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目眩く思想世界擬きと言霊フロンティア
Depuis 2005/05/19

情報フルーエンシー

2006年12月15日 01時26分50秒 | Diary
 巷ではノロウィルスなるものが流行っているらしいが、僕にはまだ襲ってこない。直接の死因になることはなく時間が経てば自然治癒するらしいと聞いてタカをくくっているわけだが、体が弱っているところに喰らうと、5分毎に上下から排泄という悲惨な目に遭うという話を小耳に挟んだ。なんとも恐ろしい。今までワクチンなしで大丈夫だったのは意外と幸運なのかもしれない。

 今朝のバイトは結局休んだ。ただ眠かっただけなのだが、一応直に食べ物を扱う仕事だから、一言「風邪をひいた」とでもいっとけば敏感な向こうさんは素直に信じて認めてくれるだろう、と思うのは甘えすぎだろうか。
 明日の物理学情報処理論のレポートが珍しく期限前に終わった。自分で書いたプログラムにポインタが登場したのは実に初めてだ。いや、VBばっかりやってるとアドレスとか普段ほとんど意識しなくなっちゃうからね・・・でも今さらになって気づいたけど、各言語での関数が値渡しなのかアドレス渡しなのかとかそういうのはしっかり把握しておかないとまずそう。

 昼休みのメディアセンターがいつになく混んでいる気がする。多分この時期になってコピー機の前に行列ができ始めるのとほぼ同じメカニズムなのだろうが、こっちがレポートで躍起になっているときに隣で某オレンジの某mixiの画面を開いて遅いネットワークにイライラ気味で必死にコメントをたたいてあちこち回る人、鬱陶しいからやめてほしい。そんなの家でやってくれ。家にネット環境がないのならしかたないけど。っていうかそれくらいの時間つぶししかできないのかよ!

 多分かなり知られてきている事実だが、メディアセンターのPCはこの冬に総入れ替えを行う。なんでも5年ぶりだという。入れ替えの間PCが使えなくなるかと思うと、メディセン依存率の高い僕は非常に困る。普段遅い、遅いと叩かれまくっているこのシステムも、家で実際にVMWare Playerなどを使ってみようとするとこれだけのものを構築するのがいかに大変かということがわかってきた。その点では京大の情報システムには感謝感謝である。特にLinuxの環境は素人が使う分には充実していると思う。すんなりと使えないのはJavaくらいのものだろう。あとUSBメモリを読んでくれないのが惜しい。Windows環境はユーザー情報を覚えていなかったりいまどきタブブラウザじゃなかったりとちょっとアホなところもあるが、雪解けの頃にはどんな環境がやってくるのか楽しみだ。今のネットワークが遅いのはPCが悪いせいもあるが、PCの数が多いせいでもある。PCが多いのは京大生のためだ。要するに京大生が多すぎるのである。「京大生」というラベルを持っている人間は一年につき何千人というペースで増えつつあるのだから、そこらへんもっと自覚しとかなきゃ、とか思ったり思わなかったり。

 記事タイトルにしてあるこのよくわからない名前の授業、これはメディアセンターで実験的に始まってまだ3年目の教養科目。情報を「創る」「表す」「得る」「伝える」「整理する」「使う」などさまざまな観点から取り扱うという点では文系向け情報概論って感じだけど、それと同時並行でもう一つプロジェクトを扱う。学生は4人と少なく、2チームに分かれて自分の関心のある分野をテーマに勝手に目標を設定して勝手にプレゼンを発表するという、つかみどころのない色モノ授業。

 奇しくもというか自然の摂理というか、チームは文系と理系でテーマまできれいに分かれた。相手のチームは総合人間学部で、テーマは「mixiを主とするSNSなどのウェブメディアとプライバシー意識」という感じで社会調査をしたりするらしい。それはそれで面白そうだけど、今回は見送った。こっちのチームは何をやるかというと、物理工の学生と「ロボカップシミュレーションリーグ」を相手にしている。ロボカップにシミュレーションというリーグがあったこと自体驚きだが、開発と開発者へのインタビューの2本立てでプレゼンを作る予定。

 開発はさすがにロボカップというだけあって手強い。言語もJavaだし。VB2005のアナロジーでなんとかなれば上出来か、という感じ。半期で一から開発するのは無理があるので、レディメイドのサンプルチームをいじって強くする・・・つもりだけど全然進んでない。何かの結果を出すという目標を考えると正直やばい。ただこっちはプログラミングの醍醐味で云うまでもなく面白い。とくにデフォルトでのコンピュータの間抜けっぽさが。どこかに動画があったので見つけたらリンクを張ろうと思う。サッカーがわかるともっと面白いと思うのだが残念ながら僕はサッカーを殆ど見ないしやりもしない。

 問題はインタビューで、悔やむべきことに僕は今までインタビューという活動の経験がない。今日インタビューの計画を助手さんと3人で練っていて実感したのは、項目を削ったりまとめたりするのが意外に難しいということ。相手はロボカップの仕掛け人の一人ということらしく、開発と運営の両刀使いのようだ。それだけにどちらの話も聞きたい(開発はもちろんだが、運営はレスキューロボコンの運営の参考にもできるし将来チームプロジェクトというものを考える際の種にもなる)のだが、どうもインタビューの機会だけが先行して、自分の一番の関心というのがまだクリアになっていないのが原因のようだ。「実際に自分がこの質問をされたら何について答えてあげるか」「この質問は本当にすぐに答えられる質問になっているか」ということまで考えたほうがいいと先生に云われた。質問のブレイクダウンか・・・

 致命的なのは、僕の学部の卒業単位に数えられないこの授業が一番大変そうだということだ。

 明日はサークルの忘年会。先週末はレスコン実行委で、先週はバイト先で忘年会があったから3度目だ。今週末は謎の校舎泊り込み。月曜に問題のインタビューと仏会話の試験(ほぼ絶望的だけど)とがあるのでそれに備えて集中的に勉強・・・できるといいねぇ。でもマウスの加工もしたいなぁ。部室が寒いからこういう機会がないとなかなか加工をする気にはならない。

ヴェンカーの地図

2006年12月14日 01時17分03秒 | Diary
 時は1876年、あるドイツ人言語学者が標準ドイツ語で書かれた40の文例を全国の小学校に送付し、現地の方言に翻訳して送りなおすよう依頼した。これをもとに方言地図を作成し、ドイツにおける言語地理学の端緒を切ったその学者Georg Wenkerの名をとってこの文例はヴェンカー文例(Wenker Säz)と呼ばれるのだが、ここで云いたいのはフランス語履修者の僕がこれを今日2限の比較言語学までに訳さなければいけないことをさっき思い出したということ。古すぎて辞書に載ってない単語もあるらしい。多分来週でも勘弁してもらえると思うけど、いやはや。朝のバイト休もうかなぁ。

 この地図は当時のドイツにおける言語分布を知るものとしてはかなり良質で重要な史料であり、現代に至って3Dデジタル化もなされているらしいのだが(DiWA:Digitaler Wenker-Atlas))正直どこを見たらいいのかわからない。

 どこに突っ込んだらいいのかわからない?

 ブログ復活はまだ先送りになりそう。ブログに価値を見出せなくなったわけでは決してないし続けることで得るものは多いと思うけど、書くのに費やす時間と効用とのバランスを再考するとねぇ(特にこの試験前の時期)。ブログをもっと手軽に書くための環境作りを進めてる、ってことで。とりあえず今のアプリケーションの報酬が入ったら(時期も額もわかんないけど)自分へのごほうびとしてモバイルを買ってWebを持ち歩くことにしようと思っている。

 それからこのブログの方向性ってのも問い直したい。今までみたいな愚痴だらけのブログのままでいいのか、もうちょっと現実回帰を目指したブログにするのか、あるいは両方か。とはいっても、既に情報は充実している巷のLifeHackブログの類に加わっていくことには「今更」感があるし、僕自身、自分の中に着々と根ざしつつあるそういうビジネスパーソン的なモノに少々嫌気がさしてきてもいる。ただ、年度末の進路選択の背後にちらちら伺い見える院の選択や就職のことなど考えておくべき問題は多い。ため息が出る。

P.S. 44251の学校に送られたヴェンカー文例のうち返事は40736通だったという。個人による調査としては、いまどきのアンケートと比べてもすごい回収率だ。ちなみに英訳なら発見。助かった。

November Forever

2006年11月28日 00時14分02秒 | Diary
ブログが死ぬときという記事によれば、ひとたび放置されたブログは78日経過すると9割の確率で自然消滅していくそうである。人の噂も七十五日、というのはちょっと違うと思うが、自然消滅しないうちに戻っておきたい。書くことがないわけではないが、NF(11月祭)前は忙しすぎて書く時間がなかった。まさかこんなにブランクが空くとは正直思っていなかった。NFが終わったからといって別に暇になったわけではないのだが、口でいくら忙しいと言い訳したところで、こんな風にブログやmixiを徘徊する人間は自分が暇人であることを大声で叫んで回っているようなものだ。仕事で書くのでもない限り、ブログなどは所詮暇人の玩具なのである。本当はそれよりも心の整理をする暇がなかった、というのが正確なところかもしれない。書いても書いてもすっきりしないのなら、わざわざ時間を費やしてまで書く意味がない。

そういやこんなの来てた。

ソフトウェア試験の参考書をぱらぱらっとめくってみたけど、範囲は基本情報試験とあまり変わらない気がするなぁ。レベルもあまり掘り下げている感じがしない。得したんだか損したんだか。

11月終わっちゃった・・・

日本橋サディスティック

2006年11月14日 11時28分43秒 | Diary
回るワケがない

と心中呟きながら気合で回そうとしてみる日常


ブログ書けてねぇなぁ

13(MON)
日本橋駅から恵美須町駅まででんでんタウンを舐め歩くことを学習する。かなり時間に余裕ができたからいろいろ買おうと思ったら、金がなかった。帰れなくなるのは寒い(ネタとしては面白いが)のでいくらか買い残した。次はいつ行くかわからないというのに。

バイトから帰ってきて26時までマウスの加工。家に向かうのも億劫になるくらい寒い。6000円したエンコーダのネジ穴を一つ無駄に殺してしまった。買い直すのもやりきれないのでそのまま使うことにしよう。

大阪は交通マナーが悪い、とよくいうけど、少なくとも僕のよく行くところでは、実際にはそんなに危険な感じがしない。確かに歩行者の動きを見る限り信号機は機能していないも同然だし、車でさえ赤信号を堂々と無視して曲がってくる。こんな交通は京都では見たことがない。というか京都でこれをやられたらたまらない。でもよく見ると、歩行者を警戒してか車はかなり徐行している。それに見渡せば道の広さに比べて交通量が圧倒的に少ない。僕には大通りに思える道路でも意外と車が通らない。目をつぶっていても車道を渡れそうだ。そもそも車というものがあまり必要ないのかもしれない。京都の地下鉄は十字にしか走っていないし、私鉄も高いし、電車の不便を補うべきバスはダイヤ通りには来ないし、来たら来たで修学旅行生の缶詰みたいになってるしで、交通機関はまだまだ満足できるクオリティではない。どこに行くにもマイカーか自転車、ということになる。一方大阪では文字通りの鉄道網が発達している分、自動車への依存度が低くて済むのかもしれない。その安心がこの妥協的な交通マナーを生んでいる、そんなところか。

・・・とか考えて歩いていたら早速、十字路で車の激突現場に出くわした。パトカーが現場検証をやっている。出会い頭に派手にやっちゃいました、てへへ。2台のボンネットがそう語っている。やれやれ。

クリエイターズハイ

2006年11月07日 01時01分38秒 | Diary
えっといつから日記書いてなかったっけ。忙しすぎる。


起きたら午後 そんな休暇明け


2(木)
4限情報フルーエンシー。プロジェクトが一つできあがる。またまた忙しくなるな。
3(金)-5(日)
2泊60時間怒涛の合宿。メロディーの舞い交う4共校舎の一角でノイズとカーボンとアルミを撒き散らす。何とも環境によろしくないサークルだ。NFに向けいろいろなプロジェクトが集中的に進む。マウスはといえば、CADの基本的な使い方にはだいぶ慣れたけど根本的な設計ミスで振り出しに戻ったり。使ってみたら実は簡単だけど、最初から完璧な設計をするのは無理だという教訓を得た。でもタイヤがうまく作れたのは嬉しい。まだ早いけど、ハードが終わったら次は回路の密度が勝負。マウスで東京に行った先輩が、全員撃沈している日曜の朝8時に優勝楯を携えて帰ってきたのには本当に励まされた。
6(月)
調子に乗って0時半までカラオケ。帰宅してから10時間以上寝たのにまだ眠い。木、金、土と平均睡眠時間が3時間になってたからなぁ。これほど猛烈な眠気は久々だ。3限の仏語は会話なのに寝そうだった。電車の中でぐったり。リポDもカロリーメイトも全くエネルギーになっていない。iPodを家に忘れたというのに、眠すぎて夜道の寂寞すらも敵ではない。風呂に入ってちょっと持ち直したので設計をやり直そう。

A.K.S.

2006年10月31日 01時12分35秒 | Diary
30(MON)
2限力学続論。3限仏語宿題ができてないのでサボる。もうだめぽ・・・この調子じゃ。4限スパコン。

バイト先の地下鉄に変な人が乗ってくる。ピンクの長いカツラと女装のようなコスプレみたいな衣装。これがちょっとイカれた京大生や寮生だったら許しただろう。あるいは美少女だったら一点も減点せずに許しただろう。しかし現実目の前にいるのはオッサンである。大阪産の、死んだ魚みたいな目をしたオッサン。仮に相当変なイベントかなんかがあったという言い訳が聞こえたとしても、こっちゃ疲れててもう何がなんなのかわからん。意味がわからん。空気が読めん。ってかお前空気読め。なんともなかったかのようなそんな顔でその車両に存在するな。いやこれが大阪か。大阪はこれが普通なのか。確かにあたりを見渡せば、京都だと普通に気持ち悪いと思われても仕方ないような髪のオバさんとかがうようよしている。ふと信号を見たら黄色と黒と紫だった、そんな感じ。

小さな子供が駅のエレベータが動くのをじっと見つめている。特急の待ち行列に割り込みをかけてきた外人がPDAでソリティアをやっている。夜行バスのごとく静かな列車に乗り、街中に溢れる白い安っぽいイヤホンケーブルでナンバガを聞いてみる。少し気持ち悪いがそのうちクセになるかもしれない。まるで、普通の肉と思いこんでラムを食ったときの感じ。

電車を降りて鴨川を上がる。夜の土手で愛を語る複数形のつがい。対峙するは仏語を聞いて自転車を漕ぐ自分。全く、人の帰り道でイチャイチャしないで欲しい。それともまさかまさか、踏み込む領域を間違ったのは貴様の方だとでも彼らは主張しているのだろうか。どうにも自信がなくなってきた。それに何だ?なんで仏語なんか聞いてるんだ?「ジャックがとても親切」だろうと、いかに「そのフランス人男性が箸を使うのが巧」かろうと、そんなこと自分には関係ないじゃないか。だめだ。このままだと遅かれ早かれ凍え死ぬ。アジカンシンドローム再発。惨めに凍え死ぬよりは絶頂のただ中で車に跳ねられて死ぬほうがまだマシだ。呼吸困難に陥る前に重低音のエアを纏う。誰もいなくなった世界で歌を歌う。

途中寮に寄ってみたら、寮生が焼け跡で何かの映像を投影していた。11年前に寮が焼けたときの映像だった。よくわからないが自分の住処が焼ける映像を肴に寒空の下で秋刀魚を焼く難民たちの神経に乾杯したくなった。能天気なようでいて、実はただごとではないのかもしれない。ひょっとしたら何かのネゴのための戦略を吟味していたのかもしれない。いずれにしても絵になる。

金に困る友人から6000円の借金をとり立て、にやけ顔で家へ向かう。この紙切れは明日への燃料だ。

それは感情論のSOS ( Asian Kung-Fu Generation )

サンデイ

2006年10月30日 07時47分37秒 | Diary
29(SUN)
神戸で無理をしたのか気づかぬうちに風邪が悪化したようだ。37度と微妙に発熱しながらの作業。充電器改造と電池セット完成。マウスは回路などよくわからない点が多く前に進めない。その他は進んだり停滞したり。

晩に久々に家族揃っての外食。ちょっと寒いけど炭火焼。芋焼酎で酔っ払って家で倒れこんだらなぜか調子がだいぶよくなった気が。薬も飲んでないし養生もしてないのに、酒は百薬の長だね。

設計と製作に時間をとられて、休日にやろうと思ってた部屋の片付けとか授業資料のまとめとかPCの整理とかは結局できなかった・・・

Morning Strategy

2006年10月28日 21時16分41秒 | Diary
バイトの緊張から解放される週末は授業があるにもかかわらず朝から晩までなんだかぽけーッとしてしまう。

28金
1限物理学情報処理論。学部の端末から講義のWikiにつながらない。何もできないままぼんやりと1限終了。
2限言語機能論。先生と話をするのが楽しい。充実した金曜。
3,4限CG実習。ちょうど目の前にPCがあるのでRubyはそっちのけで今日締め切りのレポートを完成させる。メディセンでTeXを使うのは1年ぶりだ。解析力学演習のほうも出ないとまずいなぁ。

29土
神戸という街はやはり魅力的だ。なんで訳もなくウキウキするんだろう。同じ街に山と海が背中合わせになっているからだろうか。街中に洒落た空気が漂っているからだろうか。せっかく来たのだから誰かとこの街で休日を享受したいが、そういう余裕もない。今日はレスコン実行委。組織運営と技術蓄積の両方がバランスよく学べるいい機会だとは思う。自分に役割が与えられたことを意識するとモチベーションも上がるというものだが、なにぶん疲れる。12時間外出していたことになるのだから。喉も乾いて痛む。昨夜の間にドギツい喉風邪をひいたようだ。

5時から7時まで20分おきに目覚ましをかけても目覚めない神経をついに獲得したところで、早朝戦略を変えてみる。単にアラームを携帯からiPodに変えてみただけ。スッキリはしないが強制覚醒。睡魔の隙をついてさっさと着替えるが、また寝てしまう。部屋が散らかって仕事のとっかかりがつかめないのが恐らく一因。

最近部屋にいるときに、視界の端に何かいるような気がしてそっちを向くと何もいないということがよくあります。そのうち本当に何か出ちゃったりして。霊感でもついたんでしょうか?まぁ単に疲れてるだけでしょう。目も酷使してるし。

梗塞

2006年10月26日 22時57分16秒 | Diary
明日が来て、今日が昨日になって、ただそれだけのことが、なんでこんなにしんどいんだろう

1限数理統計に間に合うように起きたはずなのに、なぜか気分が非常に悪くそのままボイコット。何かが心の中に詰まってしまったようだ。
2限とりあえず学校に来てみたが言語比較論も出られず。面白いから出ればいいのに。
昼休み 明日の物理学情報処理論のレポートを作成しようと思ったがノートの類を忘れたことに気づき戦意喪失。さらに眠気まで襲ってきたので図書館でふて寝。
3限ギリシア語予習をしていないので当然のようにサボる。そろそろ何か活動しないとまずいと思ったが何も持ってきていないので倉庫でネジの仕分けをする。径2mmのネジを大量に発見。
4限情報フルーエンシー。まだかなり気分悪いけど出ないともう一日が終わってしまう。モチベーションだけは上がる。

幽霊部員になっている後輩に会う。逃げられるには惜しい人材だったのでたまにはサークルにおいでと励ました後、個別指導のバイトへ急がなければならないので自転車を探すが見当たらない。このままだと確実に遅刻だ。繋ぎのカロリーメイトを頬張り、バスで行く旨を予備校へ告げる。とんだ出費だがやむを得ない。

しかしこの辺りから、焦るどころか、どす黒いものが墨のように湧き上がってきた。そう、これが今朝からの窒息感の正体だった。金に困っていた上にJavaの面接の結果待ちで気が急いていたとはいえ、そもそも個別なんてものを勢いだけで始めてしまったのが何かの間違いだった。エネルギーの使い道を間違えた。こんな過去志向の仕事は今の僕にとって足枷以外の何モノでもない。全力で後ろに引っ張られながら歩いている感じがする。指導や準備のための労力が自分のどの血になり何の肉になると云う?さっさと辞めて余った時間は全部自分の未来のために使ってしまいたい。それが何の苦もなくできるなら問題はない。しかし自分から引き受けておいて辞めますというのは最後の良心が痛む。はじめて一月も経っていないが、早くもどうやって辞めるかを真剣に考えるようにさえなっていた。できれば適当にやって切ってもらったほうがこっちも諦めがつく。それでもまだ難しい。そこへ遅刻の危機ときた。加えてこれは不可抗力だ。どうせ間に合ったところで120分のうち授業は実質30分程度しかやらない。後は雑談だ。1時間遅刻したって大して変わらない。いやそれよりも、遅刻なんて恰好の理由になるじゃないか。

そんなことを考えているうちにバスのアナウンスが聞こえる。・・・三条?それは一体どこだ。僕の知る限り三条は丸太町よりも南だ。曲がるべきところをとうに通り過ぎてしまったことを知る。バスを間違えたらしい。いよいよ遅刻だ。もはやどうでもいい。言い訳臭い態度を見せて、自分の無能力をせいいっぱいアピールしよう。生徒と親御さんには申し訳ないが、今のなあなあを続けていっても互いに無利益だ。既に僕はもっと将来性のある別のプロジェクトに繋がれている。受験産業と縁が切れたところで損はしない。寧ろ一年半のブランクをもって未だ過去にしがみつこうというところに哀愁さえ感じる。よしや自分の手を血に染めてでも(言い過ぎた)、未来を掴み取りにいこう。

僕の画策は果たして失敗に終わった。結果として30分は遅刻したわけだが、「今後注意してください」で終わった。日ごろまじめなふりをしておいたのが裏目に出たのだろう。注意って何だ?今後があるのか?もう勘弁してくれ。

学校に戻ったら自転車はわけのわからんところに追いやられていた。4限後に生協の前に大きなトラックが停まって搬入出をやっていたから、邪魔だということでどけられたのだろう。迷惑なこった。

もし基本情報技術者に受かってたらまた資格受けようと思ってます。今興味があるのは

・簿記:金銭感覚が身につくかなという淡い期待と切迫感
・ソフトウェア開発技術者:順当にいくなら基本情報の次はこれ
・TOEIC:そろそろ復讐
・漢検:漢字は昔から好きだし得意なつもりなので。資格では一番自己満足に終わりそうだけど
・京都検定:地元なので。国史の勉強にもなりそう

でも一番切実なのは
・仏検
かも。言語機能論の東郷先生によると
 外国語上達の秘訣の第一は、「なるたけお金をかけよ」ということになる。なぜか。それは学習を続ける動機を生むためである。人間とは現金なもので、ただの授業をさぼっても心は痛まないが、身銭を切った授業はもったいなくてとても休めない。かけたお金が高額であればなおさらである。

 トロイアの遺跡を発見したシュリーマンは、語学の達人として知られていた。彼の学習法は独特のものであった。彼は新しい外国語の学習を始める前に、町で暇そうにしている老人を一人見つけ、週に一度自分の家に来てくれるように頼み、高額の謝礼を払うのである。シュリーマンはどんなに忙しくとも、老人がやって来ると仕事を中断し、ただ座っているだけの老人を前に、学習を始めた言語を復唱し暗記したという。シュリーマンは、外国語の習得には、それを続けざるを得ない環境に自分を追い込むことが必要不可欠だと心得ていたのである。けだし卓見である。
ということだ。シュリーマンが本当にトロイを発見したかどうかはさておき、なんともまぁ、というほかない。要するに自分の性格を綿密に分析した結果、それくらいの追い込みをかけないと恐らく系登録にもっていけないってことですね

マウスの部品がだいたい揃ったので設計して早く組み始めたい。これから楽しくなるなぁ。

Enlighten

2006年10月26日 00時37分10秒 | Diary
25(WED)
#8:40 起床即刻ルートをJRに切り替える。やっぱアラームを近くに置くのは間違ってる。やっちゃいけないとこでまた寝坊。サイアクだ。
#10:00 バイト。
#14:50 4限計算地球物理学に入ろうと思ったら、鍵がかかってる。なんで?ちょっと遅れただけじゃん。買出しも飯も抜いて帰ってきたのに。サイアクだ。
#16:30 5限演習。何故か4限の出席をつけることができた。でも4限出てないので演習内容もよくわからない。Fortranはいいんだけどgnuplotにまだ慣れない。
#19:00 解剖で鶏肉が余ったという友人の誘いに乗りミニパーティ。鍋はダシが利いて文句なしにうまかったし、クラスメートの面白い話が聞けてよかった。人の下宿に上がりこんでグダグダすれば疲れも吹っ飛んだ気になる、この時間がなんというか好き。開眼するというか、世界が輝いて見えるというか、僕の知らないいろんな話がつながっていく。たった一つの学部で集まってるのに、たくさんのモノが見えてくる。この仲間も大切にしたい。理学部ってサイコー。

リセット

2006年10月24日 22時46分46秒 | Diary
昨日の寮と副学長の交渉は決裂したらしい。建て替え問題、ひいては部室問題は振り出しに戻ったということか・・・

火曜のルーチン
#07:50 京都を出発
#10:00 バイト
#13:40 買い物
#15:00 大阪を出発
#17:00 バイト
#19:30 解放
疲れたけど自分の意志で動いてるんだから文句は言えない。売り切れの部品があったのもまだ許せるとしよう。何がショックって、ずいぶん当てにしてた店の一つが火曜定休だということを知ったのがかなりショックだった。せっかく火曜は日本橋まで安上がりで行けるのに・・・今日揃うはずだった部品がまだ揃ってない。そんなヘトヘトな一日の終わりでも部室へ寄ればモチベーション回復。みんながんばってるなぁ。僕もがんばらなきゃ。

吝嗇風邪

2006年10月24日 00時17分58秒 | Diary
2限力学続論。1回生の知人が3人ほどいることに気づく。いいじゃん、去年単位とってないんだよぅ
3限仏会話。自分を除いて唯一内容を追えていないように思えた女の子がやめたっぽい。あーあー仲間だと思ってたのに。僕は系登録がかかってるからやめるわけにはいかないんです、馬鹿ですはい

4限スーパーコンピューティング。最初の演習。後期に入ってFortranが着実に僕の頭に侵攻してきてるな。今日興味深かったのは、なぜスパコンではCではなく未だに敢えてFortranを使うのかという話。世界最初のプログラミング言語であるFortranには蓄積と伝統があるから、というのも確かに一つの解答ではあるが、既に30年のキャリアをもつCに依然とって代わられない理由としては不十分。答えはズバリ"不便だから"。なんじゃそりゃ、という話だが、きちんと説明すると"人間にとって不自由"ということは"人間のプログラミングがコンピュータにとって予想外でない"ということ。予測の範囲内でプログラムが流れていくからコンパイラの最適化がしやすい、つまり機能的制限があるからこそ、多機能で自由度がありすぎるCよりも速くて無駄のない制御ができる、ということらしい。ここがよく云われるところの"世界最速"の正しい意味なのだろう。効率を最優先するスパコンやリアルタイム制御、並列処理の世界においては、人間のためにこそコンピュータの気持ちで物を考えるべきで、その結果開発者である人間の側の便宜は多少削られてもやむをえない。妙に納得した。それで安心してていいかというのは別問題で、人間が宇宙船一つおじゃんにするようなアホな制御を書いても大丈夫なようにするための思想(フールプルーフ)は大切だけど。

駅までの数分間雨に見舞われる。傘を買う時間も金も惜しいのでそのまま乾かすものも拭くものもなく電車の中で40分寝たり起きたりしていたらすっかり体温を奪われて気分が悪くなった。

リカバリした後ふと思い立ち、半年以上PCに認識してもらえなかったiPodをフォーマットしてみたら直った。直ったってことはソフトの問題なのか?まぁなんでもいいや。これで3時間の通勤時間を無駄に過ごすことも、帰り道の闇に喰われて惨めに消えてゆくこともなくなるだろう。僕の語学の単位と日々の活力は君にかかっているといっても過言ではないんだよ。また壊れたりしないでくれよ。iPod万歳。

あ、41の記事に答え書いときました

Der Kongress Tanzt

2006年10月22日 21時22分57秒 | Diary
21(SAT)
カラオケ。

22(SUN)
13時から寮のとある会議に出席。なんつうか、議論が収束しない。明日の団体交渉を控えてこの有様。まぁ、かなり急な要請をつきつけてきた体制側も無慈悲極まるところだし、7時間のうち一言も発言しなかった僕がとやかく言うことじゃないけど。こういう政治的なの本当に苦手だ。話についていくのが精一杯。まず事情がよくわからん。とりあえず明日が山場の一つであることには間違いない。しかし一昨日の会議は18時半から30時までやったらしいけど、正直長すぎだと思います。交渉術、会議学の重要性をひしひし感じた。P.S.多分僕が帰ってから2,3時間はまだ会議が続いたと思います

また週末を消費に回してしまった。平日にはできないことをやろうと思っていたのになぁ。

銀杏

2006年10月21日 00時17分11秒 | Diary
昨日のコピーみたいな一日

20(FRI)
#7:00 バイト。ギンナンの担当になったとき、向きはあるのかと一応聞いてみた(ソラマメの前例があったので)。「ないない。ほんまはあるんやけどな。こんなもんに向きがあったら頭おかしなってまう」こんなもん、というのはこんな小さなもん、という意味だと思うが、ごもっとも。しかしながら茶碗蒸しにも入っているこの可愛くておいしいギンナンと、吉田寮の前でそれこそ発狂しそうなほどの悪魔的臭気を放っているアレが同一の植物だというのはどうにも納得しかねる
#10:30 2限言語機能論。内容はだんだん面白くなってきた。主題は仏文法だが、現代日本語の話題も何故か絡んでくるから興味深い。先生の人柄は穏やかだが話し方は上手で眠くなるタイプではない。教養的でなんとなく受験時代の塾の英語の先生のような面影がある。というかズバリ予備校的だ。雑談にもつい聞き入る。今のところはいい授業だ。楽勝のような安っぽい空気もない。仏語やっといてよかった。ウェブでの情報提供もしっかりしているが、調べてみたらなんと、経歴が自分の母校→工学部→文学部となっていた。いやはやそういうからくりかww 笑いがとまらねー
#13:00 3,4限CG実習。Ruby3時間。疲労と猛烈な眠気ではかどらない
#18:00 バイト。VB3時間。早くも自分の実力を越えてきている。データベースなんて触ったことないよ・・・。それでこそやりがいがあるってもんだけど。未来志向でいってみよー

夜のバイトの交通費を朝のバイトで賄うというアホな日が二日ほど続いても気にしない。いずれ僕の手元に戻ってくるんだから。

茄子

2006年10月20日 00時48分06秒 | Diary
授業が終わってから特急に乗るまでは13分しかない。それも理論上の話で、実際は色々なことが重なって10分もなかったりする。最近チャリを安全にとめる場所もないので友人の下宿に置かせてもらうことにしたが、もう少しというタイミングで権力がまた僕の行く手を阻む。

ありがたくもありがたくも警察様に自転車止められたのは今日で5回目です

19(THU)
#-3:00 サンスクリットの教科書を読み始める
#0:00 書くことがまとまってきたのでレジュメを作ろうと思い立つ。最近パソコンをリカバリしたばかりでTeXを入れていないことに気づき慌ててインストールCDを探すが見当たらない。Ubuntuに入ってたりしないかなーとかCygwinで動くのないかなーとか探してみたけど色々調べたあげくどれもめんどくさそうなので結局Wordで作成することに。Wordとか何年ぶりだろう・・・しかし体裁悪いなぁ。できれば使いたくない。
#3:00 一通り完成。携帯アラームセットそのままおやすみー
#5:00 アラームが鳴る
#5:30 アラームが鳴る
#6:00 アラームが鳴る
#7:00 起床。
(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゜д゜)
#7:30 弁当盛り付け、30分遅刻したけど給料減らされただけで全然怒られなかった。いい職場だなぁ(涙)。でも最初の食材はナスだった。そりゃもう一面のナス畑(誇張)である。寝坊しといてどうのこうのいえる立場じゃないってのは分かってるけど、朝から腹が減っているというのに、大嫌いな食材ナンバーワンを10年くらい独占しているナスを相手にしなければならないとは。指先で秋の味覚をたっぷり堪能して吐き気がとまらない
#10:30 2限言語比較論ギリギリ間に合う。発表はそこそこがんばった。理学部なのにすごいねといって先生に甚くほめられ文学部に行ったらどうかと冗談。よせやい。そんなにしつこく誘われて、本当に行きたくなっちまったらどうすんだよ。文学部に。(ホシノゴロー風に)
#12:00 持参したノートPCでVBの続きを書く。ここで書き切れるかどうかで僕の真価が問われるとか大嘘をこきながらなんとか書き上げる。
#14:45 4限情報フルーエンシー。生徒が4人に増えた。この授業は寝たくないんだが、全身が眠気を訴える。パソコンが並ぶ部屋はなんかしらんけど暑い
#16:13 授業が終わったと思いきや「あと5分あるよね」と先生がアンケートをとり始める。ないないあと2分しかないよー時計よく見てよー5分もないよー。かなり焦る。
#16:23 28分の特急に間に合いそうだ、というところで警察にとめられる。もう京阪じゃ間に合わん。一日に2回遅刻するわけにはいかん。しゃーないので四条にチャリを捨てて大嫌いな阪急で間に合わせることにし再び激走。
#17:40 大阪到着。
#21:00 バイト終了。昼にしあげといたのがかなりよかった
#23:20 帰宅。

しんどい。。。寝ます