今日は施設でのバリデーション(認知症のお年寄りとのコミュニケーション法)
の仕事日でした。
脳梗塞で左半身が効かず失語症になってしまわれたUさんに
お会いしたのは、今年初めでした。
彼女は認知症ではありません。
ベッドサイドで何回か、話しかけ 手を握り
しばらく一緒に居させていただきました。
その後私が夫のいるパナマに行っている間に入院なさり、
パナマから帰って来てからもなかなかお会いできませんでしたが
最近やっと退院なさって施設に戻られました。
お子様はなく、旦那さまが毎日来ていらっしゃいます。
入所なさってからずっと、入院中もだったそうです。
それもいろいろと話しかけ、
寝ていらっしゃる時はベッドサイドで新聞や本を読み
午前中から夕方近くまでいらっしゃいます。
私は旦那さまが帰られた夕方自分の帰り際にお会いしに行きます。
しっかりとアイコンタクトして話を聞いて下さいます。
今日は右手で私の手を握り返して下さいましたし、
左手も少しではありますが力が入りました。
すてきなご夫婦だなと思っていたので、廊下でお会いした旦那様と
お話をしてみました。 「毎日大変ですね。ご苦労様です。」
するとにこやかに、「家にいてもすることがありません。
来ていた方がいいんです。」と。
傍で見ていて本当に素晴らしい夫婦愛です。
いつか観た映画「きみに読む物語」のようです。
あの映画は奥様が認知症でしたが。
現実にもあります。素敵な夫婦愛が!
私も頑張ろう、と言いたいですがこれは一人ではできないこと。
お互いの普段の気遣い、愛の深さによるものでしょう。
これを読んでいる既婚者の方々は、如何ですか?
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