日本の文化と国際交流と・・・

日本の文化を守る仕事をしながら同時に外国の留学生さん達を沢山受け入れています。すばらしい日本の文化を伝えて行きたいです。

グリコの秘密2

2014-09-08 19:17:23 | 日記
前回の続きです。
グリコの箱の色についてちょっと書きましたが、売上が伸び悩んでいたグリコの箱の色を黄色から赤に変えること一際目立たせ、売れ筋商品へと成長させた訳です。
次に、子供が喜ぶものは何かと考えおまけを付けました。
これが今でも続く玩具たちです。子供の頃は、あれが欲しくて欲しく・・・
商品に付加価値を付けて、購買欲を刺激するのは勿論大切です。
でも、グリコは宣伝方法もユニークでした。

当日シネマが東京で流行してるというのにヒントを得て、映画付きのグリコ自動販売機を設置しました。10箋を入れてグリコを買うと少し映画が流れす。お釣りにちょっと足してグリコを買えば続きが見れます。



これが受けてグリコはバカ売れ!! そりゃ子供は見たいですよね(^0^)
因みに、映画は市川右太ェ門の「旗本退屈男」とか片岡千恵倉とかの映画だったそうです。




その後、ポッキーやグリコカレー、チョコレート等の商品が開発され、現在の大企業になったそうです。

現在、大阪市にある塚本駅の近所に江崎記念館があり、こちらは創業50周年記念に建てられ、館内には創業以来の江崎グリコの歩みに関する資料や製品、販促品(おもちゃ)創業者江崎利一ゆかりの品々が展示されて一部は国の近代産業遺産に認定されています。
まだまだ続きますが、今日はこの辺で・・・
次回は「グリコの歴史」 乞うご期待!