パソコンレッスンの現場

PCインストラクター、短大講師のエッセイ

青森県立美術館

2007年10月11日 | 気になる本
先日、青森県立美術館に行ってきました。
2006年最も話題になった東北最後の県立美術館です。

本当は、昨年奈良美智の展示作品に会いに行きたかったのですが、
なかなか時間がとることがままならなくて今年になりました。

奈良美智作品は、こじんまりした感じになっていました。
倉庫などでの展示向きかもしれません。

この美術館は昨年のシャガール展の時が圧巻だったようです。
そのシャガールの9m×13m 3枚の絵のための空間がよかったです。

寺山修司を映像作家としてとらえてDVDで見せていた点も良かったです。
そうしたことを案内係の人が良く知っていた点もびっくりしました。

この美術館は菊池敦己氏のグラフィックデザインも注目です。
そのサインは個性がキツイようでいてしっくり収まっていました。

建築家青木淳氏の自由な雰囲気の建物という発想は伝わってきました。
とっても広いのに、全体がつながっている構造です。

建物は本でみて理解できることと、その向こう側に奥行きを感じました。
書物やインターネットで復習できる時間は心地よい余韻です。


青木淳 JUN AOKI COMPLETE WORKS〈2〉青森県立美術館 青木 淳,中山 英之,椹木 野衣,鈴木 理策 INAX出版

最新の画像もっと見る

コメントを投稿