こまちのさすけね亭

ひだまりを 拾って歩く お年寄り

日常を取り戻したい

2011-05-08 | 東日本大震災(2011.5~)
震災で古い壁紙は剥がれまくったといいますが、私の部屋(賃貸)にも影響がありました。

5/5に気付きました。

問題は、部屋の角。




前から盛り上がっていましたが、更に盛り上がっていました。

触るとポコッと穴が開いてしまいました。

危険なのでもう触らないようにします。


石井竜也さんのツアーの追加公演が決まりました。

NHKホールです。

被災地関係なし。

福岡公演に続き二度目の追加。

今回の追加は、仙台公演の穴埋めに思えて仕方ありません。

仙台公演の損失をなんとか埋めようと…。

こんな風に考えてしまう私は性格が悪いのでしょうか。

できる所はどんどん経済活動をしていただいて構いません。

特に、ツアーはたくさんのお金が動きますからね。

しかし、これではあまりにも…。

他の某アーティストも、夏のツアーからきれいさっぱり被災地をすっ飛ばして下さいました。

去年まで来てくれてたじゃないか!

いえ、別にぐちぐち責めるつもりはないのです。

ただ、こういうやり場のない寂しさやむなしさを抱えた人々がたくさんいるという実状を少しでもわかっていただきたいと思って書きました。

こんなときにコンサートなんて贅沢な、と思う方もいらっしゃるでしょう。

こんなときにネイルサロン、こんなときに美容院でパーマ、こんなときに東京に遊びに…。

「こんなとき」はもう過ぎました。

非日常のこと自体は贅沢かもしれません。

しかし!

働いてご飯を食べてお風呂に入って寝て起きて、家事して買い物をして、たまに友達と会ってお茶して、もっとたまに遠くに遊びに行って美術館やコンサートに行ったり…。

そういうすべての流れこそが「日常」なのでは?

本当の日常を取り戻すには、まだまだ時間がかかりそうです。