プラスアルファ

今の日本はおかしい。
規制緩和して日本を売るつもり?
不安な思いをウダウダ書き散らす日記

間違いだらけの国策

2023年11月07日 17時33分09秒 | 辛辣うだうだ放題

最近トシのせいか朝の目覚めが早い。
……というか、睡眠障害? かな。
1時、2時、3時と、1時間ごとに目覚め、
無理に寝付こうとするのをやめて、
3時だったか4時だったか、ラジオをつけた。
ガシャガシャしたお喋りは嫌なので、
HNKだったかな? そのまま聞いていると、
なんと、昭和のころの曲がかかってきた。

まだ小学生だったころに流行った歌で、
タイトルが思い出せないけど、奥村チヨという人の
落ち葉の舞い散る停車場がどうのこうのっていう歌詞。
停車場って駅のことよね? と、思いながらウトウト……。
すると、次の曲も「夜明けの停車場」というタイトルの曲だった。
当時は「駅」と言わず「停車場」というのが流行りだったのかな?

そういえば昭和のころは、まだアチコチに鉄道があったなぁ……と、
半分寝オチ寸前で考えていた。
どんな田舎にも駅があった。
夜汽車とか、夜行列車とかは、
主要都市だけに停まるとは思うけど当たり前に運行していたと思う。

良い時代だったんだなぁ……って思い返していると、
あの頃は活気があったと気づいた。
人々がキラキラしていたと思う。

ドライブでアチコチの町を通るたびに、
駅舎だけはポツンと残っているのに、
線路は剥されて草が生えているだけの風景をよく目にする。
そういうのを見るたびに寂しい気持ちになる。

駅のあるあたりの通りは、
昔の賑やかだった名残だけはある。
今はシャッターが下りてひっそりして、
みんなどこにいるんだろう? って不思議になる。
駅から離れたあたりに住宅がチラホラ見えて、
小さな子どもがいる家もあって、
自家用車が家の横に停まってる。
交通の手段なので車は必需品だね。

北海道は電車ではなく汽車って言ってた。
もう気軽に乗って行くことは出来なくなってしまった。
田舎の人口が減ったとか、自家用車が増えたというだけじゃなく、
国鉄を廃止したのは、当時の国の策として間違いだったと思う。
いくら乗る人が減っても赤字でも国は支えるべきだった。

ライドシェアなんていう、やくざなものは導入する必要もなく、
2024年問題だって少しは解消できた。
トラックで長距離を運べなくても鉄道なら運べたのに。
そこからトラックに乗せ換えればいいだけだったはず。

国が責任を放棄してるだけなのよ。
ひどい国だ。
そりゃあGDPもダダ下がりだよ。
こうなるのは当たり前のことだと思う。
もう今の時点で先進国とは言えない。

全てを生産性で片づけて合理化してしまった今、
昔に戻ることはもう出来なくなってしまった。
国鉄が存続していたら、コロナで世界が変わった時に、
田舎に帰ろうと思った人だっていたはず。

田舎への道を閉ざしたのは国の愚策だと思う。
国でやっている赤字の事業を、
民間企業に任せるとどうなるか、
今の日本という国を見るとよくわかる。

国民がどんどん不便になる。
これを色んなところで30年にわたってやり続けてきた。
そして今。

国鉄だけじゃない。
郵便局も同じ。
郵貯は普通の銀行に成り下がり、
色んな手数料がかかるようになった。
郵便事業に至っては、
市内は翌日配達だったのに今は中1日かかる。
どんどん不便になっていくだけ。

これだけ見ても日本は衰退しているって思えるのに、
それでも国民から絞るだけ絞り取って、
便利になるどころか、民間に売り渡してどんどん不便になっていく。

おかしいよ、この国は。
与党である自民党は金まみれで、
自分さえ良ければいいっていうのが露骨になってるし。

何の反省もないから、この先も衰退していくだけ。
寂しいな。


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