生活

とりとめもなく

14年ぶりの喫茶店

2024年06月13日 23時59分00秒 | 映画
今日は朝からTOHOシネマズに映画観に行った。午前十時の映画祭で小津安二郎監督の「小早川家の秋」

4Kデジタルリマスター版が公開されている。古い映画って映像も音も悪いからこうやってリマスタリングされて良くなってるのはなるべく観たい。
どういうお話かというと、説明めんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

他社進出三本目として小津安二郎がメガホンをとるホームドラマ。脚本は「秋日和」につづいて野田高梧と小野安二郎のコンビが執筆。撮影は「女ばかりの夜」の中井朝一。宝塚映画創立十周年記念作品でもある。昭和36年度芸術祭参加作品。
秋子は小早川家の長男に嫁いだが、一人の男の子を残して夫に死なれてからは御堂筋の画廊に勤めている。代々、造り酒屋で手広い商売をしてきた小早川家も、万兵衛が六十五になり今は娘の文子のつれあい久夫に仕事が渡り、万兵衛は末娘の紀子と秋子をかたづけるのに頭をつかっていた。文子たち夫婦も、店の番頭信吉、六太郎も、この頃、万兵衛の妙に落着かない様子に不審を抱いていた。或る日、六太郎は掛取りを口実に万兵衛の後をつけた。万兵衛は、素人旅館「佐々木」に入っていった。女道楽ばかりしてきた万兵衛で、競輪の帰り十九年振りにバッタリ逢った焼け棒杭がつねだった。つねは百合子と二人で暮らしていて、百合子は万兵衛をお父ちゃんとよんでいる。秋子には、万兵衛の義弟に当る弥之助の世話で磯村との話が進んでいた。磯村は一生懸命であるが、秋子の気持はどうもふんぎりがつかない。一方、紀子もお見合いをしたもののこれも仲々決めようとしない。紀子は、札幌に行った大学助教授寺本に秘かな愛情を寄せていた。亡妻の法事の日、嵐山で一晩楽しく過ごした小早川家一族は、万兵衛の病気で大騒ぎとなった。心臓が痛いというのである。が、翌朝になって万兵衛は、ケロリとして起き上り皆を驚かした。万兵衛はその日にまた佐々木の家に行った。万兵衛はつねと一緒に競輪を楽しみ、その晩佐々木の家で心臓の発作を起して息を引き取った。お骨ひろいに一家は集った。久夫はいよいよ合併が近いことを洩らした。小早川家の商売も、大資本の波におしまくられ企業整理のキッカケが、万兵衛という柱が亡くなって一遍にやって来たのだ。文子は「小早川の家が何とかもったのも、お父ちゃんのお蔭やったんや」とつくづく思った。紀子は札幌に行く決心をした。秋子も心から賛成したが、自分は再婚しないで今のままでいようと思った。火葬場の煙は一族の者にそれぞれの思いをしのばせながら秋めいた空に消えていくのだった。

というお話でした。
関西の話でみんな関西弁のセリフ
原節子さん、新珠三千代さん、司葉子さんという女優陣がみなそれぞれ違った美しさでみんな良い。
司葉子さんて、20年くらい前に観た「福耳」という映画(田中邦衛と宮藤官九郎の中身が入れ替わってしまう話)で主人公の憧れの女性役で出ていたのですが当時70ちょい手前くらいのおきれいなおばあちゃんだなあと思ったものだが、こないだ観た「用心棒」に出ていてめちゃくちゃに美人でスタイル抜群だったんですよ、今回も本当に本当におきれいで信じられんくらいの美人だった(用心棒と小早川家の秋はどちらも1961年の作品)
新珠三千代さんはちょっと今ふうの感じで飯豊まりえちゃんぽくてかわいい。
京都の造り酒屋の家族の日常を描いた派手ではないが本当に面白い話でコメディぽくないコメディなんだろうなあ、まーとにかく面白かった。あとコバヤカワじゃなくてコハヤガワなのが軽く衝撃だった。

映画の後にデリカップへ
前回来たのは14年位前みたい。あの時も映画の後だった。禁煙だったらちょくちょく来たいような店なのだが…と思ったのだが、こないだ近くを通ったときに禁煙になってるのに気がついたのだ。

ランチのナポリタンにしたよ。これぞナポリタンだな。アルデンテ?なにそれって感じにやわらか麺の喫茶店のナポリタンである。

コーヒーうまい。また映画の後に来ようと思った。

ごちそうさまでーす
そしてその後は英会話スクール。上達は程遠く、もっと勉強しないといけないのはわかっております。
そして夕方また映画を観る。地元のミニシアターstrangerであらた主演の「東京カウボーイ」観ました。

こんな墨田区民でもしらないような土地にできた映画館に有名人が舞台挨拶に来てくれる時代がくるなんて…
信じられないよ…(今日は舞台挨拶じゃないけど)

サインしてある。

どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

「福田村事件」の井浦新がアメリカ映画デビューを果たした人間ドラマ。商社マンのヒデキは米モンタナ州にある牧場の経営再建のために向かうが、東京の常識が通じず行き詰まる。牧場を手伝いカウボーイ文化に触れるうちに、ヒデキは人生を見つめ直していく。短編やミュージックビデオなどの監督やテレビドラマのプロデューサーなどを務め、山田洋次監督作「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」の海外現場に参加したこともあるマーク・マリオット監督の初長編作品。脚本をNetflixシリーズ『忍びの家 House of Ninjas』のデイヴ・ボイルや、平成『ガメラ』シリーズ3部作のヒロインを務め、アメリカと日本に拠点を置き俳優・脚本家として活躍、本作にも出演する藤谷文子が手がけている。カウボーイ文化と出会うサカイヒデキを井浦新が、和牛専門家のワダを「哭声/コクソン」「ブラック・レイン」など国内外の作品に出演してきた國村隼が演じるほか、ドラマ『ハリウッド・チャンス!』シリーズのゴヤ・ロブレス、「完全なるチェックメイト」のロビン・ワイガートらが出演。
東京の大手食品商社に勤めるサカイヒデキは様々な食のブランドのM&Aを手がけており、上司である副社長のケイコと婚約している。会社が米国モンタナ州に所有する経営不振の牧場の収益化を担当することになり、役員たちは土地開発業者への売却を勧めるものの、ヒデキは希少価値の高い和牛に切り替えて再建することを目指し、和牛畜産業の専門家を伴いモンタナに向かった。しかしどこまでも空が続くことから“ビッグ・スカイ・カントリー”と呼ばれるモンタナは日本のオフィス街とは何もかもが異なっており、すぐにトラブルに見舞われる。ワダが怪我で入院してしまい、ヒデキは一人場違いなスーツ姿で牧場管理人のペグに和牛の事業計画をプレゼンするが、まともに取り合ってもらえない。牧場で働く元ロデオ選手ハビエルに7万エーカーもの広大な敷地を案内され、ヒデキの計画が実現困難であることは明白だった。おおらかで地に足のついた生活を楽しむハビエルと交流するうちに、ヒデキはこの土地の魅力に気付き、カウボーイ姿で牧場を手伝ううちにペグや牧場労働者たちとも打ち解けていった。そして自身の効率一辺倒の働き方やケイコとの関係を見つめ直し、ハビエルとの友情と牧場を守るためにペグに新たなプランを提案する。しかし東京ではヒデキが任務を果たしていないと問題視され、ケイコはモンタナを訪れ牧場の閉鎖とヒデキの処遇を告げた。そんなケイコに対し、ヒデキはこれからの展望とこれまで口にしてこなかった本当の気持ちを話し始める。

というお話でした。
面白いっちゃ面白いんだ、モンタナの景色や牧場の文化など
でも話はなんとなく既視感があります。むかし浅野温子さんが出てた「コーチ」というフジのドラマとか、ちょっと前のガス・ヴァン・サント監督、マット・デイモン主演の「プロミスト・ランド」なんかを思い出します。

映画の後はマクドナルドだー
やっとごはんマック食べられたよ。






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 頑張って夜の池袋へ | トップ | 観たかったポテチを観た »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事