こまちのさすけね亭

ひだまりを 拾って歩く お年寄り

誰かに言いたいだけの人

2020-05-03 | 徒然日記
知人から久し振りに連絡が来ました。

私が行きそうな6月のライブ情報をキャッチしたようで、行くの?ときかれました。

まず思ったのが、何故わざわざ探りを入れるのかということです。

音楽の趣味が異なるため知人がそのライブに興味があるわけでもなさそうだし、考えてもわかりませんでした。

本当のことを伝えても差し障りはないだろうと思ったので、

「行くつもりはないし、中止か延期が濃厚だと思う」

と正直に答えました。

5月からのツアーの中の一日なのですが、今月の日程はすべて延期や中止になったのです。

6月の日程は今のところ決行の予定だそうですが、非常に怪しいところだと思います。

「まだ今のような状況は当分続くだろうからしばらくライブとかは難しいよね~」

のようなやりとりをしていたら、知人が

「実は3月、東京にライブを見に行って来た」

と突然の報告を……。

3月といったら、ライブハウスのクラスターが問題になっていましたよね。

ライブハウスで感染した疑いが強いとされている宮城県ゆかりの有名人もいたはずです。

その頃に、超有名大型ライブハウスに行くために東京仙台間を往復するなんて……。

非常事態ほど人間性があらわになるのは、東日本大震災で皆さん十分すぎるほどに実感したことでしょう。

同じような事態が、また起きていますね。

知人とは今まで何度か遊んでいますが、最近はほとんど連絡も取っていなくて、友人と呼んで良いのかわからない状態でした。

これを機に、友人関係からただの知人に降格させようと静かに決意しました。

もうプライベートでわざわざ会うことはないでしょう。

そのため、冒頭から「知人」という表現をしています。

ライブに言ったことを誰かに言いたいだけだったのだと思います。

わざわざ私に言うことないのに……。

今後の付き合いを考えさせてもらう判断材料にはなりました。

もちろん、自分も相手から同じように常々判断されているであろうことは十分理解しているつもりです。

社会人になってからの友人って、続かないですよね。

特に女性はライフステージによって人間関係が変化して当然だと思いますが、それにしても不思議です。

ガチガチに考えすぎても良くないので、あまり気にせずさらりと自然体でいたいものです。