皆様ッ! こんばんにゃぁーーーーッ!!!
毎日、物凄く暑いでございますねッ!!
もう こんな日にゃー おっかない怪談でも聞きながら、ゾクゾクゥーー・・・・ッ
てな気分にでも、なりたいところでございますねッ ・・・・ 全くッ ・・・・・
なぁーーんてなこと言ってたら ッ ・・・・・・・
ななななななんとッ!!!
ほんとに やってきちゃったんでございますよッ!!!!
海老屋にッ! コレがッ!!!
まぁーまぁー とにかくッ!! ご覧あれぃッ!!!
どーでございますぅーーー ッ ・・・・・・・ ???
如何にも 気味悪そーーなお化けがわんさかッ ・・・・・・・
見てるだけでも、もーー 背筋が凍りつきそーでございましょッ!!!
さてさて! こちらの版画ッ! 幕末の浮世絵の一つにございまして、描かれたお方は、歌川国芳さんと申しますッ!!
してッ! この国芳さんッ! 当時の浮世絵師の中では、なかなかの異端児ッ!
かの天保の改革といわれた 幕府の悪政を版画によって風刺することたびたびッ!
実は、こちらの版画もその一つッ!!
画題は、『源頼光公館土蜘作妖怪図』としつつも、主役の頼光を当時の将軍家慶に、そして、四天王の一人を天保の改革の張本人ッ、老中水野越前守に見立ててる
ッてわけッ!!
してしてッ! 極めつけは、この大勢のお化けさん達ッ!!!
これは正にッ! その悪政にもがき苦しむ庶民の姿に例えて、思いっきり幕府を皮肉ってるッてな具合なんでございますッ!!
んでッ! 当時の記録によりますれば、この版画のせいで国芳さんは、幕府に捕らえられちゃって、こっぴどく尋問を受けたらしいんでございますが、とにかくスットボケまくりでなんとッ!無罪放免になっちゃったんだってッ!!
ハハハハッ!!
でも、肝心の版元の方が、お咎めを恐れてそそくさとこの『頼光公館土蜘作妖怪図』
を廃刊にしちゃったッて落ちがあるようでございますッ!!
まぁーー いずれにせよ本当に見てるだけで、ゾクゾクッてする絵でございましょッ!
当時の人々は、厳しい暑さをこの様なお化けの絵を見ながら、ブルブル震えて暑さを凌いでいたのでございましょうねッ! ???????
ハハハッ ・・・・・
さながら 幕末の即席冷房機ッてなもんでございますッ!!!?????
とくりゃッ! 我 海老屋もこの版画さんを見ながら、今年の夏をば乗り切ってッ!
エコに一役貢献でございますぞぉーーーーッ!!!
えー子 えー子 ッ ・・・・・・・・・ なんちゃって ッ ・・・・・・・