人の「縁」というものは不思議なものである
学生達の就職活動と共通するものがある
自分をよく理解しているか
自分は何になりたいのか
自分には何ができるのか
自分の将来には夢や目標を持っているか
就職したいと思っている企業や官庁・団体等で何がしたいのか
自分をよく磨いているか
自分には光り輝くものがあるか
社会人の先輩達に影響を及ぼせるものを自分がもっているか
自分には隠れた潜在能力があるか
社会にでるだけのコミュニケーション能力を身につけているか
他方、企業の視点からみると・・・
本当に入社意欲があるか
入社意欲があるならば・・・
その企業・業界についての知識がどの程度あるのか
それは入社意欲の本気度に繋がるものなのか
企業等でどんな潜在能力を発揮してくれるのか
本当にその企業に対して潜在能力、つまり・・・
自分磨き出来ていることをはっきしてくれるのか
ただ憧れだけで企業を目指そうとしてはいないのか
過大に自分を評価してその企業を目指そうとしてはいないか
働くことについての意識はしっかりとしたものを持っているか
これらがマッチしたときに企業は初めて該当の人物の内定を考えることになる
これはその企業等との「縁」の有る無いも関係している
しっかりと自分磨きして目指す企業に入りたい希望は強かったとしても・・・
ライバルに打ち勝てるような「縁」に恵まれていたかどうか
ここでは「人事採用担当者」や企業の上層部などとの、ひょんな「縁」も関係してくる
ライバルに負けて目的を達成できなかったら「縁」はなかったことになるだろう
いずれにしても、採用側と受験側は相思相愛の関係でなければならないであろう
かたや恋愛や結婚にいたる道筋も同じようなことが言えるだろうか・・・
相手に対して自分はふさわしいと自信を持って自分磨きが出来ているか
ただ、あるきっかけで恋愛に発展したが・・・
自分以上の人間的魅力を持った者（就職活動でいえばライバル）がいて・・・
そのライバルに打ち勝てる自分であるかどうか
ただ自分の感情のみが先行して、自分の相手はこの人・・・
この人でなければ、この人が自分の将来の伴侶になる人である・・・
という「決め付け」を自分の心の中でしてはいないかどうか
もし、それに敗れたからと言って、感情の赴くままのような考え方をしてはいないかどうか・・・
これも「縁」なのである
どんなに「自分はこの人にふさわしい人間だ」と思っていても・・・
相手は感情のある人間・・・
そして自分にふさわしい相手を見つけるべくいろいろと比べざるを得ない・・・
もちろん、当の相手の心をを傷つけるなんていうのはもってのほかであるが・・・
ここにも「縁」というものは深く関わっている
もしそのように、自分の望みが叶わなかったとしても、それは「縁」がなかったこと・・・
諦めきれないことであっても・・・
それを糧として、新しい恋を見つけるよう努力すべきものであると思う・・・
そして「赤い糸」は誰でも持っているはずである
心の琴線に触れる相手が現れ、それが成就されれば・・・
自分の運命の「赤い糸」は永遠に繋がれることになる
もちろん成就しても、生き方、考え方やもろもろの理由で新たな道を開くことになりうるであろうが・・・
それはそれで仕方のないことであろうか・・・
「縁」、運命の「赤い糸」は誰にでもあるであろう・・・
それは人の向上心も影響してくる・・・
今、一つの恋が成就しなかったからといって、悲観するような必要はまったくない・・・
自分を磨いて、相手を見返すぐらいの気持ちをもって臨みたい
就職も恋愛も同じである
自分では考えられないような展開が実際に起きてくる
不思議な「縁」がそこには現存している・・・
もちろん、巡ってきたチャンスを生かせるかどうかもその「縁」に大いに関係してくるであろう
宇宙的に見れば、人間の行う活動なんて極めて小さいもの・・
悲嘆せずに、次のチャンスを確実にものにしたい
チャンスは必ず巡ってくる
向上心のある人にのみ
いろんな人間がいて、いろんな人間活動がある・・・
また、そこに感情、利害などが入ってくることは日常茶飯事である・・・
前向きに生きて行こう‼
決して人を恨んだり、妬んだりしてはいけない‼
それは、それだけの人間だったと見切ってしまいたい♡