エゾシカの食害で消えた、シラオイエンレイソウ(白老延齢草)が萩の里自然公園に戻ってきた。2年ぶりの再会だ。
2013年、50m四方の木をすべて伐採し、シカ侵入防止用の網で囲まれた皆伐更新実験地で、
6年目の今年、一株のシラオイエンレイソウが花を咲かせた。
たった一株だが見つけた時は感激でした。
シカに食べられ大きくなれなかったものが、今年花を付けるまで大きく成長したと考えられる。(種から発芽したのでは6年では開花できないと思われる。)
北海道大学の大原先生によると、昨年から花を付けはじめたオオバナノエンレイソウは、種からだと10年以上かかるという。
北大低温科学研究所助教授であった、芳賀忞(はが・つとむ)先生により、
白老の原生林に自生しているのを見つけた事から「シラオイエンレイソウ」と名付けられたという。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます