パソコンレッスンの現場

PCインストラクター、短大講師のエッセイ

救った命20000人

2005年10月10日 | 気になる本
 パソコンと関係ない本の紹介。

 「救った命は20000人」というのは、帯にかかれています。
 多いときは一年に960件の手術したというから驚きです。
 
 先日、テレビでみて本人の著書を読んでみました。
 日本での評価よりも海外での評価が高い理由がわかります。

 日本の医学会の実情についても歯に衣着せぬストレートさは気持ちいいです。
 自ら潔い生き方をしているので、お金の話も説得力があります。

 テレビでは断片的に知りえなかったことがすうっと見えてきました。
 論文よりも臨床例、手術例の数が問題といいます。

 海外でいくつもの教授を掛け持ちしながら日本ではなし。
 それでいながら、借金かかえ自己の技術の継承に奔走しています。

 歯切れがよく、元気100倍になる本です。
 そして、働くことの美しさに心打たされる本です。


福島孝徳 脳外科医 奇跡の指先 PHP研究所 

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