goo blog サービス終了のお知らせ 

生活

とりとめもなく

チャイナタウン

2024年12月10日 23時44分00秒 | 映画
昨日観た映画
「チャイナタウン」
なぜか知らんが、これは観たい!と思った映画。ロマン・ポランスキー監督、主演はジャック・ニコルソンとフェイ・ダナウェイ。
どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

アメリカ西海岸最大の近代都市としての様相をととのえつつあった1930年代のロサンゼルスを舞台に、政治的陰謀に巻き込まれた私立探偵の活躍を描く。製作はロバート・エヴァンス、監督は「マクベス(1971)」のロマン・ポランスキー、脚本は74'年度のアカデミー脚本賞に輝くロバート・タウン、撮影はジョン・A・アロンゾ、音楽はジェリー・ゴールドスミスが各々担当。出演はジャック・ニコルソン、フェイ・ダナウェイ、ジョン・ヒューストン、ペリー・ロペス、ベリンダ・パーマーなど。日本語版監修は高瀬鎮夫。テクニカラー、パナビジョン。1974年作品。
私立探偵ジェイク・ギテス(ジャック・ニコルソン)の事務所に、ミセス・モーレイと名乗るダム建設技師の妻が現れ、夫の浮気の調査を依頼した。ギテスは早速行動を開始した。まずモーレイ技師の身辺を洗い、彼がロサンゼルス川に異常な関心を持っていること、町をあげての新ダム建設には地盤がゆるくて危険だという理由で反対であること、そして若い娘のような恋人がいるらしいことをつきとめた。更に、モーレイは妻イブリンの父で町の実力者のノア・クロス(ジョン・ヒューストン)と、何かで対立しているらしかった。しかしギテスには、依頼された問題以外の争いや、水資源問題などどうでもよかった。だが、事件は意外な事が発端となった。モーレイの浮気がゴシップ新聞で暴露され、弁護士を共なったモーレイ夫人(フェイ・ダナウェイ)が名誉きそんで訴えるべく事務所に乗り込んできたのだ。しかも、夫人は最初に依頼してきた女とは違う人間だった。すると最初の女は何者で、何の目的があったのか。かつてチャイナタウンの警官だったギテスの第六感がはたらいた。数日後、モーレイが放水溝から溺死体となって発見された。貯水池に疑問を持ったギテスは、深夜、立入禁止の貯水池に忍び込むが、二人組の男に捕らえられてナイフで鼻を切られてしまう。こうなったら意地でもあとにはひけない。ギテスはイブリンに接しているうち、次第に事件の核心へと近づいていった。そこにはイブリンの父クロスが大きく浮かび上がってきていた。ギテスに問いつめられたイブリンの告白によると、モーレイと親しくしていた娘はキャサリン(ベリンダ・パーマー)といい、クロスの娘だった。そして驚くべきことに、キャサリンの母はイブリンだった。15のときに力づくで父親に犯されたイブリンは、キャサリンを妊んだままメキシコへ家出し、そこで知り合ったモーレイと結婚したのだった。今度の事件は義父と娘婿との対立だった。クロスは既にロス市郊外の砂漠地帯を手広く買い占めていた。モーレイが新ダムを建設し、砂漠へ水を流せばそれによって厖大な利益がころがり込む筈だが、理想主義者のモーレイが同調しなかった。事件は次第に解決の方向に向かったが娘を父の手から守るためにメキシコに逃げようとしてチャイナタウンにひそんでいたイブリンがクロスに発見された。イブリンをかばうギテスは捜査に当っていたかつての同僚のエスコバー警部補にクロスの悪行をまくしたてたが、警部補は耳をかそうとはしなかった。その間にクロスがイブリンの車に近づき、キャサリンを降ろそうとしたため、イブリンが彼の腕を撃ち、車をスタートさせた。走り去る車に警官が発砲し、車は停まった。一同が駆け寄ると、イブリンは絶命していた。

という、フェイ・ダナウェイが不憫な運命を辿る話でしてなんとも、私はいったい何を観させられてるのだ…という気分になります。
こういう40〜50年代にかけてハリウッドではやった暗く退廃的な雰囲気の犯罪映画をフィルム・ノワールというそうで、このチャイナタウンは1975年の作品ではあるがおおいにその雰囲気がある。だってカラー映画なのに、記憶の中では白黒になってるもん。


juvenile

2024年12月01日 23時59分00秒 | 映画
こないだ広島県呉市の大和ミュージアムで山崎貴展を観たのでこの偶然にびっくりしてんですが、ジュブナイルが4Kデジタルリマスター版でリバイバル上映されるとゆーので観てきた。
TOHOシネマズ錦糸町で
2000年の映画で山崎貴監督のデビュー作。デビュー作のわりにはなかなか豪華キャストでイイんじゃない。
しかしまあ、びっくりしたのは、お客さんが私ひとりだったんですわ。いやー久しぶり。何年ぶりかな。無いことはないんだ、こういうことが。15年前に渋谷シネパレスで観た「鴨川ホルモー」以来ではないか?いや、違う、たぶんあれだ。シネパレスが経営者が変わったらしくシネクイントと名を変えた同じ劇場で3年前に観た「BLUE/ブルー」かな。
劇場にひとりって、嬉しいような悲しいようなよ。
でジュブナイルはどういうお話かと言いますと説明がめんどくさのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

少年たちのひと夏のアドベンチャーを、圧巻のSFX映像でつづるSFファンタジー。淡い初恋やロボットとの友情などを巧みに織り込み、少年たちの成長を描く感動作だ。
森で小さなロボット、テトラと遭遇したユースケたち。家に持ち帰った彼らは宇宙からの侵略者ボイド人が迫っていることを知り、自称天才学者の青年・神崎の助けを借りて、地球を守るために闘うことを決意する。

というお話でした。
つっても去年いちど観てるしね、でも久しぶりに映画館で観られて良かった。
やっぱりなんか面白かった。初めて観た時はずーっと未来のような話だったが、たぶん未来シーンの描写より今現在のほうが超えちゃってるもんね。インターネットの発達とかタブレットの普及が当たり前になってるけど、24年前は想像もできなかったよね。少なくとも一般人はね。
テトラというキャラクターと飯岡というロケーションがこの映画をよりよくしてる気がする。私はたぶん、こういう映画が好きなのかもな、E.T.とか。ニューヨーク東8番街の奇跡とか。

里見八犬伝

2024年11月15日 23時54分00秒 | 映画
昨日観た映画(BS松竹東急で)

「里見八犬伝」
これ自分がちっちゃい頃にやってた映画、タイトルをすごくよく覚えている。里見を発見する映画だと思ってたから(どーゆー話だ)
薬師丸ひろ子特集でやってたから観た。どういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

里見家の姫と八犬士の一人との恋をベースに、悪の妖怪軍団と戦う犬士達の姿を描く。滝沢馬琴著『南総里見八犬伝』に新解釈を加えた鎌田敏夫原作『新・里見八犬伝』の映画化で脚本は「探偵物語」の鎌田敏夫と「人生劇場(1983)」の深作欣二の共同執筆、監督は「人生劇場(1983)」の深作欣二、撮影は「探偵物語」の仙元誠三がそれぞれ担当。
館山城主・里見成義の一人娘・静姫は叔父のもとへと逃避行を続けていた。突如、黒装束の騎馬侍達が前ぶれもなく城に攻め入り、成義以下を皆殺しにしたのだった。城を奪った男・蟇田素藤は、かつて成義の父・義実が征伐した蟇田定包の子であり、その時死んだ筈の素藤と彼の母・毒婦玉梓は悪霊“御霊様”に仕えることによって、不死身の身体をもつ妖怪となって蘇ってきたのである。そして静姫の生き血を“御霊様”に捧げるべく、彼女の行方を血まなこになって探していた。静姫は炭焼小屋で親兵衛という若者と出会う。彼に追われた静姫は巡礼姿の二人連れに助けられた。二人は犬山道節、犬村大角と名乗り、一巻の絵巻物を差し出した。それには、約百年前に里見義実が蟇田一族を滅したいきさつ、そして玉梓の呪いからか、義実の息女・伏姫が飼犬・八房に授けられ、懐妊した伏姫の胎内より白気と共に、仁、義、礼、智、忠、信、孝、悌の各字を刻んだ霊玉が八方に飛散したことなどが記されていた。道節と大角はそれぞれの霊玉を静姫に見せ「一刻も早く霊玉を持つ他の六人を探し出し、静姫を奉じ素藤らと戦わねばならない」と説く。最初はそんな話を信じなかった静姫だが、一人、また一人と犬士が集まってくるうち、犬士達と共に戦うことを決意した。なおも残る犬士を探す旅が続くなか、突然、けもの罠にかかり静姫がさらわれた。犯人は静姫を城に連れてきた者は侍にしてやる、という素藤のおふれに野望を燃やす親兵衛だった。彼は静姫を素藤のもとへ連れていこうとするが、素藤の支配下となった安房国の荒廃と黒騎馬侍の人を人とも思わぬ殺戮を見て心の中に変化が起き始めた。そして、黒騎馬侍達に静姫が発見された時、親兵衛は彼女をかばい、二人は鐘乳洞に逃げ込んだ。そこには、新たに同志を加えた道節らがいた。親兵衛の心の善を信じはじめた静姫だったが、二人はここで別れなければならなかった。犬士達に放りだされた親兵衛は黒騎馬達に捕まり城に連れさられる。彼はそこで、腕にある赤いアザから玉梓の子の転生であるということを知らされた。そして“御霊様”に仕える司祭・幻人によって悪の化身とされてしまう。その時、素藤配下の侍大将・現八に変化が起きる。彼は仲間を倒し、気を失っている親兵衛を連れて城を脱出した。懐にはいつしか光る霊玉がありそれに導かれるように静姫のいる洞に着いた現八は、七人目の犬士として迎えられる。その時、親兵衛が目を覚まし、いきなり静姫に襲いかかった。姫を守ろうとする犬士達に「刀を引きなさい」と、静姫が命じた。静姫は心で親兵衛に対峙しようとしたのだ。その瞬間、白い閃光が親兵衛を一撃し、彼の身体は静姫の前に崩れ落ちた。新兵衛が再び眼を覚すと腕のアザが消えており、二人の間には光り輝く霊玉があった。喜びに満ちあふれる二人は愛し合う。が、突如、大蛇があらわれ、静姫を巻き玉梓の笑い声を残して消え去った。集結した八犬士のもとに伏姫の「この矢を“御霊様”に向って静姫に引かせなさい」という声が響いた。そして彼らは姫を救い出し“悪”を滅すために館山城に向った。一人、一人合い討ちながらも素藤一味を倒していく犬士達。だが、素藤、玉梓、静姫のいる大広間にたどりついたのは、親兵衛と道節のみだった。道節は自ら追手の盾となり、親兵衛は静姫のもとへ飛んだ。そして縛めをとかれた静姫は“御霊様”に向って矢を放った。玉梓らはミイラと化し、城は崩れ落ちた。親兵衛は静姫を叔父の城へと送り届け、二人に別れの時がきた。親兵衛は静姫を想いながら七犬士達の墓を祭っていると馬に乗った静姫がやってきた。

というお話でした。
登場人物も多くてとにかくガチャガチャしていてワーワー言うてる間に終わった。戦国自衛隊とか魔界転生とかそういう雰囲気でワーワーやってる。
れきし!
伝奇!
ロマン!
ラブ!
アクション!
大蛇!
なんかもう歴史とか時代劇とかっていうよりテレ朝のメタルヒーローシリーズの雰囲気です。敵側の洞窟とかもうギャバンだよ。しかも大葉健二さんも出てるよ。千葉真一さんも出ていてJACの面々が活躍してるようだ。いまや将軍エミー賞の真田広之さんは薬師丸さんの相手役としてワーワー頑張っていた。忍者のような足軽の、ところどころ甲冑なのに胴体はスケスケ網チョッキという、下半身は太もも丸出しで誰に対するサービスなのかわからん衣装で暴れ回っていた。身軽なアクションがめちゃかっこよかった。
あとは志穂美悦ちゃんとか京本政樹さんなど、今も美しいが若い頃は息を呑むような美しさだ。岡田奈々さんが私は好きなのですが(たぶン顔が好きで、スクールウォーズの山下真司の奥さん役をやってた頃から子ども心に「この人可愛いなあ〜」と思っていた)京さまの妹役で出ていて可愛かった。
知らん間に大団円を迎えていた。里見八犬伝の元々の話を知ってればもっと面白いのだろうなあ…


メインテーマ

2024年11月13日 23時59分00秒 | 映画
今日BS松竹東急でやってた映画
「メイン・テーマ」
1984年の森田芳光監督の映画で、主演は薬師丸ひろ子さんと野村宏伸さんです。
どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

沖縄を舞台に、元幼稚園の先生とマジックを修業中の青年とが結ばれるまでを、二人に関係する中年カップルの恋を交錯させて描く。片岡義男原作の同名小説の映画化で、脚本、監督は「ときめきに死す」の森田芳光、撮影は「人魚伝説」の前田米造がそれぞれ担当。
小笠原しぶきは、先日まで幼稚園の先生だったがふとしたことでやめざるを得なくなり今は失業中。房総の海岸で、彼女は4WDのピックアップで全国をマジック修業にまわっているという大東島健と出会い、ひょんなきっかけから彼の4WDで一緒に旅をすることになる。しぶきの目的地は大阪。元、自分の受け持ちの園児で、父親の転勤で大阪へいってしまった御前崎カカルに会うのが一応の目的ではあるが、カカルの父親・渡に、以前から心魅かれるものがあったことも動機のうちだった。しぶきと健の旅が始まったが、何かとソリの合わない二人は道中ケンカばかりしている。浜松で、しぶきが健の叔父のマジック・ショーを手伝わされている頃、健は伊勢雅世子というジャズ歌手と出会い、ドライブを楽しんでいた。雅世子は渡と長い関係にあるのだが、しぶきはそのことは知らない。健は雅世子の大人の魅力にすっかりまいってしまい、しぶきはそんな彼の様子をみて小さな嫉妬を感じる。健の4WDは大阪に着いた。別れ際、しぶきはシャツをプレゼントし、健は故郷の沖縄へ向った。御前崎の家をたずね、カカルとの再会を楽しむしぶきだったが渡の妻に対する気がねなどがあり、長居はできなかった。そして、彼女は健のことが心にひっかかり、沖縄に住む姉夫婦を訪ねることにする。一方、雅世子は、歌手生活にピリオドを打つ決心をし、最後のステージを故郷の石垣島に近い沖縄でしめくくろうと向った。また、それを知った渡も沖縄へ飛んだ。しぶきは健、雅世子は渡とそれぞれ再会する。渡がしぶきを訪ねて来た。しぶきは想いを打ち明けるが、子供扱いされる。ある日、しぶきはレストランで雅世子と親しそうに話す渡を見てショックをうける。万座ビーチの海開き、健のマジックショーが行われた。その後、健と雅世子が連れ立って行くのを見たしぶきは、二人がキスするのを目撃、雅世子に渡のことを持ち出し、つっかかる。そして、健にも意地を張った。雅世子に呼び出されたしぶきは、彼女から渡と別れたことを聞く。幼稚園に就職したしぶきのもとに、健が誕生日のお祝いに駆けつけた。二人はお互いの気持ちを確かめ合い、ホテルに向かうが道路は渋滞。ラジオから雅世子のラストコンサートの実況中継が流れる。石垣島、畑仕事をする雅世子のもとに渡が現れる。一方、しぶきと健は、万座ビーチホテルへ腕組みして入っていった。

というお話でした。
なんじゃこりゃ…よくない方の森田芳光て感じがした。千葉から浜松、大阪、最終的には沖縄に行き着いてそこで話が進むので沖縄に行きたくなった、というだけだ。昔の角川映画の雰囲気は好き。野村宏伸が子供みたいだし演技がひどい。面白くないわけではない。映画というのはいろいろな楽しみ方があるし。

A&W牧港店が出てきて今とずいぶん違うのが面白かった。




映画2本で体力消耗

2024年11月05日 23時59分00秒 | 映画
昨日は朝から夕方まで映画観てたんだよねー
これを逃したらいつ観られるかわからないし。天気がいいのにほとんど映画館にいた。
まず1本目
「ジョーカー:フォリ ア ドゥ」
「ジョーカー」の続編だね。どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用させていただきます↓

心優しい孤独な男が、“悪のカリスマ”へと姿を変えていく姿を描いた『ジョーカー』の続編。前作に引き続き、ホアキン・フェニックスが主人公のジョーカーを演じ、トッド・フィリップスが監督を務める。『ハウス・オブ・グッチ』のレディー・ガガが謎の女リーを演じるほか、『イニシェリン島の精霊』のブレンダン・グリーソン、『ブレット・トレイン』のザジ・ビーツらが出演する。
“悪のカリスマ”へと変貌を遂げたジョーカーは、理不尽な世の中の代弁者として時代の寵児となった。そんな彼の前に謎の女リーが突然現れる。ジョーカーの狂気は、リー、そして世界へと伝播。孤独で心優しかった男による暴走は、一夜にして世界を変えていく。

というお話でした。
前作で収監されて精神科棟みたいなとこに入るという最後だったが、そこでいろいろあったり裁判があったりというその後が描かれてます。
なんか歌パートが多くてミュージカルのようだった。せっかくガガ様が出てるから歌わせにゃ損というところか。
ネタバレと思うのでまだ観てない人は読まないでほしいのですが



映画の冒頭にあったアニメの部分がこの映画の集約ではないかと思った。アーサーではなくジョーカーという偶像についての話

2本目はこれ
「十一人の賊軍」
白石和彌監督ですし、太賀と山田孝之が主演なので面白いであろう。

どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

「仁義なき戦い」シリーズを手掛けた脚本家の笠原和夫が残した幻のプロットを、60年の時を経て『孤狼の血』の白石和彌監督が映画化。戊辰戦争の最中に起きた歴史的事件を背景に、砦を守る任に就いた罪⼈たちの葛藤を描く。『唄う六人の女』の山田孝之と『熱のあとに』の仲野太賀がW主演を務めるほか、尾上右近、鞘師里保、岡山天音、野村周平、音尾琢真、玉木宏、阿部サダヲらが脇を固める。
1868年、15 代将軍の徳川慶喜を擁する旧幕府軍と、薩摩藩・長州藩を中心とする新政府軍=官軍で争われた戊辰戦争。明治維新のなかで起きた内戦で、江戸幕府から明治政府へと政権が移り代わる激動の時代であった。新発田藩で繰り広げられた歴史的事件の奥羽越列藩同盟軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた11人の罪人たちが決死隊として砦を守る任に就く。

というお話です。幕末の話を最近よく観るなあ。ここでどうにかしなきゃ日本がなくなってしまう、どうすれば正解なのかわからん中でとにかくがむしゃらにやる藩と個人の群像時代劇だろうか
とにかく人が死にまくる、死ななくていい人も死ぬみたいなこともあって戦争だからしかたないけど、死にすぎるなあと思った。藩の存続のためにいろいろ画策したろうけど維新によって藩すらなくなっちゃうわけだしさ…なんか虚しさが残る映画だったよ。

2本とも精神が疲れる映画だったなあ。2本観る時は組み合わせを考えないとね。

侍タイムスリッパー

2024年10月29日 23時59分00秒 | 映画
昨日観た映画
「侍タイムスリッパー」

これは自主制作映画で、もともと1館のみで公開されてたんだけど評判が評判を呼び全国300館以上で公開されることに至ったそうです。
どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

「拳銃と目玉焼」「ごはん」の安田淳一監督が東映京都撮影所の特別協力のもと自主制作した時代劇コメディ。密命を受けた会津藩士・高坂新左衛門が長州藩士と刃を交えるや、雷が落ち気絶してしまう。目覚めると現代の時代劇撮影所にタイムスリップしており……。「告白」などの現代劇や大河ドラマ『鎌倉殿の13人』などの時代劇に多く出演する山口馬木也が、斬られ役として第二の人生を切り拓こうとする高坂新左衛門を演じる。2023年第10回京都国際映画祭特別招待作品。2024年ファンタジア国際映画祭オフィシャルセレクション選出。
幕末の京都。密命を受けた会津藩士・高坂新左衛門が長州藩士と刃を交えたその時、雷が落ちる。気を失った新左衛門が目を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所だった。江戸幕府が140年前に終わったことを知り愕然とする新左衛門。やがて身を立てるために撮影所の門を叩き、磨き上げた剣の腕を頼りに斬られ役として生きていくことを決意する。

いうお話です。
自主制作ぽい部分がおおいにあるが、時代劇のセットとかはさすが京都の撮影所全面協力の迫力がある。
話は侍が現代にタイムスリップするという使い古されたような設定なんだけど、面白いんだよ!時代劇を愛しているという前提で作られた愛ある映画と思った。起承転結がうまく決まった良い話だ。ただしツッコミどころはたくさんある。
そういえば時代劇も少なくなったというか、ほとんど放送されなくなったよねーやってたとしても映像が軽くなったというか。昔の時代劇は映画の銀残しみたいな、クールな映像だった。時代劇の映画をもっと観てみようかなと思った。


ぼくのお日さま

2024年10月07日 23時24分00秒 | 映画
今日はお休みだー
やったぃ
朝から日比谷シャンテで映画観てきた。
「ぼくのお日さま」

どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

雪の降る田舎町を舞台に、吃音をもつホッケーが苦手な少年タクヤと、選手の夢をあきらめたスケートのコーチ荒川、コーチに憧れるスケート少女さくらの3人の視点で紡がれる物語。監督、撮影、脚本、編集を『僕はイエス様が嫌い』の奥山大史が務める。『シン・仮面ライダー』の池松壮亮、『スイート・マイホーム』の越山敬達、本作がデビュー作となる中西希亜良らが出演する。
雪の降る田舎町で、吃⾳をもつホッケー少年タクヤは、ドビュッシーの曲「⽉の光」に合わせてフィギュアスケートを練習する少⼥さくらの姿に⼼を奪われる。ある⽇、さくらのコーチである荒川は、ホッケー靴のままフィギュアのステップを真似して何度も転ぶタクヤを⾒つける。タクヤの恋を応援しようと決めた荒川は、タクヤにフィギュア用のスケート靴を貸して練習に付き合う。荒川の提案で、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習を始める。

というお話でした。
どっか北海道と思われる雪深い場所の、雪が降り始める頃から春が来るまでの短い間の出来事。
きれいな映画だった、尊いとはこういうことかと思った。若者の可能性というものをひしひしと感じた。そりゃもうたくさん思うところあるが、人生いろいろあるし、いろんな人がいるというおなじみの思考に辿り着くのである。

お腹へったー
マクドナルドで月見バーガーを食べました(月見は今年これが食べ納めかな)
プリプリエビプリオ美味しかったなー
食感がよかった。
京橋駅の近くにキッチンカー出てるとこあった。マクドナルド食べたばっかなので食べなかったけど、そのうち食べに来ようと思った。

その後おまめと甥っ子たちに会いに行った。夕飯はハンバーグです。たくさん食べてくれたのでよしとしよう。

いろいろある天城越え

2024年10月04日 23時59分00秒 | 映画
最近観た映画(BS松竹東急で)
「天城越え」

天城越えといえば私は石川さゆりさんのあの名曲、紅白で聴きたい曲ナンバーワンのあれですが、これはそのはるか昔(1959年)に発表された松本清張先生の小説が原作となっている1983年の松竹映画です。
何回か映像化されててTBSドラマ版は主役が田中美佐子さんで、ニノが14くらいの時(嵐がまだデビューしてない)に出演している。あの役の髪型のせいでその後MステでキンキかV6のバックについてるジュニアの中に坊主頭の子がいるというのが斬新で(私はドラマのことは知らなかったので)しばらくは坊主頭のジュニアの子として認識していて「あの坊主頭のジュニアは二宮くんというのか」「あっ、あの坊主頭のジュニアの子がデビューするのか」など強烈な記憶があるのだった。
で、ニノは関係ない松竹映画版の話にもどしますがどういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

十四歳の少年と娼婦が天城峠を旅しているとき起きた殺人事件と、三十年間、事件を追い続けた老刑事の姿を描く。松本清張の同名の小説を映画化したもので、脚本はこの作品が監督デビュー作となる「夜叉ヶ池」の三村晴彦と「炎のごとく」の加藤泰の共同執筆、撮影は羽方義昌がそれぞれ担当。
静岡で印刷屋を営む小野寺のもとに、田島と名乗る老人が、県警の嘱託で「天城山殺人事件」という刑事調書の印刷を依頼しに来た。原稿を見て激しく衝撃を受けた小野寺は十四歳の頃を思い浮かべる。小野寺は十四歳のとき、母の情事を目撃し、それまで彼にとって、神であり恋人であり、亡き父を裏切った母が許せず、静岡にいる兄を訪ねて一人で天城越えの旅に出た。少年は素足で旅する若い娘ハナと出会い、並んで歩いた。少年は美しいハナに母の面影を感じる。ところが、道中、ハナは一人の土工に出会うと、無理矢理に少年と別れ、男と歩きだした。気になった少年が後を追うと、草むらの中で情交を重ねる二人を目撃する。その土工が殺された。ハナが容疑者として逮捕される。土工と歩いているところを目撃した者もおり、彼女は土工から貰ったと思われる金も持っていた。さらに、現場には九文半ほどの足跡があり、ハナの足も九文半だった。警察の取調べに対し、ハナは土工と関係して金を貰ったことは認めたが、殺しは否認した。売春宿の女だったハナは一文なしで逃げだし、金が必要だった。結局、ハナは証拠不十分で釈放された。彼女は真犯人を知っている様子だか、頑として口を割らず、事件は迷宮入りとなった。田島老人はそのときの刑事だった。「九文半の足跡を女のものだと断定したのが失敗でした。犯人は子供でした」と老人は語る。そして、犯人である子供の動機が分らないと続ける。犯人は、少年=小野寺であった。少年はハナと土工の情交を見て、母が犯されている……そんな思いが浮かんだ。ハナにも、少年と天城を肩を並べて歩いているうちに、彼の純粋な気持ちが伝わったのだろう。だから、目撃した事実を口にしなかったのだ。刑事だった老人は、三十年ぶりで小野寺が真犯人であるという推理に達し、印刷を依頼に来たのだ。しかし、もう時効であった。

というお話でした。
なかなか衝撃的な内容だった。これを観てどんな気持ちになればいいのだ!という気持ちです。何かやむにやまれぬ事情があるのだろうと思っていたが、端的に言ってしまえば嫉妬であった。
なんかもっと、たとえば砂の器観た時みたいな感じにでもなれる映画かと思いきや拍子抜けだったけど良いところもあったよ。
今となっては鬼籍に入った人たちが元気で演じているのを観られるし(渡瀬恒彦さん、平幹二朗さん、山谷初男さん、樹木希林さん、坂上二郎さん、北林谷栄さん等々)あと田中裕子さんがめちゃくちゃ可愛い。美人ていう感覚は持たないんだ、あの人には。でも本当に良い。エロかすごい。
もう一度観たいとは思わないのだがドラマ版がたぶん2つあるからそれを観たいと思うしげんさくも読みたいと思った。

ぼくが生きてる、ふたつの世界

2024年10月01日 23時59分00秒 | 映画
昨日観た映画
「ぼくが生きてる、ふたつの世界」

久しぶりに映画観たいし、何か1本ちょうどよく観られるのないかな?と時間があうのを探していて良さそうだったから観たんだけどつい2〜3日前までその存在さえ知らなかった。
そしてとてもいい映画だった。本当にもうけたもうけた。
どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話のなっているMOVIEWALKERから引用↓

作家でエッセイストの五十嵐大による自伝的エッセイ「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」を映画化。聴覚障害者である両親のもとで育った青年の成長と葛藤を描く。『きみはいい子』の呉美保が9年ぶりにメガホンをとり、『東京リベンジャーズ』の吉沢亮、『黄泉がえり』の忍足亜希子のほか、今井彰人、ユースケ・サンタマリア、でんでんらが出演する。
宮城県の小さな港町で暮らす五十嵐家に大が生まれる。父の陽介と母の明子は耳が不自由で、幼い大が通訳をすることは当たり前のことだった。しかし、成長と共に周囲からの特別視に戸惑いや苛立ちを感じ、冷たい態度をとってしまう。母への複雑な感情を持て余したまま20歳になった大は、自分の生い立ちを誰も知らない東京へ逃げるように上京する。

というお話です。
よくもまあこんな吉沢亮みたいな顔の子役みつけたなあ〜と感心する子供時代から、中学生はすでに吉沢亮が演じていて、ちょっとちょっとそれは無理が…と思ったのも束の間ちゃんと中学生だった。見た目はともかく、彼はちゃんと中学生だった。顔がいいだけの俳優ではないことを見せつけられた。
耳がきこえない両親から生まれた健常な子どもの成長の話なんですが特殊な環境だし親もよく産んだなーと思うんですよ…でもけっこう普遍的な家族の話だった。母親とのエピソードが主に語られていたけどパチンコ屋から父親と帰るシーンなんてすごく良かったな。あと、これだから田舎はやだなーと思う所いっぱいだった。
忍足亜希子さん久しぶりに観た。20年くらい前、黄泉がえりにも出てたしその前にも主演映画あったよね。
突発的に観た映画がすごく良いと本当に生きてて良かったと思う。

ナミビアの砂漠

2024年09月11日 23時11分26秒 | 映画
おとついTOHOシネマズ仙台で観た映画
「ナミビアの砂漠」

河合優実さんが主演で面白そうだから観てみた。旅先で映画観るの定番化してきている。
どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

第77回カンヌ国際映画祭の監督週間で、国際映画批評家連盟賞を受賞した長編映画。自身が人生になにを求めているのかわからない女性の自分探しの旅を描く。『あんのこと』の河合優実が主演し、『猿楽町で会いましょう』の金子大地、『せかいのおきく』の寛一郎のほか、新谷ゆづみ、中島歩、唐田えりか、渋谷采郁らが出演。監督と脚本を『あみこ』の山中瑶子が務める。
21歳のカナは、将来について考えるのが退屈で、何事にも情熱を持てず、自分が人生になにを求めるのかわからずにいた。同棲している恋人のホンダは身の回りの世話をし、料理をして喜ばせようとしてくれるが、カナにとっては恋愛すら暇つぶしに過ぎなかった。そんななか、カナは自信家のクリエイター、ハヤシと関係を深めていくようになり、しだいにホンダの存在が重荷になっていく。

という映画でした。↑この説明、ホンダと別れるのがメインみたいな書き方だけど主にハヤシと同棲し始めてからが本題である。
いったい私たちは何を観せられているのだ。しかもお金を払って。好きこのんで。という気持ちになった。
しょうもない人間しか出てこないが世の中にはこういう人もいるんだな、いそう、いや、いる!という気分になりますし、なるぼど〜という気分になりますし、まーとにかくしょうもない男女の話ですがけっこう面白い。
でも、楽しくもないし前向きにもならんし、しょうもなーという気分なのに嫌な気持ちにもならんし不思議な映画だった。
登場人物すべて関わりたくない人間だったなあ。