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八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

今日の試合(強豪みなみ野Aに善戦!)。

2015年09月20日 20時17分47秒 | 散ドラの試合について

今日は、8時に中散田公園に集合し、滝ケ原グランドに移動しました。今日はセイヤとキラがお休みで、12人です。

 

滝ケ原には、8時半くらいについたので、余裕をもって練習です。アップ、キャッチボール、トスバッティングをして一旦休憩。スタメンを発表してから、内外野に分かれてノックをして、試合開始を待ちます。

 

10時47分試合開始です。

 

現在、研修連盟春季大会の1位のみなみ野ファイターズAチームとの対戦です。7月の対戦では、3回0対15のコールド負け、今回が5回0対8のコールド負け。同じコールド負けですが、一歩前進の結果を残しました。

 

野球に「たられば」はないのは承知で言えば、初回に5失点しましたが、ルリとコウヘイのエラーがなければ、1失点か2失点で済んでいます。もっと言えば、ケンタは好投しましたが、2・3番への四球がなければということも言えます

 

しかし、2回以降は、エラーがなく締まった試合が出来ました。そして、またまた「たられば」ですが、3回の2失点もパスボールによるもの(加えて、カバーもできていなかったため)で、与えなくても済んだ点です

 

いくつかのミスはありましたが、守りがしっかりしてくれば、このように普通の試合になるのです。下手をしたら(というか、本当は上手くいけばですが)、みなみ野さん相手に、7回まで行くなんて展開になったかもしれないのです。これはこれで、1勝したのと同じくらいの価値がありますよね。

 

しかし、試合に勝つには、点を取らなければなりません。今日は本格左腕のような大柄な投手でしたが、エースではなく、前試合のように全アウト三振ということはありませんでした。しかし、安打はエラー気味の内野安打1本で、クリーンヒットはありませんでした。タイミングを取って、ミートするということができないと、なかなかヒットは生まれませんね

 

コウタはレフトに良い当たりがありましたが、2打席目は欲が出たかな。ミサキは、当てるだけでミートまでは行きませんでした。ケンタはもう少し強い当りでしたが、ジャストミートまではいきませんでした。ルリも同様です。

 

今日三振したのは、コウヘイ、ケンタロウ、シンペイ、シオン、サヤハルでした。コウヘイはしっかり振りに行っての三振なので、仕方がありません。2三振のケンタロウは適当に振るのではなく、しっかりタイミングをとってミートするスイングを意識してほしいですね。当らないことには、せっかくの足を活かすことも出来ませんからね

 

シンペイ、シオン、サヤハルも当らないと、何も起きないですから、まずはミートをしっかりここがけよう。サヤハルは、打撃面での可能性を秘めていますが、「打ちたい」気持ちだけでは打てません。練習前のトスでも、最後に思いきり打っていました。確かに、思い切り打てば気持ちいいでしょうが、それをいくらやっても試合では打てません。試合で、トスのような球は投げてくれませんから。だから、タイミングをとって、自分のミートポイントを確認して、確かなものとしていくのです。今日の三振の、最後のスローボールに完全にタイミングを狂わされたことの意味をよーく考えよう。

 

今日の試合は、連盟秋季大会。秋です。スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋などと、いろいろ言われますが、秋は学習の季節でもあります。しっかり「考えて」野球をやりましょう

 

 


ラグビーW杯!日本代表、歴史的勝利!

2015年09月20日 18時13分27秒 | スポーツ

2つの意味で歴史的勝利です。一つは、かつてW杯で1勝しかしていない日本の、21年ぶりの勝利ということです。これはこれですごいのですが、もう一つの方は「奇跡」と言っても過言ではありません。なんと、W杯2度優勝で世界ランク3位の南アフリカに勝利です

 

世界ランク3位と言っても、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカは過去2度ずつ優勝している三つ巴の世界3強です。サッカーで言えば、ブラジル、ドイツ、イタリア、スペイン、アルゼンチンといった国々です。日本も世界ランク13位とはいえ、サッカーの場合の世界ランク3位と13位とは、訳が違います。ちなみにサッカーでは現在、ドイツが3位、オーストリアが13位です。そして、スペイン11位、オランダ12位、イタリア16位と、サッカーではこのあたりまでは、どこが勝ってもおかしくはありません(日本は58位です)。

 

散ドラ活動から帰って、テレビ放送があったので見ました。ネットのニュースで勝ったことは知っていましたが、それでもハラハラ、ドキドキしてしまいました。それほど、劇的な展開、劇的な勝利でした。

 

ラグビーは、他のスポーツと違い、外国人でもその国で3年以上プレーしていれば、代表として出場することができます。そのため、現在の日本代表にも多くの外国出身選手がいます(帰化している選手やハーフの選手もいますが)。それでも、フィジカル面では、世界最高レベルと比べると圧倒的に振りです。そのフィジカルの差を、見事なディフェンスで互角の戦いに持ち込みました

 

日本のラグビールーツ校でありながら、選手補強で不利な慶応大学が、格上の相手に挑む時の武器が「魂のタックル」と言われる低いタックルです。自分より大きな相手の足にタックルに行くのは恐怖感が伴いますが、それに打ち勝ち、相手を倒した時に、体格差を克服し、勝機が生まれるのです。今日の日本代表もまさに、そんな「魂のタックル」で世界3位を止め続けました

 

しかし、すごいのはただ魂がこもっていただけではなく、タックルしてはすぐに起き上がり、再びディフェンスに回り、相手に数的優位を作らせなかったことです。サッカーもそうですが、ラグビーはより明確な陣取り合戦です。数的優位を作り出せば、トライが生まれます。どんなに良いタックルをしても、いつまでも寝転がっていて、密集に巻き込まれてしまえば、その分だけ数的優位を与えてしまうのです。名将エディー・ジョーンズHCに、密度の濃い合宿で鍛え抜かれた日本代表は、この格下チームが格上に勝利するため必須条件を、精神面、肉体面の両面からやり抜いたのです

 

しかし、たった二回ほどのタックルの甘さを突かれてトライを奪われ、試合終了直前には、ペナルティキックを決められ、3点のリードを許しました。32対29。しかし、日本代表は諦めません。世界は奇跡と呼びましたが、日本代表はスタッフも選手も勝つための準備をしてきたのです。

 

試合終了30秒前くらいで、日本代表がドライビングモールで相手ゴールになだれ込み、トライかと思われましたが、ビデオ判定の結果、グランディングできていないということで、5m地点でのスクラムとなりました。ここで180度回されそうになりながらもこらえて、再度のスクラム。ここで相手の反則。しかし、日本代表は、ペナルティキックで同点を狙わず、再びスクラム。盛り上がるスタンド一度、二度と右に展開し、相手ラインを破れず起点を作る。そして、最後は左に展開。一人がギリギリまで自分に引き付け、最後の最後の陣取りゲームで、数的優位を作り、左隅にトライ!既に終了時刻を数分経過しており、勝利を確信して、抱き合う選手たち。五郎丸のコンバージョンキックがはずれると同時に、ノーサイドの笛が吹かれました。

 

日本ラグビー界の歴史的快挙ですが、W杯は始まったばかりです。この後も、「奇跡」を「現実」にして、「歴史」を作ってほしいですね。