こまちのさすけね亭

ひだまりを 拾って歩く お年寄り

順番も何も

2017-04-26 | 徒然日記
本を読まない人あるある。

「図書館行ってきたの?勉強~?偉~い」

↑そもそも本を読むという発想がない。

あると思います。


知り合いの女性たちが、輪になって子供の話をしていました。

「女の子より男の子は特別かわいいんだよねー、愛しいっていうか」

「そうそうわかるー」

子供はすぐそばで遊んでいました。

普通に聞こえる距離です。

女の子が聞いていたらすごく傷つくと思うよ……。

年齢一桁の頃、祖父母が言っていたことを亡くなった今でも忘れられません。

「じいちゃんは〇〇(初孫で唯一の男孫)がいちばんかわいい」

「ばあちゃんは□□(末っ子♂の第一子で女の子)がいちばんかわいい」

私たち姉妹は祖父母の家からいちばん近く(と言っても車で数十分)、孫の中ではいちばん頻繁に会っていました。

それなのに……とむなしい気持ちになりました。

まあ、たまにしか会わない方が良い印象は残しやすいですよね。

そのときだけ取り繕えば良いのだから。

一緒にいる時間が長いほど、ずっと良い子でいるのは難しい。


いとこが出産し、母が赤ちゃんに会いに行きました。

母の兄は、

「K(長男の第一子)よりこの子がかわいいんだ」

と言っていたそうです。

だからそういうこと言うなっつーの。

長男はすっかり奥さん一家に取り込まれてしまい、婿入りしたかのような状態で、長男の奥さんにも気を遣いなかなか思うように会いには行けないのだそう。

なんというか、親が孫比較すると子も孫比較するようになるのねというお話でした。