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生活

とりとめもなく

ラストマイル

2024年08月30日 23時29分41秒 | 映画
昨日観た映画
「ラストマイル」

久しぶりに母と映画館に行った。これを観るためにこの1か月くらいTBSの連ドラMIU404とアンナチュラルを全部観て復習していたのだ。
どういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の塚原あゆ子監督と脚本の野木亜紀子が再タッグを組んだ、両シリーズと同じ世界線で繰り広げられるノンストップサスペンス。『海辺の生と死』の満島ひかり、『さんかく窓の外側は夜』の岡田将生、『海を駆ける』のディーン・フジオカのほか、「MIU404」から綾野剛、星野源、「アンナチュラル」から石原さとみ、井浦新、窪田正孝らが再集結し、出演する。
11月、流通業界最大のイベントであるブラックフライデー前夜に、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が起きる。やがて事件は拡大し、日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展する。巨大物流倉庫のセンター長に着任したばかりの舟渡エレナは、チームマネージャーの梨本孔と共に事態の収拾にあたる。

というお話でした。
これ面白かったな、ドラマの劇場版というわけではないのだ。MIU404とアンナチュラルと同じ次元にある世界の話
まーとにかく起承転結とストーリーの面白さである。途中でうすうすわかっちゃうとかいうのでも無いし、そんなバカな!という展開もない(あるといえばあるのかもしれないが話が面白いから気にならない)そしていまの時代にあり得る事件だしエンタメと社会問題をうまい具合に混ぜ合わせてる。そしてドラマではできない規模のデカさ
うまくできた映画だなーと思った。



イースタンプロミス

2024年08月28日 23時59分00秒 | 映画
最近観た映画(DVD)
「イースタン・プロミス」

今回こつかさんにDVD借りて観たんだけど、これ公開当時に観たことあるやつなので2回目なのよ。でもまったく内容覚えてなかった。
どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

「ヒストリー・オブ・バイオレンス」の監督&主演コンビが放つ犯罪映画。出会うはずではなかった男女の交流を通して、現代の闇社会に切り込んだ問題作だ。
ロンドンの病院に勤める女性アンナが、赤ん坊を産んで死亡した少女の身元を突き止めようとする。その過程でロシアン・マフィアのニコライという男とめぐり合った彼女は、危うい運命をたどっていく。

というお話です。なんの説明にもなってないが。
これ、まえに観たときの記憶が全然ないから「きっと観てもまったく意味わからんと思ってなんも思わず印象に残ってないんだろうなあ」と思い、私の心のメモ(日記ともいう)を紐解いてみたら

「最後どうなるのかなんてまったく見当がつかないし、どうやってもハッピーエンドにはならないような気がして、この映画もしかして収拾つかなくなっちゃうんじゃないの?と、そういった意味でもハラハラした。エグい殺人シーンやイヤーなエピソードも多く気持ちの良い映画じゃなかったけど面白かった」と書いてあった。あとヴィゴの渋さとサウナで襲われた時にまる見えだったことに言及していて今も16年前も同じことしか考えてないんだなあと思った。当時もヴィゴの渋さを熱弁していたが、やはりこの映画はヴィゴの渋さにつきる…

chime

2024年08月23日 23時59分00秒 | 映画
昨日観た映画
「chime」

近所のミニシアターstrangerでなかなか貴重な公開中で、連日混み合ってるみたい。
キョーコさんと観てきた。どういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

ありふれた日常に異様な恐怖がうごめき始めた料理教室の講師を描く短編ホラーサスペンス。監督・脚本は黒沢清。出演は吉岡睦雄、田畑智子、渡辺いっけいほか。
料理教室の講師として働いている松岡卓司(吉岡睦雄)。ある日、レッスン中に生徒の田代一郎が「チャイムのような音で、誰かがメッセージを送ってきている」と、不思議なことを言い出す。事務員の間でも、田代は少し変わっていると言われていたが、松岡は気にすることなく接していた。 しかし別の日の教室で、田代が今度は「僕の脳の半分は入れ替えられて、機械なんです」と言い出し、それを証明するために驚くべき行動に出る。田代の一件後のある日、松岡は若い女性の生徒・菱田明美を教えていた。淡々とレッスンを続ける松岡だったが、丸鶏が気持ち悪いと文句を言う明美に、彼は――。 松岡の身にいったい何が起きたのか。料理教室で、松岡の自宅で、ありふれた日常に異様な恐怖がうごめき始める。

いやあこれなんか気持ち悪かった
とにかく変な映画で、映画を観てる時って「次はこんな展開かな?」みたいに観てる側もちょっとずつ予想を重ねながら話が進んでいくと思うんですがその予想がつかないし、いい意味で裏切られるんじゃなくて悪い意味でへんな展開に行くしなんか変な映画だった。
45分という短さがまあ救いではあったが2時間くらいあったらちょっとまいっちゃったかもなあ。

KIDS RETURN

2024年08月06日 23時59分00秒 | 映画
毎日暑くてとにかく疲れる
汗を出すという作業に体が疲れている気がする。
ところで最近、四半世紀ぶりくらいに観た映画(DVDで)

どういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

高校生悪ガキコンビの挑戦と挫折を描いた青春映画。監督・脚本は「みんな~やってるか!」の北野武。撮影をやはり「みんな~やってるか!」の柳島克己が担当している。音楽監督は今作で映画音楽に復帰した「ソナチネ」の久石譲。主演は、本作でデビューし、キネマ旬報新人男優賞をはじめ各映画賞で新人賞を総ナメにした安藤政信と、「ファザーファッカー」の金子賢。この若手ふたりを「迅雷 組長の身代金」の石橋凌、「ありがとう(1996)」の森本レオ、「男はつらいよ 寅次郎紅の花」の下絛正巳らベテランが脇で支えている。カンヌ国際映画祭監督週間正式出品作品。96年度キネマ旬報ベストテン第2位、同・読者選出ベストテン第2位。
高校時代の同級生だったシンジとマサルは、ある日、偶然再会し、バカなことばかりにエネルギーを費やしていた昔のことを想い返した。18歳の秋、シンジとマサルはいつもつるんで行動し、学校をサボってはやりたいことだけを楽しむ毎日を送っていた。ある夜、ヤクザに絡まれたシンジとマサルは、それを咎めた組長の迫力に素直に感動を覚える。そんなころ、以前にカツアゲした高校生が助っ人に呼んだボクサーにのされてしまったマサルは、自尊心をひどく傷つけられ、自分もボクシングを始めるのだった。酒もタバコもすっぱりやめたマサルは、毎日ジムに通って練習に励んだ。そんなマサルに連れられてジムを訪れたシンジも、なりゆきからジムに入門することになった。ところが、遊び半分の初めてのスパーリングで、マサルに鮮やかなカウンターを浴びせたシンジは、筋の良さをジムの会長に認められ、本格的にプロを目指すことになる。面白くないマサルはジムをやめ、あの時出会った組長のもと、ヤクザの世界に足を踏み入れてしまった。マサルは学校にも来なくなり、シンジは気まずい思いを抱いたまま、互いに顔を合わせることもなくなって、それぞれの日々が過ぎていった。高校を卒業したシンジは、いよいよプロボクサーとしてデビューし、着実にその才能を伸ばしていた。マサルは組のいざこざを利用して、今では子分をかかえてシマを任されるまでにのし上がっている。ある日、マサルがシンジを訪ねてジムにやってきた。ふたりは、お互いにそれぞれの世界でトップに立った時にまた会おうと約束する。しかし、敵対する組のヒットマンに組長を撃たれたマサルは、組同士の利害を考えて事を荒立てようとしない親分に楯突いて、厳しい制裁を受けた。シンジは先輩ボクサーのハヤシに悪習を吹き込まれて体調を乱し、大事な試合に惨敗する。ともに苦い挫折を迎えたふたりは、それぞれの世界から身を引くのだった。シンジとマサルは久しぶりに高校を訪れ、自転車にふたり乗りしながらグランドを走っていた。「俺たちもう終わっちゃったのかなあ」と尋ねるシンジに、マサルは「バカヤロウ、まだ、始まっちゃいねえよ」と答える。

というお話でした。
ほんとにほんとに内容覚えてなかった。こんな話だったのかーと思った。そしてシンジとマサルの話と思ってたのにこんなに群像劇だったとは。
やっぱり安藤政信は良かった。

フェラーリ

2024年07月31日 23時58分00秒 | 映画
ちょっと前のとても暑い日に観た映画
「フェラーリ」
観ないうちに終わりそうな感じになってきちゃって、とうしようかなあ別に観なくてもいいかなあという気さえしてきたけど、これを観る予習として「フォード対フェラーリ」や「24時間戦争」を観たことですしせっかくなので頑張ってブリトーとハンバーガーの隙間に観てきた。
どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

F1の“帝王”と呼ばれたエンツォ・フェラーリの激動に満ちた1年間を描くドラマ。主人公のエンツォを『ブラック・クランズマン』のアダム・ドライバーが、フェラーリ社の共同経営者でもある妻ラウラを『それでも恋するバルセロナ』のペネロペ・クルス、そしてエンツォが愛するパートナー、リナを『ファミリー・ツリー』のシャイリーン・ウッドリーが演じる。監督を務めるのは『フォードvsフェラーリ』のマイケル・マン。
「フェラーリ」社の創始者エンツォ・フェラーリは、窮地に立たされていた。妻ラウラと共に設立した会社は経営の危機に瀕し、1年前に息子ディーノを亡くしたことで家庭は破綻。さらに、愛するパートナー、リナと息子ピエロとの二重生活は、思いがけずラウラの知るところに。私生活、会社経営共に問題を抱えたエンツォは、起死回生を懸けて過酷なロードレース「ミッレミリア」に挑む。

というお話でした。
そんなにヒットしてる感じもないし意外とすぐに上映回数が少なくなってるなあと思ったのだが実際観てみてなんとなくわかった。楽しい話でもないしフェラーリという男がかっこいいと思えないのだ。フォード対フェラーリや24時間戦争の時も思ったけどフェラーリってそんなにいいもんなのかなって。私が車に興味ないせいもあるけど。
とにかくカーレース界で頂点に立ちたいというだけで彼はそれ以外なんも興味ないのだろう。速く走るためならば人が死んでもかまわないのだ。

ルックバック

2024年07月23日 23時59分00秒 | 映画
昨日甥っ子と一緒に観た映画

予備知識なく観に行ったんだけど、なかなか面白かった。どういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

漫画へのひたむきな思いによって出会った2人の少女の姿と運命を描いた、藤本タツキの同名読み切り漫画を劇場アニメ化。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』や『借りぐらしのアリエッティ』に携わった押山清高が監督、脚本、キャラクターデザインを担当。「不適切にもほどがある!」の河合優実が藤野、『あつい胸さわぎ』の吉田美月喜が京本の声優を担当する。
小学4年生の藤野は、学年新聞で4コマ漫画を連載している。そんなある日、学年新聞に初めて掲載された不登校の同級生、京本の4コマ漫画の画力の高さに衝撃を受ける。ひたすら漫画を描き続けるも、京本との画力差に打ちひしがれた藤野は漫画を描くことを諦めてしまう。しかし小学校卒業の日、京本に卒業証書を届けに行った藤野は、そこで京本から「ずっとファンだった」と告げられる。

というお話です。
これはすごいですよ。才能とか人生とかそういうものを小学生の時から決心している女子の話です。自分とは逆の生き方のような気がする。
スポーツでもアートでも料理でも音楽でも伝統工芸でも科学技術でもそれをやっている人を私は尊敬しているし、生まれ持った才能もすごいと思うけど努力で勝ち取るのもすごい、そしてさらにそれらのハイブリッドが当たり前の世界なんだろう。そしてそれを自分の生きる術として仕事にするとか、人に教えるとかそういうのも本当に尊敬する。そういう方面の才能はなくともブルーにしろホワイトにしろこつこつと働いている人も才能だしこの世のすべてがそうであるならば変なことも起きないと思うのだが。
あまり映画と関係ないような感想になっちゃったけど甥っ子と観られたのが本当に良かった。
甥っ子マンガを持ってるらしいので借りようと思う。チェンソーマンの作者のかただそうです。



甥っ子たち帰っちゃった

2024年07月21日 23時51分00秒 | 映画
甥っ子たちが帰っていった。うるさいし疲れるけどもっといてほしい。
最近観た映画(DVD)で
「アイネクライネナハトムジーク」
伊坂幸太郎原作、監督は今泉力哉
どういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

ベストセラー作家・伊坂幸太郎が、人気ミュージシャンの斉藤和義から歌詞のオファーを受けたことをきっかけに生まれた同名の短編小説が原作。『愛がなんだ』で注目の今泉力哉監督がメガホンを握り、運命の出会いを待つだけの三浦春馬が演じる主人公を中心に、彼を取り巻く様々な人物の物語を描いた群像劇。
仙台駅前の大型ビジョンを望むペデストリアンデッキ。人々が日本人初のボクシング世界ヘビー級王座を賭けたタイトル戦に湧く中、リサーチ会社で働く佐藤は街頭アンケートを取っていた。ふとしたきっかけからアンケートに応じてくれた紗季と出会い、そのまま付き合うことに。それから10年、佐藤は意を決して紗季にプロポーズをするのだが…。

いうお話でした
仙台が舞台になっている登場人物たちがちょっとずつ関わりのある話です。
面白かったけど、人物が多すぎて、だからなんだというような…メインの三浦春馬くんと多部ちゃんも、だから何だというような…

みうらはるまー
老けてく君を見たかったよー
シブいおじさんになってく君を見たかったよー

悪は存在しないのオチは存在しない

2024年07月16日 23時54分00秒 | 映画
昨日観た映画(2本観たよ)
まずは朝から菊川のStranger(というミニシアター)で
邦画です。なんか洋画ぽいタイトルとポスターですが。
ドライブ・マイ・カーという作品の監督さんの新作で、知ってる俳優さんひとりも出てなかった、でもすごく良かった。
どういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

「ドライブ・マイ・カー」の濱口竜介監督と音楽の石橋英子による共同企画。自然が豊かな高原に位置する長野県水挽町で、自然のサイクルに合わせた慎ましい生活を送る巧とその娘・花。しかしある日、巧の家の近くでグランピング場を作る計画が持ち上がり……。第80回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞。
自然が豊かな高原に位置する長野県水挽町。東京からも近く、近年も移住者は増加しており、ごく緩やかに発展している。代々そこで暮らす巧(大美賀均)とその娘・花(西川玲)は、自然のサイクルに合わせた、慎ましい生活を送っていたが、ある日、巧の家の近くでグランピング場を作る計画が持ち上がる。コロナ禍のあおりで経営難に陥った芸能事務所が政府からの補助金を得て計画したのだが、彼らが町の水源に汚水を排水しようとしていることがわかり、町内は動揺する。そして、その余波は巧の生活にも及んでいき……。

というお話なんですが、自然が豊かな街の様子も良いですし、そこに降って湧いたグランピングの計画とそれを持ってきた東京の会社と地元住民との関係性もできる限りフラットに寄せて描かれていて良かった。
そうその通り悪は存在しないのではないか、存在するのはそれぞれの言い分であって。
さらに面白くなりそうな矢先に突然終わってしまうのがちょっと呆気にとられてしまうが。あれはなんだったんだろ。
娘役の子がマジで美人。8歳という設定だったがもう美人。

そして夕方もう1本、市川コルトンプラザのTOHOシネマズで
こちらも知ってる俳優さん出てないし、派手な内容ではなさそうだがちょっと気になったので観とこうと思って。
どういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

クリスマスと新年を共に過ごすことになった、孤独な3人の絆を描くヒューマンドラマ。『ファミリー・ツリー』のアレクサンダー・ペインが監督を務め、「23号室の小悪魔」シリーズのデヴィッド・ヘミングソンが脚本を担当。『サイドウェイ』のポール・ジアマッティが主演を務め、生徒だけでなく教師からも嫌われている古代史の教師ポール・ハナムを演じる。『ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ』のダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、新人のドミニク・セッサが脇を固める。
生真面目で融通の利かない性格で、生徒や同僚から嫌われている教師ポールは、クリスマス休暇に家に帰れない学生たちの監督役に任命される。学校に残ったのは、勉強はできるが家族関係に問題を抱えるアンガスと、一人息子を亡くしたばかりの料理長メアリー。クリスマスの夜、アンガスがボストンに行きたいと言いだす。当初反対したポールだったが、メアリーに説得され、「社会科見学」と称してアンガスとともにボストンに向かう。

というお話でした。
独りぼっちどうしが仕方なく年末をともに過ごすうちに自分自身の何かを受け入れるみたいな話だった、ような…
思ってたよりグッと来なくてちょっと記憶も薄れ気味だ。家族とか親戚というもののありがたみを実感したのだった。

フォードvsフェラーリ24時間戦争

2024年07月13日 23時59分00秒 | 映画
今やってる「フェラーリ」という映画を観たいのでその予習のために映画を観ている。
2020年の映画
「フォードvsフェラーリ」

どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

『LOGAN/ローガン』のジェームズ・マンゴールド監督が製作・脚本も務め、モータースポーツ界の頂点を目指す男たちの意地を懸けた戦いと友情を描く実話。気鋭のカー・デザイナーとして活躍するキャロル・シェルビーを『オデッセイ』のマット・デイモンが、型破りな英国人レーサーのケン・マイルズを『バイス』のクリスチャン・ベイルが演じ、初共演を飾る。
1960年から「ル・マン24時間耐久レース」で6連覇の快進撃を続けるモータースポーツ界の絶対王者フェラーリ。レーサーを引退し、カー・デザイナーとして活躍していたキャロル・シェルビーは、アメリカ最大の自動車メーカー、フォード・モーター社から「ル・マンでフェラーリを打ち負かしてほしい」というオファーを受ける。無理難題に挑むことになったシェルビーは、気は短いが凄腕の英国人レーサー、ケン・マイルズをチームに迎え入れる。

というお話です。
マット・デイモンとクリスチャン・ベイルが初共演だって。初て感じしないね〜いいよいいよ。このふたり出てて面白くないわけないしね。
話はそのまんま、60年代のルマン24時間耐久レースをメインにフォードがフェラーリに勝つまでのなんやかんやをドラマチックに描いている。この時代のレーサーなんて使い捨て、レーサーはレースで死ぬみたいな感じで安全性は二の次でとにかく勝て勝てみたい。
「ライトスタッフ」という映画で戦闘機でマッハ1を目指す試験飛行士が36週で62人も死ぬがそれを特に問題視してない、みたいなのと同じだなあと思った。観客もコースギリギリまで観に来てて死にてえのか?と思った。
でもやっぱりレースのシーンは最高に良くて私はレースの映画好きだなあと思うのだった。ドリヴン、オーバードライブ、汚れた英雄、ミッシェルヴァイヨン、RUSHプライドと友情などなど

そしてその後1本ドキュメンタリーをみた。
「24時間戦争」
これはレース界に君臨するフェラーリを阻止するフォード、という構図のドキュメンタリーで実際の関係者や元レーサーが証言していて面白かった。車業界詳しくないから細かいことはよくわかんないんたけどマット・デイモンが演じていたキャロルシェルビーがおじいちゃんになった姿で出ていてびっくりした。フォードvsフェラーリでは心臓の弁がボロボロでこれ以上レーサーなんて続けられないから車の販売店を始めたみたいな役だったのでそんなに長生きしなかったんじゃないかと勝手に思ってたが、おじいになるまで生きたんですね。かたやクリスチャン・ベイル演じるケンマイルズは映画の最後に死んじゃったわけで、ドキュメンタリー映像はレーサー時代しかないんだけどやっばし流石クリスチャン・ベイルである。なんかこのクリスチャン・ベイルはヘンテコリンな感じだなあ、もしやケンマイルズの形態模写をしてるのかなと思ったが、そうだった。見た目も寄せてていた。

2本続けて観て正解だったー




宗方姉妹

2024年07月02日 23時59分00秒 | 映画
最近観た映画、
昨日の朝から錦糸町のオリナスで午前十時の映画祭観た。いまやってるのは小津安二郎監督作品「宗方姉妹」
これは古いね。1950年公開、田中絹代さん高峰秀子さん主演です。どういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

小津安二郎が松竹を離れ、はじめて新東宝で製作した作品。日本の伝統的な価値観を大事にし、ニヒリストめいた夫に耐え続ける姉と、そんな姉に反発する現代的な妹の対比を通して、戦後の日本の家庭の崩壊と、新しい日本社会の萌芽を描く。原作は大佛次郎の新聞小説。スランプに陥った田中絹代が再起をかけて挑んだ一作。妹を高峰秀子が艶やかに演じた。
何事にも保守的な節子(田中絹代)は、自由奔放に生きる妹の満里子(高峰秀子)と同居して面倒を見ている。夫・亮助(山村聰)が失業中なので節子はバー勤めをしているが、満里子には皮肉屋の夫に黙って仕えている姉のことが理解できない。京都にいる父・忠親(笠智衆)が余命いくばくもないと知った節子は、妹にはそのことを伏せ、二人で京都に赴く。そこで節子は初恋の相手であり、今は家具店を営んでいる田代(上原謙)と再会する。満里子は、姉の気持ちを知って、亮助、田代、そして姉に、正直な気持ちをぶつける。

というお話なんですが、これはなんともじれったい。タイトル通り宗方姉妹が主役だが、失業中の夫と居候の妹のためバーで働く節子(田中絹代さんです)と姉夫婦の家に居候しているがわりと態度と声のデカい妹(高峰秀子さんです)と、そもそも妻の実家の持ち家で失業中の身でありながらエラそうにふてくされてる夫(山村聡さんです)、節子が昔好きだった田村(上原謙さん)が主な登場人物だろうか。
夫がなんか太宰きどりでイライラする。節子もさっさと見捨てればよいのに。そして田村も煮えきらない。妹はうるせえし、ほんとにもーなんじゃこりゃ、もどかしいわーと思うんだけどなんやかんや他人の私生活を覗き見してる感覚というのは楽しいもので、終わってみると面白かったと思うのだ、観てる間はイライラするけど。