生活

とりとめもなく

樺太まで聞こえるかと思ったぜ

2015年11月06日 23時10分59秒 | 映画とハンバーガー
今日はお休みなので、久しぶりにを午前十時の映画祭を観に楽天地へー
今かかっているのは「駅 STATION」という高倉健さん主演のシブーい人間ドラマである。

大きく分けると3章から成っていて、その章のなかで交流のある女性のなまえをタイトルふうにつけている。
とっても長くて重ーい感じの、冬の北海道の僻地の雪の重みそのままみたいな感じの映画だった…
内容はMovieWalkerから引用します↓
オリンピックの射撃選手であり、警察官でもある一人の男と、事件を通して彼の心を通り過ぎていく女たちを描く。脚本は「冬の華」の倉本聰、監督は「仕掛人梅安」の降旗康男、撮影は「復活の日」の木村大作がそれぞれ担当。
--1967年1月 直子--
その日、警察官の英次は雪の降り続く銭函駅ホームで、妻の直子と、四歳になる息子義高に別れを告げた。離婚を承諾した直子は、動き出した汽車の中で、英次に笑って敬礼するが、その目には涙が溢れていた。苛酷な仕事と、オリンピックの射撃選手に選ばれ合宿生活が続いていたことも原因であった。その頃、英次の上司、相馬が連続警察官射殺犯“指名22号”に射殺された。中川警視の「お前には日本人全ての期待がわかっている」との言葉に、犯人を追跡したい英次の願いは聞き入れられなかった。テレビが東京オリンピック三位の円谷幸吉の自殺を報じていた。「これ以上走れない……」英次にその気持が痛いほどわかった。
--1976年6月 すず子--
英次の妹、冬子が、愛する義二とではなく、伯父の勧めた見合の相手と結婚した。英次は、妹の心にとまどいを覚え、義二は結婚式の夜に荒れた。その頃、英次はオリンピック強化コーチのかたわら、赤いミニスカートの女だけを狙う通り魔を追っていた。増毛駅前の風侍食堂につとめる吉松すず子の兄、五郎が犯人として浮かんだ。すず子を尾行する英次のもとへ、コーチ解任の知らせが届いた。スパルタ訓練に耐えられなくなった選手たちの造反によるものだ。すず子はチンピラの雪夫の子を堕すが、彼を好きだった。しかし、雪夫にとって、すず子は欲望のハケロでしかなく、英次が警察官と知ると協力を申し出た。雪夫は結婚を口実にすず子を口説いた。すず子は、刑事たちの張り込みに気づいていながらも、愛する雪夫を兄に会わせたく、隠れている町へ案内した。そして、英次の前に吉松が現れたとき、すず子の悲鳴がこだました。
--1979年12月 桐子--
英次のもとに旭川刑務所の吉松五郎から、刑の執行を知らせる手紙が届いた。四年の間、差し入れを続けていた英次への感謝の手紙でもあった。英次は故郷の雄冬に帰ろうと、連絡船の出る増毛駅に降りた。風待食堂では相変らず、すず子が働いていた。雪夫は結婚したらしく、妻と子を連れてすず子の前を通り過ぎて行く。舟の欠航で所在無い英次は、赤提灯「桐子」に入った。女手一つで切り盛りする桐子の店だが、三十日なのに客も来ない。テレビでは八代亜紀の「舟唄」が流れている。「この唄好きなのよ」と桐子は咳いた。自分と同じく孤独の影を背負う桐子に、いつしか惹かれる英次。大晦日、二人は留萌で映画を観た。肩を寄せ合って歩く二人が結ばれるのに時間はかからなかった。英次は、初詣の道陰で桐子を見つめる一人の男に気づく。英次が雄冬に帰りついたのは、元旦も終ろうとしている頃だ。そこで、十三年ぶりに電話をかけて直子の声を聞いた。池袋のバーでホステスをしているという。雄冬の帰り、桐子は、札幌へ帰る英次を見送りに来ていた。その時、“指名22号”のタレ込みがあり、英次は増毛に戻った。手配写真と、桐子を見つめていた男の顔が英次の頭の中でダブル。桐子のアパートで22号は、英次の拳銃で撃ち殺された。警察に通報しながら22号をかくまっていた桐子。札幌に戻る前、英次は桐子を訪ねた。英次に背を向け「舟唄」を聞き入る彼女の顔に涙が流れている。英次は気づかない。英次は札幌行きの列車に乗った。

という映画でした。
全体を通してなんとも言えない味わい深い映画だったがたまにちょっとしたユーモアを交えていてそれがすごくおもしろかったり、あと出てくる犯人が半端なく残酷なのです。
最初のほうで高倉健さんと、その上司役の大滝秀治さんが並んでるシーンがあり、ああ大滝秀治さんだ。私この人大好き。と思ったのだが、そうか健さんも大滝秀治さんも今はもう亡いのだなあと思うと、ただただ泣けてしかたがなかった。そんな秀治さんも最初のほうで凶悪犯にすぐ射殺されてしまいこのシーンひどくビックリして椅子からちょっと飛び上がってしまった。
健さん演ずる主人公の三上英次は警察の狙撃班として活躍していてオリンピック選手になるほどの凄腕だからけっこう犯人をバキュンバキュンと撃ち殺しちゃうんだけど、まあそれを正当化するための、犯人の凶悪さなのではないかと思うが、北海道拓殖銀行の立て籠もり事件のときの犯人の残酷さといったらもう映画とわかっていても震えるほど恐ろしかった。犯人役は阿藤海です。まあそんな犯人グループも三上刑事にすぐ射殺されちゃうんだけど、この一連のシーンもなかなかの見ごたえだった。犯人と人質に食料を届けるという名目で健さん演ずる三上刑事がラーメン屋すみれの店員に扮しておかもちを持って通用口から入って行くのだが、あっさりと入れちゃううんだよね…だってあんな屈強な眼光鋭い出前持ちなんているはずないじゃない。お前、警察だな!みたいにならないのか?
まあそれはそれとして、犯人を撃ち殺した自分に限界を感じたのか、その後帰省して、警察を辞める決心をするのだが、結局最後は辞めるのはやめる。という話だったのだ。
長ーい話なのでどうしてもいろんなことを考えてまとまらないけど、とにかくキャストもスタッフもすごいから観て損はないですよ。池部良シブいな~!

映画の後はハンバーガー食べに曳舟のBURGERHOUSE UZUへー

広島では一度もバーガー食べなかったから、久しぶりバーガーだ。今日はモッツァレラマッシュルームバーガーにしました。えへへーおいしいなー
図書館に寄って、ソラマチに寄って、おやつ食べた。

ソラマチ5階のすみだまち処というフロアの喫茶部門はいつもすいてるし、こういう場所にある飲食店のわりには良心的な価格設定です、
栗パフェなんかを食べてみた。ほうじ茶付きで480円だって。パフェだけですと380円だよ。
墨田区の息のかかった施設と思われる。なので営利目的って感じではないな。
今日は贅沢しちゃったな…罪滅ぼしに歩いて帰った。
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