さんらいずの徒歩鉄備忘録

過去の鉄道写真を中心に撮影時の出来事、旅行記、その他いろいろなメモ書きです

廃止前の寝台急行「銀河」その3

2008-03-13 01:19:06 | 鉄道写真 関東・甲信越
今回は「銀河」よりも風景として、ですね。スナップです。


寝台乗降口。並ぶときの目印として頭上に札がありますよね。あれです。
「銀河」とテープで貼ってあります。でも星のマークが特急用。

ちゃんと一致させようよー。

きっと廃止になったブルトレ(さくらとかかな?)の使い回しなんだろうけど・・・。
って気付いてる人どのくらいいるんだろう・・・。(汗)


電光掲示。この表示もあとわずか・・・。

かつて夜行列車には銀河の他にも月光、あかつき、明星、彗星など、天体にちなんだ愛称がたくさんありました。

今は北斗星、カシオペアなど、星座もありますが、昔はなぜかこれらのように太陽(夜明け=あかつき)、月、金星(明星のこと。金星は地球よりも太陽に近いところにあるので、地球から見えるのは太陽の光が弱い日の出直前と日没直後に限られます。朝の時はあけの明星、夕方はよいの明星と呼ばれますね。)が多かった気がします。

あ、「金星」もあったかな?「あけぼの」も夜明けのことだから仲間ですね。

でも「銀河」がスケール的には一番大きいのに格下の急行なのはなぜ?(^^;



快速「ムーンライトながら」と。
この日は高崎線の事故で接続を撮るために両列車とも遅れて出発でした。
しかし、さきに発車したのは後続の「ながら」。
「銀河」は後でした。
いつもは10分差で発車して逃げ切っている「銀河」を後回しなんて。
客車だから電車より遅いので先に快速の方を、というわけではないでしょう。
いつもは逃げ切ってるんだから。
廃止間際だから可能な限り「銀河」に乗りたい人を待つ、という計らいなのでしょうか。

さて、この光景もあとわずかで無くなりますね。
日本の鉄道の中心である東京駅からいわば夜の顔が消えていくようで複雑な気持ちです。速いのは便利ですけど・・・。

やっぱり酔っぱらった人と通勤電車っていう風景だけが夜の駅の風景っていうんじゃねぇ・・・。
東京駅ってターミナルだから旅情も必要だと思うんですよ。

皆さんはいかがでしょうか?

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