サモワールを囲んで

日本ユーラシア協会愛知県連ブログ

第2回ジームニー・プラーズニク 第二部 報告

2014年12月26日 | ジームニープラーズニク
さて後半の第二部は ロシア語の朗読とスピーチから始まりました。

まず 山中久美子さん、近藤靖宏さん お二人による朗読は なんと「枕草子」から
「春はあけぼの」のロシア語訳です!お二人は月曜日の難波先生のゼミナールの生徒さん。

火曜日の山崎タチアナ先生の会話クラスの代表 澤田素子さんは現在お住まいの
岐阜県各務原市についてロシア語で紹介してくださいました。各務原は飛行機の町、
ブルーインパルスが見られる航空祭の話があったので 会場のロシア人から質問が
飛んでいました。

木曜日の中級クラスで学ぶ堀恵梨佳さんは岐阜の高校3年生。
一昨年の9月からの一年間を交換留学生としてヤロスラーブリでホームステイ
して過ごしました。この日はどうしても来られなくなってしまったので
前もって録音したスピーチをみなさんにお聞かせしました。
ロシア語ができなかったので最初は困ったが クラスメートに助けられて
楽しい生活が送れたこと、ソチへの旅行のこと、そしてロシアの家族や
友達が恋しく、近々ロシアにまた行きたいので 頑張ってロシア語を
勉強していることなどを話してくれました。

続いて水曜日の山崎先生の会話のクラスで学ぶ山本裕子さんです。
ロシア人歌手オリガのロシア語に魅せられて大学時代にロシア語を始められた
そうですが 今回は12年ぶりに訪れたサンクトペテルブルクでの体験を
話してくださいました。

最後はウクライナ人のイーゴリ・ダツェンコさんです。
12歳の時に学校の旅行で訪れたカルパチア地方のクリスマスのお話でした。
カルパチアはウクライナの一番西にある山地で古くからの伝統がよく
守られていることで知られています。雪の中をクリスマスキャロルを歌い
ながら歩いたことや 小麦の穂のついた茎を束ねて作るジドゥフという
飾りを飾ったクリスマスの部屋のことなどとても詩的なお話でした。


スピーチが終わると スネグーロチカが会場に現れました!

ロシア演劇大学出身の女優・演出家の丸知亜矢さんです。

まず子供たちは 2チームに分かれて スネグーロチカと遊びました。


さらにジェット・マロース(ロシアのサンタクロース)も登場!
みんなは輪になって「ジェットマロース、ジェットマロース、私のxxには触らないで!」と
歌いながら 毎回 手や鼻や耳をジェットマロースに触られないように隠します。


子どもたちは興奮して もっともっと遊びたそうでしたが 時間もだいぶオーヴァーしていましたので
最後に 「小さなモミの木」の歌を歌ってお開きになりました。
アコーディオンの入江文子さんが最後まで残っていて伴奏をしてくださいました。



必ず予約してから参加していただくようにお願いしたのですが、当日になって突然現れる人がけっこう多く、
会場はちょっと混乱してしまいました。会場のスペースを考えると40名程度が限度だと思われます。

準備や後片付けを手伝ってくださったみなさま、ご協力ありがとうございました。
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