横浜港北おもちゃ病院の活動記録

ドクターの一人であるYoshi61が代表して記録しています

ドイツ製鉄道模型

2017-02-25 09:24:14 | 活動の記録
美しが丘の修理で久しぶりの鉄道模型でした。

鉄道模型の本家、ドイツのメリクリン製です。この会社が鉄道模型を作って100年になるそうです。親
子どころか、おじいちゃんから孫へ手渡すこともあるでしょうね。


修理依頼はパンタが閉じたまま開かないのと線路上で走行しないの二つでした。
まずはパンタからチャレンジ 幸いにも正常に開くパンタも有り、二つを見比べていると開かない方のパンタはロック用の金具が少し変形している用なので、指先で金具の変形を修正して正常に開くようになりました。


次に動作しない方にチャレンジ コントローラから正常に電圧が出力しているかを確認しました。


おもちゃではほとんどが電池を動力としているので直流ですがこれは交流です。
久しぶりの交流レンジのテスターちゃんと動作してコントローラからの出力はOKでした。線路上で電圧を確認。
これも大丈夫 電車本体の問題か????

とここで、本体にスイッチがあることを発見。
このスイッチは前進・後進に使用しているのかなと思っていましたが、よく見ると、なんと先ほど直したパンタに繋がるではないですか・・・。


なんとこれは線路からの給電とパンタを介して架線からの給電を選択できるスイッチでした。鉄道模型で、架線を作る人もいるんですね。
持ち込まれたものは線路からしかないのでそちら側にスイッチを倒して線路に載せて動作確認したところ、正常に動作します。
スイッチがパンタ側になっていたために動作しなかったようです。
パンタから給電して走行出来るものが市販されていたとは新たな発見ワクワクでした。
おもちゃからこのような感動が生まれるのもこのボランティアの醍醐味の一つですね

コメントを投稿