時代に入りますとッ
高麗時代まで大切にされてきた仏教がッ
強烈な弾圧を受ける時代へと変貌するんでございますッ!!
してッ 悲しいかなッ
数多くの貴重な仏像様が壊され行くこととなってしまうのでございますッ ・・・
ってことはぁ~~~ッ ・・・・
今宵のこの仏像様ッ もし朝鮮生まれだとしてもッ
そんな弾圧の厳しき時代に存在したのでございましょぉ~かッ ・・・・??
そこでッ 少々考えられるのがッ
このなんとも粗雑に作られたよぉ~なッ
所々の鋳物斑やッ 穴ポコさんからッ ・・・
あッ! こちらはポコ氏君でございますがッ ・・・
もしかしたらッ
そんな厳しき弾圧の中ッ 誠細々と信仰をつないでいた方たちがッ
密かにつくり崇めていた仏像様なのかもしれないでございますッ ・・・
例えばッ この裏側の鋳物跡を見てみるとッ
ハッキリと断言はできないでございますがッ
同じ銅の種とゆぅ~よりはッ
色々寄せ集めた銅を使ってつくったかの如しッ
弾圧の中ッ 鋳物の材料など手に入るわけないからッ
古い銅銭やらなんやらをッ 一生懸命集めたのかもしれないでございますッ ・・・
大きさもッ あまり目立たぬくらいの小さめさんだしッ
なによりッ この温かきかな優しきお顔がッ
弾圧に苦しむ人々の心をッ
そっと包んでくださっていたのかもしれませんでございますッ ・・・
いやいやしかしッ
これはあくまでッ ちゃまの誠にかってな想像さんでございますからッ
ほんとかどぉ~かは定かじゃござんせんでございますけどねッ!!
ただッ
このあまりにもお優しいこのお顔を見ているとッ
いろんなことがッ ついつい頭を廻ってしまうんでございますれしよッ!!
なはははッ ・・・・・
やぁ~まぁ~とにもかくにもッ
この実に素朴すぎるくらいのお姿とッ
この優しきお顔ッ
傍にいてくださるだけでッ 心あおられるッ?? いやッ あわられるぅッ????
いやいやッ 心あらわれるよぉ~でございますッ ・・・・
ってなわけでございましてッ!
折角賜りましたこのご縁ッ
暫しの間ッ 奥の茶室にてッ
そっと海老屋を見守っていただこぉ~かと存じておりますちゃまでございますッ
とにもかくにもッ
ようこそお越しくださりましたッ 仏像様ッ!!
あッ! そぉ~そぉ~ちゃまちゃまッ
ひとつだけ言っとくけどッ
今宵の仏像様ッ ゼッタイ怒らしちゃダメだからねッ!!
それこそ大魔神に変身しちゃうからッ!!
ガッ ガオォオ~~~~~ッ!!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
んなわけないでしょッ ・・・
せっかくのム~ドだいなしじゃぁんッ ・・・・・