「諸問題」ということで、これまで、
議員の守秘義務の設定や議員の情報公開禁止などがありましたが、
結論は、その話題になりませんでした。
別の「問題」が浮き上がったので、
守秘義務と情報公開禁止はさておき、との意味でしょうかね?
議題になった内、2つをご紹介。
1.議会運営に対する要望があれば、
無所属議員も提出せよ。
2.地方制度調査会の答申(ご参考)
1.議会運営について、いわゆる議会改革に関わることは、
任期の最初に各派から出されたのですが、2年経って、
先日、すべての項目で全会一致をみなかったので、
議論終了となっていました。
5月から委員会構成や、会派構成も変わり、一旦動きが落ち着いたからか、
改めて、要望を聞くという手順になったようです。
どんな「改革案」が出てきて、
何かが全会一致になるのか、今後の動きに注目です。
2.第30次の地方制度調査会の答申が出て、2つ注目します。
・特別区の区域の見直し
「見直しについて検討することが必要である」となっています。
・住民自治の拡充
「より地域密着した区議会議員を選出する観点から、選挙区を設けるべきかどうか、引き続き検討する必要がある。その際には、選挙区の設定方法をどのように考えるかといった視点が必要である」となっています。
特別区という制度そのものには、
非常に不安定な部分と、責任の所在が明確でないという欠点を感じています。
区域の見直しは、そこにチャレンジするものです。
選挙区を設けるかについては、皆さんのご意見を伺いたいです。
区に、選挙区を作るのは、小選挙区制に近づきます。
渋谷区議会では、34番目に入れば当選できますが、
選挙区になれば、例えば、3人区の場合、
自民、公明、共産、その他の政党、そして無所属となり、
各選挙区で、少数意見が切り捨てられる可能性が出てきます。
自治体議会の議員には、政党は無くすべきが自論ですし、
現在の国会における小選挙区制の弊害は、
・得票率と議席数のアンバランス
・公約に反してまで、白紙委任のように事を進める
ということでも
危険性を感じています。
その他、別件で、幹事長会では発言噴出でしたが、
文字起こしをするには、品性に問題がありそうなので、
ここまでに、しておきます。
もちろんたくさん、メモはしてあります。