私は、京都へは時折訪れるが、葵まつりは経験したことがない。
京都御所を出た祭りの行列が、下鴨神社、上賀茂神社へと練り歩く時代祭りである。
私は、その葵という植物を確かめてみた。
フタバアオイという林の中の下草の葉を、祭りのシンボルとして行列などに飾るのが由来という。
そのフタバアオイというのは、どんなものか、現物を見たことがないので何ともいえない。
地味な植物には違いがなさそうだ。
なぜ、そんな冴えない草の葉が祭りのシンボルになったのだろう。よほど、来歴があるに違いないが、わからないのである。
ミツバアオイというのは、水戸黄門の紋所で有名だが、ミツバアオイという草はないらしい。
この印籠が目に入らぬか、一同、頭が高い。
私らの目に映る植物としては、タチアオイというのがある。
だけれど、これは、人の背丈ぐらいになって、日向で派手に花を咲かせる植物であって、葵まつりの葵とはほど遠い植物のようだ。
フヨウの花に似ている。
有名な葵まつりの葵なのに、それがどんななのか、これほど知られていないのも珍しいのではないか。
それはさておき、一度また京都へ行って、今度は賀茂、鴨の神社あたりを歩いて見なくてはと思っているのでした。
最新の画像もっと見る
最近の「旅」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事