SARTAのバナナ&パンほおばり日記

明石市&たつの市にて パンを楽しむ教室「Prazer do Pao(プラゼル ドゥ パゥン)」をしています

すてきなお店

2009-03-05 20:28:24 | さる太のハマリモノ
みなさん、こんばんは
さる太は、今日、前々から気になってた近所の純和風喫茶へ一人で行ってきましたたまたま、近くを通りかかったので・・・という理由。

そこは、開店して2年くらいかな?一軒やを改装して喫茶店にされたご様子。恐る恐る入口(玄関)を入ると・・・感じのよいオジサマが。「入って、入って喫茶室にする?ギャラリーの方にする?」「自分の家やと思って、くつろいでよ~」「何でも写真撮って、手に取って、どの引き出しでも開けて見てみてや~」とのこと。「は・・・はぁ」と思いながら、おずおずとギャラリーへ。そしたら和室一面に、和風小物と陶器の飾りつけしかも囲炉裏までもう、さる太はビックリ
そして、囲炉裏の前に座って、ホントに美味なコーヒーと和菓子のセットを頂きました
頂きながら、ご主人のお話をたくさん伺いました。息子さんが陶芸家で、焼き物をされてること。その喫茶店での毎月のイベントもの。ご主人が気に入ってる竹炭について・・・そしてさる太が何より心に残ったのが、自分の満足と他人の満足のお話でした。ものを作って売るということ。売って頂くということ。作り手と買い手の気持ち・・・・2月中、コサージュ作りに没頭し、作り終わってからもどこか釈然としないものを感じていたさる太にとっては、ものすごく目からうろこのお話でした。そして、何がさる太の中で釈然としなかったのか・・・?の答えの糸口をちょっと見つけた気がしましたさる太は、どうも「売り手」に向かないようで・・・売り手に徹しきれないというか、売る為に物を作るということが苦手だということ。売ることを目的として作ってることが、相当さる太の中でプレッシャーになってたということ・・・。
ものを作って売っている方には、失礼だと思います。でも、さる太には、まだその技術が無さ過ぎる。アイディアも想像力も何もない・・・。そんなさる太が「売るためのもの」を作ることは、大それたこと。であり、厳しい世界だったこと・・・。(作りながら解ってたけど)
帰ってから、お風呂のお湯の中でさる太自身を見直すいい機会になりました。これからも、ゆっくりゆっくり、でいい。まず、自分の満足のいく作品を自分の為に仕上げていくこと。原点に返れた思いです。
その後、奥様がお出かけから戻られて・・・奥様とご主人と3人でまた、楽しい語らいの時間をすごすことに。「儲けより、時間より、内容より・・・私たちは、お客様が楽しくそして、くつろいでもらえたら何よりなんです・・・」ご夫婦揃ってのご意見でした。
また、さる太にとって、素敵な出会いをした一日。そして、また、一人でボーッと美味しいコーヒーを飲みにいきますね


さる太


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