ハチメンドウ

面倒なこと、楽しいこと。

回答者に“回答”以外のものを求めてはいけない。

2008年12月27日 | 教えて! goo
 正直に言うけれど、「教えて! goo」で俺が回答者として質問者に回答をする理由は善意からじゃない。さらに言ってしまえば偽善ですらない。俺は俺の自己満足のために回答をする。そういう動機の質問者は意外に多いと思う。

 その動機が不純だとは思わない。動機が何であれ、質問者から良回答はもらえるし、むしろ善意でやってもうまくいかいないことは多い。俺たち回答者は、各々が思う、その質問者にとって最も有益な回答をすればいい。それ以外を質問者が求めるのは贅沢というものだ。

 もちろん、善意の皆無で文章などにも差違はあるだろうけれど、それは文章力や価値観の問題であって、微妙だが趣旨は異なる。それに、それを良いか悪いか判断するのは個人の主観でしかない。それら個人の主観にいちいち対応できるほど、俺たち回答者は全能ではないし、便利な人間でもない。

 履き違えないで欲しいのは、あくまで質問者と俺たち回答者との関係は、質問者は質問→回答者はそれに回答する、でしかないということだ。それ以外のものを求めるのなら、己にとって都合のいいことを言ってくれる掲示板か、ドッペルゲンガーでも探すしかない(かなり嫌味っぽく遠まわしに言ったけど、まあ、つまり不可能ってこと)。

 だから、回答者に「上から目線だ」とか、「善意が感じられない」ということで文句をいうのは間違っている。質問者にとって、気持ちのいい文章を提供するのは回答者の役目ではない。少なくとも、「教えて! goo」ではそうだと思っている。もちろん、質問→回答という行程を満足に出来ていないのなら、それは物申す余地は大いにあると思う。

 あくまで回答者側から、しかも俺の価値観をもって書いたから、この記事はせいぜい回答者である人の擁護にしかならない。これを適用するというよりも、俺の「教えて! goo」に対する姿勢みたいなものだと思ってくれたらいい。

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