ドイツワールドカップの1試合平均得点は2.30点。これは過去3大会でもっとも低い数字になる。
数字は嘘をつかないから、今大会は守備的な大会だったと総括することができそうだ。守備力が持ち味の2チームが決勝戦まで勝ち残ったのに対し、ブラジル、オランダ、アルゼンチン、スペインといったボールポゼッションに力を割くオフェンシヴなチームはひとつも勝ち進むことができなかった。
決勝を戦った2チームのうち勝 . . . 本文を読む
決勝の舞台に辿り着いたフランスとイタリアは1ヶ月の間に7試合をこなしてきたことになる。それもいずれも負けられることが許されない緊迫感のある試合だ。過酷な連戦による疲労は両チームの選手たちに積み重なり、決勝戦も延長に突入するころになると、それはピッチ上で如実に表れるようになっていた。
倦怠感、疲労感、そして苛立ち。
しかし勝利への執念だけは投げ捨てるわけにはいかない。極限状態に追い詰められた2 . . . 本文を読む