パソコンレッスンの現場

PCインストラクター、短大講師のエッセイ

写真 柳家小三治

2009年12月08日 | 気になる本
私の話し方はごくたまに柳家小三治的になることがあります。
それほど気に入っている噺家の一人です。

落語とはその人なりを見聞きすることともいわれます。
何かを教えているということもそれに近いかもしれません。

写真には演題がありませんが、「芝浜」などそれとわかるものがあります。
写真家はたくさん聞いたうちのごく一部を作品にしていることも伺えます。

本の解説のなかで、「馬の田楽」を何度目かに聞いて涙したとあります。
私には退屈な話でしたが、話の筋を彷彿とするものがあるとのことです。

月並みな講義やレッスンの内容であっても同じことが言えるのでは。
平凡な内容のものほどその人が問われるのかも知れません。

昨日の雪で今日2回洗車しました。
平凡かもしれない生活のリスタートです。



柳家小三治 (橘蓮二写真集 噺家)河出書房新社

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