渋谷区議会議員『子どもにツケをまわさない!』笹本由紀子です。

転んだら、何かつかんで立ち上がる元・証券会社OL+音楽家+ラジオDJで、幼児教育研究者。渋谷区議会議員です。

本日3本目投稿ですが、映画の公開で何かが起こっています。

2013-07-01 17:15:23 | 日記
facebookからの転載ですが、
気になったので、こちらにも。

不穏な動きというのは、
あちこちにあるもので、
誰かに指示されたのか、
あるいは言われなくても気を回して何かをする人たちがいます。
何が一番大切なのか、ルールの線引きを
間違っている人達が増えています。

教育現場でもあることで、
将来への大きな不安です。

(ここから転載)

一時中止された日比谷図書館での『選挙』上映、東風単独の主催として復活することになり、東風がチラシを500部刷り直して指定管理会社に納品したのだが、なんとそのチラシが少なくとも昨日の時点で各所に設置されていなかったことが判明。指定管理会社がストップしていたのだという。ショックです。

納品すれば都内の図書館・約30カ所に設置してくれると約束してくれたから、東風のスタッフが忙しいなか刷って納品したのに…。なんだかやるせない。それに上映会まであと2日なのに、チラシが全然配られていないことになる。そんなに上映会の邪魔をしたいのだろうか。

とにかく、7/2(火)の日比谷図書館での『選挙』上映会&トークは、チラシでの告知がほぼ皆無のまま行われることになる。これで何人の観客が来てくれるのか全く分からないが、この一連の事件についてきちんと話したいと思う。

上映会の詳細→http://senkyo2.com/?p=254

「ふしぎな国ニッポンのふしぎな選挙」
開催日時:2013年7月2日(火)
18:00 受付開始
18:15 『選挙』上映 (120分)
20:15~21:15 想田和弘監督×山内和彦さん対談、質疑応答
会場:千代田区立日比谷図書館 日比谷コンベンションホール
会場住所:千代田区日比谷公園1番4号(旧・都立日比谷図書館)
アクセス:http://hibiyal.jp/hibiya/access.html
・東京メトロ 丸の内線、日比谷線、千代田線「霞ヶ関駅」C4出口、B2出口より徒歩約5分
・都営地下鉄 三田線「内幸町駅」A7出口より徒歩約3分
・東京メトロ 千代田線、日比谷線「日比谷駅」A14出口より徒歩約7分
料金:一般800円、障がい者(付添人1名まで)500円
お申込方法:当日先着順200名(予約不要)
主催・問合わせ先:
合同会社 東風(とうふう)
Tel. 03-5919-1542 Fax. 03-5919-1543
Mail. info(a)tongpoo-films.jp

これまでの詳しい経緯→http://senkyo2.com/?p=314

脱原発セミナーお問い合わせへの返事をします。

2013-07-01 11:31:30 | 日記
今週末に行われる脱原発セミナーについて
お問い合わせがありましたので、
公開にてお返事させて頂きます。

1.議員や候補者でないと参加しにくいのか?

確かに主催の財団がこれまで、多くの自治体議員(かつての地方議員のことです)を
輩出してきましたが、
広く参加を呼びかけられておりますし。
前回このテーマで参加した時はいろんな方が参加されておりました。
もちろん、確かに、議員は多いので、お住まいの地域の議員と比べてみるのも
良い機会だと思います。


2.山さんについて

高木仁三郎一派の代表格なので、この2年で、もう話を聞いたと
いうかたもおられるでしょう。
ただ、今回国会事故調のメンバーであったからこそのお話を伺えると
とても私が期待している所です。
私は、1回だけですが、国会事故調の傍聴に行き、また、ネットで見られるものは
全て見ました。
調査報告書も。

そこで感じたのは、市民の中で活動されてきた高木さん(故人)や山さんが
国のやったことに対して、これまで得た知識のすべてをかけて、
調査にあたってこられ、他のメンバーの方々も、「本気で」取り組まれていたことを
傍聴の部屋で感じてきました。
そして、そこに同席していた、国会議員がとても少なく、
一部は選挙で落ちました。

だからこそ、今の自民党政権が、
原発を進める政策に戻れたことを、実感しています。
だから、メンバーの話を伺いたいのです。


3.井戸川さんが参加なさること

これは、非常にトライアルです。一番の興味です。
立候補者前に、このプログラムを聞いていたので、
楽しみにしていたもののいらっしゃるのかどうかはわかりませんでした。
参議院議員選挙期間に突入して、小さな部屋に短い時間でもいることが、
とてもとても地道過ぎる気がして…。
首長(この場合町長さん)として、住民の命を預かるという責任感の頂点に
居合わせるという事は、本当に、運命としか言えません。

ホントは、政治って、平和な時には誰でもやれるのです。
危機に直面して、政治家の本領が発揮されるし、
政治家(政治屋)の化けの皮がむき出しになります。

現在の日本で、数少ない、自らの責任を全うした首長であることは
間違いありません。
だから、声を聞いてみたいです。


お答えになったかどうかはわかりませんが、
こんな気持ちで、脱原発セミナーをお知らせしました。


なお、まだ少し空きがあるそうです。
皆さんも、歴史を見てみませんか?

【市川房枝記念会HP】
http://www.ichikawa-fusae.or.jp/event/index.html#event_kenpo
一番下に案内があります。プログラム内容はPDFで見られます。







窓ガラスは凶器になる。

2013-07-01 10:57:22 | 日記
以前、サンフランシスコから来た人が、
東京の街が、壁面をガラスで覆われたビルが乱立しているのを見て
怖くなったという事を聞いたことが、
ずっと引っかかっていました。

小さなお子さん連れの方には、
できるだけ、ガラスのビルは避ける道案内をしてきました。

通学路だけでなく、
大人でも、落下してくる窓ガラスに、
勝てるはずもありません。

スカイツリーの氷が落ちてきたように、
想定外の落下物に対し、
不安感を持つことが、
まちづくりには必要です。

鈍感力は、ここでは必要ありません。
感覚を鈍らせるものが多すぎる街での生活は、心も
荒みます。
以下東京新聞の記事の転載です。



強い揺れ、瞬時に900枚落下 窓ガラスが凶器に 2013年7月1日 07時10分

体育館の管理を担う柳橋さん。「最初の揺れで一気にガラスが割れた」と東日本大震災を振り返る=伊藤遼撮影

 街を覆うビル群。その窓ガラスが大地震で割れると鋭利な刃物となって地上に降り注ぐ。東日本大震災でも各地でガラスが割れ落ち、国は先月、自治体から被害を集計して分析に入った。頭上に潜む危険。その時、人がいたら-。 (上條憲也)

 「ほとんどが最初の揺れで一気に割れ落ちた」。事務職員の柳橋(やなぎはし)孝栄さん(43)は、昨年十二月に改修を終えたガラス張りの体育館を見上げる。茨城県鉾田市の県立鉾田第二高校。震度6強を観測した3・11の揺れで、窓ガラス千二百枚のうち九百枚以上が割れた。

 「誰かケガをしていないだろうか」。施設管理を担う柳橋さんは祈る気持ちで駆けつけた。ちょうど六時間目の授業中。幸い、体育館は使われていなかった。そばの車にはガラスが降り注いでいた。足元にはノート大ほどのガラスも。「辺り一面、破片だった」

 五百人の生徒が校舎から外に逃げてきた。余震のたびに悲鳴が上がる。体育館の周りを見回っていた柳橋さんも強い余震でフェンスにつかまった。その時、目の前に体育館のガラスと天井材が落ちてきた。「つかまる場所がずれていたら…」。背筋が凍った。

 耐震化を終えていた校舎に対し、体育館は一九七二年の建設で、ガラスも窓枠も当時のまま。割れた大半は開閉できない窓ガラスで、石こうのような硬性のパテ(接合剤)でガラスが窓枠にがっちり固定され、揺れを吸収する「遊び」がなかった。改正法が施行された七九年以降の新築建物では使えない構造だった。

 同じころ、震度5弱に見舞われた東京・新宿の駅前にある商業ビルでも、開閉できない窓ガラスが割れ落ちた。八階から一枚、二階から三枚。「けが人はなかった」と話すビル関係者は、窓枠には揺れを抑える弾性のパテを使っていたと証言する。現在、多くのビルで使われている構造だ。揺れが原因か、モノが衝突したのか、割れた理由は不明。今は飛散防止フィルムが貼られている。

 九州有数の繁華街、福岡市中央区天神。その一角に十階建てのビルが立つ。二〇〇五年三月。福岡県西方沖地震(最大震度6弱)でビルのガラスが牙をむいた。千六百八枚のうち四百四十四枚が割れ落ち、歩道の三人が負傷。地面で跳ねたガラス片が体に向かった。

 割れた窓ガラスは鉾田第二高の体育館と同じ古い構造。耐震性の高い窓に順次改修していた最中で、この日も作業を予定していた。最終的に改修には一億円かかった。改修担当だった阿武(あんの)寿志さん(59)は、対策が間に合わなかった苦い経験を教訓とする。

 「古い建物だと、いつ来るか不明な地震のために改修の投資をしにくい環境がある。だが最悪のケースだけは避ける意識と対策が必要だ。結局、地震はいつか来るのだから」

(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013070190071009.html