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目眩く思想世界擬きと言霊フロンティア
Depuis 2005/05/19

梗塞

2006年10月26日 22時57分16秒 | Diary
明日が来て、今日が昨日になって、ただそれだけのことが、なんでこんなにしんどいんだろう

1限数理統計に間に合うように起きたはずなのに、なぜか気分が非常に悪くそのままボイコット。何かが心の中に詰まってしまったようだ。
2限とりあえず学校に来てみたが言語比較論も出られず。面白いから出ればいいのに。
昼休み 明日の物理学情報処理論のレポートを作成しようと思ったがノートの類を忘れたことに気づき戦意喪失。さらに眠気まで襲ってきたので図書館でふて寝。
3限ギリシア語予習をしていないので当然のようにサボる。そろそろ何か活動しないとまずいと思ったが何も持ってきていないので倉庫でネジの仕分けをする。径2mmのネジを大量に発見。
4限情報フルーエンシー。まだかなり気分悪いけど出ないともう一日が終わってしまう。モチベーションだけは上がる。

幽霊部員になっている後輩に会う。逃げられるには惜しい人材だったのでたまにはサークルにおいでと励ました後、個別指導のバイトへ急がなければならないので自転車を探すが見当たらない。このままだと確実に遅刻だ。繋ぎのカロリーメイトを頬張り、バスで行く旨を予備校へ告げる。とんだ出費だがやむを得ない。

しかしこの辺りから、焦るどころか、どす黒いものが墨のように湧き上がってきた。そう、これが今朝からの窒息感の正体だった。金に困っていた上にJavaの面接の結果待ちで気が急いていたとはいえ、そもそも個別なんてものを勢いだけで始めてしまったのが何かの間違いだった。エネルギーの使い道を間違えた。こんな過去志向の仕事は今の僕にとって足枷以外の何モノでもない。全力で後ろに引っ張られながら歩いている感じがする。指導や準備のための労力が自分のどの血になり何の肉になると云う?さっさと辞めて余った時間は全部自分の未来のために使ってしまいたい。それが何の苦もなくできるなら問題はない。しかし自分から引き受けておいて辞めますというのは最後の良心が痛む。はじめて一月も経っていないが、早くもどうやって辞めるかを真剣に考えるようにさえなっていた。できれば適当にやって切ってもらったほうがこっちも諦めがつく。それでもまだ難しい。そこへ遅刻の危機ときた。加えてこれは不可抗力だ。どうせ間に合ったところで120分のうち授業は実質30分程度しかやらない。後は雑談だ。1時間遅刻したって大して変わらない。いやそれよりも、遅刻なんて恰好の理由になるじゃないか。

そんなことを考えているうちにバスのアナウンスが聞こえる。・・・三条?それは一体どこだ。僕の知る限り三条は丸太町よりも南だ。曲がるべきところをとうに通り過ぎてしまったことを知る。バスを間違えたらしい。いよいよ遅刻だ。もはやどうでもいい。言い訳臭い態度を見せて、自分の無能力をせいいっぱいアピールしよう。生徒と親御さんには申し訳ないが、今のなあなあを続けていっても互いに無利益だ。既に僕はもっと将来性のある別のプロジェクトに繋がれている。受験産業と縁が切れたところで損はしない。寧ろ一年半のブランクをもって未だ過去にしがみつこうというところに哀愁さえ感じる。よしや自分の手を血に染めてでも(言い過ぎた)、未来を掴み取りにいこう。

僕の画策は果たして失敗に終わった。結果として30分は遅刻したわけだが、「今後注意してください」で終わった。日ごろまじめなふりをしておいたのが裏目に出たのだろう。注意って何だ?今後があるのか?もう勘弁してくれ。

学校に戻ったら自転車はわけのわからんところに追いやられていた。4限後に生協の前に大きなトラックが停まって搬入出をやっていたから、邪魔だということでどけられたのだろう。迷惑なこった。

もし基本情報技術者に受かってたらまた資格受けようと思ってます。今興味があるのは

・簿記:金銭感覚が身につくかなという淡い期待と切迫感
・ソフトウェア開発技術者:順当にいくなら基本情報の次はこれ
・TOEIC:そろそろ復讐
・漢検:漢字は昔から好きだし得意なつもりなので。資格では一番自己満足に終わりそうだけど
・京都検定:地元なので。国史の勉強にもなりそう

でも一番切実なのは
・仏検
かも。言語機能論の東郷先生によると
 外国語上達の秘訣の第一は、「なるたけお金をかけよ」ということになる。なぜか。それは学習を続ける動機を生むためである。人間とは現金なもので、ただの授業をさぼっても心は痛まないが、身銭を切った授業はもったいなくてとても休めない。かけたお金が高額であればなおさらである。

 トロイアの遺跡を発見したシュリーマンは、語学の達人として知られていた。彼の学習法は独特のものであった。彼は新しい外国語の学習を始める前に、町で暇そうにしている老人を一人見つけ、週に一度自分の家に来てくれるように頼み、高額の謝礼を払うのである。シュリーマンはどんなに忙しくとも、老人がやって来ると仕事を中断し、ただ座っているだけの老人を前に、学習を始めた言語を復唱し暗記したという。シュリーマンは、外国語の習得には、それを続けざるを得ない環境に自分を追い込むことが必要不可欠だと心得ていたのである。けだし卓見である。
ということだ。シュリーマンが本当にトロイを発見したかどうかはさておき、なんともまぁ、というほかない。要するに自分の性格を綿密に分析した結果、それくらいの追い込みをかけないと恐らく系登録にもっていけないってことですね

マウスの部品がだいたい揃ったので設計して早く組み始めたい。これから楽しくなるなぁ。

Enlighten

2006年10月26日 00時37分10秒 | Diary
25(WED)
#8:40 起床即刻ルートをJRに切り替える。やっぱアラームを近くに置くのは間違ってる。やっちゃいけないとこでまた寝坊。サイアクだ。
#10:00 バイト。
#14:50 4限計算地球物理学に入ろうと思ったら、鍵がかかってる。なんで?ちょっと遅れただけじゃん。買出しも飯も抜いて帰ってきたのに。サイアクだ。
#16:30 5限演習。何故か4限の出席をつけることができた。でも4限出てないので演習内容もよくわからない。Fortranはいいんだけどgnuplotにまだ慣れない。
#19:00 解剖で鶏肉が余ったという友人の誘いに乗りミニパーティ。鍋はダシが利いて文句なしにうまかったし、クラスメートの面白い話が聞けてよかった。人の下宿に上がりこんでグダグダすれば疲れも吹っ飛んだ気になる、この時間がなんというか好き。開眼するというか、世界が輝いて見えるというか、僕の知らないいろんな話がつながっていく。たった一つの学部で集まってるのに、たくさんのモノが見えてくる。この仲間も大切にしたい。理学部ってサイコー。