さるも木から落ちる??こともある♡

今までの自分の経験、知見など様々なことを記していきます。新しい知見は自分の財産。更に成長させたいですね‼

我が子誕生の感動♡

2015-12-26 | 家族?



もう27年前のことになるが、こどもの誕生は嬉しいものだ。


例えそれが何人であろうとも。


特に第一子の誕生は忘れられない。



勤務先から自宅に帰ってすぐだった。


何かいつもと妻の雰囲気が違う。


何かもったいぶっているようだ。


「あなた、そこにすわって頂戴」


「何なんだよ。何があったんだ?」


おとなしく言われるがままに座った。


「あなた、おめでとう」


「おめでとうって、何が?」


またまたもったいぶって次の言葉を待つ。


「あなた、お父さんになるのよ」


「ええ~~っ‼」 


妻から妊娠を知らされた瞬間だった。


思わず唐突な喜びとともに、うろたえてしまった自分がいた。


しかし、何か落ち着かない。


『そうだ。俺は父親になるんだ。人の親になるんだ。うんうん・・・いよいよかあ』


『一人から二人、二人から三人か あ・・うんうん』


『また一人家族が増えるんだなあ・・・』


顔は驚きから満面の笑顔に変わっていくのを感じていた。



それからは、自宅へ帰る時間がいつもより数段早くなった。


『今、このお腹に自分の分身がいるんだなあ』と思いつつ、お腹の子に毎日といっていいほど声をかけた。


徐々にお腹が大きくなって いくのがわかる。


それとともに生まれる時を想像して、父親になる自覚を高めてゆく。


妻は初産、産科医がついているとは言え、何が起こってもいいようにいろいろと妻とともに考えた。



いよいよ、出産の日が近づく。


妻は県内ではあるが、自分の勤務地とは離れた郷里で出産することになった。


それから産まれる日まで毎週、妻の実家へ通った。


お腹はますます、はちきれんばかりに大きくなっていく。


妻から出産予定日を知らされ、ますます心の準備をは高まってゆく。



「先生はまだだから、落ち着いていていいよ。産まれたら職場か、自宅へ連絡を入れるから。」とは妻の言。


「そうか、それじゃあ病院かお母さんからの連絡を待つよ。」


落ち着かない時間が続いた。


出産の当日の明け方に近い時間、連絡が来た。


妻の母からだった。


「○○さん、△時△分に産まれましたよ。母子ともに元気だよ」


「どうもありがとうございます」


とるものとりあえず、病院へ向かった。


まず、真っ先に妻のもとへ。


「ご苦労様。本当にありがとう」


妻への心からの感謝と産まれた時の様子を聞いた。



いよいよ我が子とのご対面である。


ガラス越しにベビーベッドの中で寝ているわが子を見つめる。


『ああ、間違いなく俺の子だあ。これが我が子っていうものかあ』


感動した♡ 1時間、2時間、ずっとガラス越しに見つめていた。


涙が止め処なく溢れでていた。



『ああ、父親になったんだなあ。これが父親の実感かあ』感動的な時間だった。


妻への感謝の気持ちと、父親になった感動。


あの感動は生涯忘れることはないだろう。




『ありがとう僕の奥さん。。』


『ありがとう無事に生まれてくれて。。。』






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