生活

とりとめもなく

宗方姉妹

2024年07月02日 23時59分00秒 | 映画
最近観た映画、
昨日の朝から錦糸町のオリナスで午前十時の映画祭観た。いまやってるのは小津安二郎監督作品「宗方姉妹」
これは古いね。1950年公開、田中絹代さん高峰秀子さん主演です。どういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

小津安二郎が松竹を離れ、はじめて新東宝で製作した作品。日本の伝統的な価値観を大事にし、ニヒリストめいた夫に耐え続ける姉と、そんな姉に反発する現代的な妹の対比を通して、戦後の日本の家庭の崩壊と、新しい日本社会の萌芽を描く。原作は大佛次郎の新聞小説。スランプに陥った田中絹代が再起をかけて挑んだ一作。妹を高峰秀子が艶やかに演じた。
何事にも保守的な節子(田中絹代)は、自由奔放に生きる妹の満里子(高峰秀子)と同居して面倒を見ている。夫・亮助(山村聰)が失業中なので節子はバー勤めをしているが、満里子には皮肉屋の夫に黙って仕えている姉のことが理解できない。京都にいる父・忠親(笠智衆)が余命いくばくもないと知った節子は、妹にはそのことを伏せ、二人で京都に赴く。そこで節子は初恋の相手であり、今は家具店を営んでいる田代(上原謙)と再会する。満里子は、姉の気持ちを知って、亮助、田代、そして姉に、正直な気持ちをぶつける。

というお話なんですが、これはなんともじれったい。タイトル通り宗方姉妹が主役だが、失業中の夫と居候の妹のためバーで働く節子(田中絹代さんです)と姉夫婦の家に居候しているがわりと態度と声のデカい妹(高峰秀子さんです)と、そもそも妻の実家の持ち家で失業中の身でありながらエラそうにふてくされてる夫(山村聡さんです)、節子が昔好きだった田村(上原謙さん)が主な登場人物だろうか。
夫がなんか太宰きどりでイライラする。節子もさっさと見捨てればよいのに。そして田村も煮えきらない。妹はうるせえし、ほんとにもーなんじゃこりゃ、もどかしいわーと思うんだけどなんやかんや他人の私生活を覗き見してる感覚というのは楽しいもので、終わってみると面白かったと思うのだ、観てる間はイライラするけど。

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