夢のあと

sakuraと申します。ゲームのプレイ感想と読書感想を書いています。

「薄桜鬼 黎明録」~土方歳三~ <土方四章> 五周目プレイ感想

2011年01月19日 | 薄桜鬼 シリーズ & 十鬼の絆
※ゲーム画像とスチルと詳細なネタばれがあります。
未プレイの方は、ご注意下さい。
主人公と一部のキャラについては、本音でツッコンでいます。
ご了承下さい。


<土方四章>

翌日の夕方、不逞浪士を捕縛する為に大阪へ出張していた近藤達が帰って来ます。

浮かぬ顔の近藤達から、力士達との乱闘事件を聞きます。

土方はそのまま立ち上がると、前川邸の芹沢の元へ向かいます。
只ならぬ様子の土方が心配になり、龍之介も慌てて後を追い掛けます。

力士との乱闘事件について激昂する土方を冷徹に見ながら、芹沢は尋ねます。

「土方、貴様は一体何の為に京まで来たというのだ?」

それに対し、土方はきっぱりと答えます。

「何の為に来たのか、だと?そんなの、決まってるじゃねえか。俺は、名を上げる為――近藤勇って男の名前を世に出す為、ここに来たんだよ!」

しかし、芹沢はおかしそうに笑います。

「・・・近藤勇君を世に出す為、か。その割に、貴様の行動には必死さが足りんようだがな」

「何だと・・・?」

芹沢の言葉を聞いた土方は、近藤が腰に刀を差せるようになる迄どれだけ努力してきたかを傍で見てきたと告げます。

「んなことは、あんたに言われるまでもなくわかってるんだよ!」

そして、ようやく浪士組という、近藤を世に出す好機を掴んだと告げます。

「だから――あんたなんかに邪魔されるわけにゃいかねえんだよ!!」

穿いている袴を強く握りしめながら、土方は芹沢に訴えます。

土方の迫力に同席していた新見はたじろぎますが、芹沢は涼しい顔のままです。
そして、煙草をくゆらせると、一言呟きます。

「・・・足りぬな」

「足りねえだと?」

芹沢の意図が分からずに土方が問うと、芹沢は言を続けます。

「熱意が足りんというのだ。口では、近藤君を押し上げたいなどと抜かしておるが――。その割に、泥にまみれても構わぬという覚悟が足りぬ」

そして、遠くを見つめるような表情をして告げます。

「・・・貴様が何を言おうと、近藤君は百姓の倅だ。それは、これから先もずっと変わらぬ」

芹沢の言葉に、土方は悔しそうに顔を歪めます。

「それでも、近藤君をどうしても武士として大成させたいと望むなら――」

芹沢は鉄扇を取り出すと、土方の眼前へと向け告げます。

土方と芹沢画像


「――土方、貴様は鬼になれ」

・・・おおっ!
出たーっ!Σ( ̄□ ̄)

恐らくは、龍之介の「武士なんてクソ食らえだ!」に続く、『黎明録』を代表する名台詞だと思います!(`・ω・´)

少なからず、この言葉が今後の土方に影響を与えたのは間違いないと思います!

「この先、どれだけ名を上げたとて――『百姓上がり』という謗(そし)りはついて回る。だが、貴様が死にもの狂いの努力をし、他の全てのものを敵に回しても構わぬと・・・近藤君の為なら、鬼にもなれると言うのなら。もしかすると、世の理を覆すこともできるかも知れん」

芹沢の言葉に土方は暫くうなだれますが、静かに立ち上がると、

「・・・そんなこと、あんたに言われる筋合いはねえよ。覚悟なんて、とっくに決まってるんだ。俺は――近藤さんにあの時みてえな思いをさせるのは、もうまっぴらなんだからな」

そう言い残して、部屋から出て行きます。

ふと龍之介が芹沢を見ると、何故か嬉しそうに煙草を吹かしているように見えました。
龍之介の視線に気付くと、芹沢は酒を買って来るように命じます。

龍之介が玄関の外に出ると、八木邸から土方の怒鳴り声が聞こえてきます。

「何が『切腹して責任を取ります』だよ!てめえごときの腹で、騒ぎを納められるとでも思ってんのか!?」

・・・こ、これは!
総司ルートで聞いた、土方の台詞じゃないですかーっ!
一つの物語を別視点から見ているんだなと思うと、嬉しくなります!(*´д`*)

すぐに、八木邸から不機嫌な顔をした土方が出てきます。
龍之介が声を掛けると、土方は凄まじい形相で睨み付けてから無言で去って行きます。

・・・龍之介って、本当に空気読めないよね。(o・ω・o)
怒ってる人に話し掛けたって、八つ当たりされるだけだと思うのですが・・・。

龍之介が困惑していると、近藤が八木邸から出てきます。
土方が去った方向を教えると、近藤は土方を追い掛けて行きます。

龍之介は、最近の土方がやけに芹沢を意識しているように見えて、心配になるのでした。

・・・いや、龍之介。
人の心配をしている場合じゃないよねっ!?\(゜∀゜)

何か龍之介が、他人のことばかり気にする、噂好きなおばちゃんに見えてきた・・・。(´д`)

何で部外者なのに、そんなに浪士組のことが気になるの?
暇なの?
まあ確かに、毎日の日課もない龍之介は暇と言えば暇なんだけさ~。ヾ(´ε`;)ゝ


「十六夜挿話が追加されました。」

翌日、龍之介が洗濯をしていると、少し離れた場所で山崎が自分を見ていることに気付きます。
話し掛けると、真剣な顔をした山崎に「訊きたいことがある」と言われます。

「率直に訊こう。君は、一体いつまでここに居続けるつもりなのだ?」

龍之介が答えられないでいると、

「機密保持という点で――隊士でも何でもない人間が、屯所をうろつくのは色々と差し障りがあるのだ」

山崎は部外者が屯所内にいることの問題点を上げてきます。
思わずムッとしながら、龍之介は答えます。

「そういうことは、芹沢さんに訊いてくれ。あの人の許しさえ出れば、俺はとっととここを出て行くつもりなんだから」

「そういう問題ではないだろう。もし本当に出て行くつもりがあるなら、近藤さんや土方さんに口を利いてもらえばいいだけのことだ」

・・・そりゃ、そうだ。(´д`)

山崎が言うことは、尤もだと思います。
龍之介が本気で出て行くつもりがあるなら、芹沢にもっと交渉するべきだと思う。
もしくは、さっさと出て行くのも一つの手だと思う。

結局、龍之介は行く宛もなければ目的もないから、とりあえず寝食目当てで屯所にいるだけだよね?
それなのに、「俺は仕方なくいる」みたいな龍之介の開き直った態度が気に入らない!(`・ω・´)
人間、謙虚に生きるべきだと、龍之介を見て思いました。


山崎も龍之介に訊くだけ無駄だと思ったのか、それ以上言及することなく立ち去ろうとします。
思わず龍之介は山崎を呼び止めると、土方の様子を尋ねます。
山崎は不快そうに眉をひそめます。

「・・・隊士でも何でもない君に、そんなことを明かす必要などないはずだが」

・・・全くもって仰る通り。
山崎が100%正しい!(`・ω・´)

だから、龍之介は部外者のくせに気にし過ぎ!
そんなに気になるなら、浪士組に入るべきだと思う!
でも、そんな覚悟もないんだよね・・・。
はあ~。┐(´д`)┌ヤレヤレ


しかし、(優しい)山崎は、土方のことを教えてくれます。

「副長ならば、昨日からお見かけしていない。どこかに出かけてらっしゃるのだろう」

そこに、山崎を探していた土方と斎藤が現れます。

「これからおまえに相談してえことがあってよ」

そして、龍之介には昨日の土方が去った後の芹沢の様子を尋ねてきます。

龍之介が「機嫌良さそうに、新見さんと酒を呑んでた」と答えると、土方は不快そうに眉をひそめます。
しかし、すぐに頭を切り替え口を開きます。

「俺はやっぱり、丸腰の力士を無礼打ちにして、詫びの一つも入れねえのを武士のやり方だとは思えねえんだ」

土方は何かを考えているようでした。

数日後、土方が芹沢の元を訪れます。
そして、新たに監察方の役職を置くことを告げます。
龍之介に監察方の仕事を手伝わせることを条件に、芹沢は承諾します。

・・・龍之介、芹沢の元にいればいる程、否応なしに浪士組と深く係わっていくことになると思うのですが。(o・ω・o)

一応、選択肢が表示されます。

「どうして俺が・・・」
「大人しく従う」

・・・「きっぱり断る」という選択肢はないのですね!(ノ∀`;)・゜・

仕方ないので、
「大人しく従う」
を選びます。

(何故か)土方の友好度が上がりました。

・・・え。
部外者の龍之介が監察方の仕事に係わって良いんですか、土方さん!Σ(゜д゜lll)

芹沢の部屋を出ると土方は、監察方には他に山崎を考えていると告げてきます。

数日後、土方の部屋を訪ねると、山崎と島田がいました。

「これから、おまえ達三人で監察方の仕事を分担してもらうことになる」

土方は三人に告げると、早速、近藤と土方に同行し、大阪相撲の力士達の見舞いに行くことになります。

大阪で相撲部屋の親方と会うと、土方は人目をはばかることなく頭を下げて謝罪します。
土方の誠意ある態度に、親方もすっかり感じ入ったようでした。

数日後、龍之介が監察方の仕事として町での情報収集を終えて屯所に戻ってくると、呉服商の菱屋から来たというお梅が芹沢を訪ねてきます。

芹沢は不在だと伝えると、お梅は困ったように隊服の仕立て代がまだ未払いだと告げてきます。
龍之介から芹沢に伝えておくと約束すると、お梅は「また明日、参りますので」と告げ、帰っていきます。

その様子を見ていた島田が、龍之介に話し掛けてきます。
龍之介は初めてお梅を見ましたが、もう何度も屯所に来ているらしいことを知るのでした。

数日後、土方の部屋で監察方の報告会が開かれます。
今の所、隊士の中で怪しい動きを見せている者はいないということです。

その後、龍之介が町で芹沢の酒を買って屯所に戻ろうとする途中で、町娘とぶつかり酒を割ってしまいます。
申し訳なさそうに謝ってくる町娘を見て、龍之介は芹沢に怪我をさせられた舞妓の小鈴だと気が付きます。
小鈴も龍之介が浪士組の隊士だと知ると、身を固くして態度を変えてきます。
しかし、龍之介が酒代の弁償もいらないし、今後、芹沢に逢状を貰っても座敷には上がらない方がいいと忠告すると、小鈴は目を丸くし笑い始めます。

・・・お?
土方ルートでの小鈴との再会が、ほのぼのとしていて良いかも。(゜∀゜)

結局、小鈴は酒代を龍之介に渡して謝ると、去って行きます。
ふと、誰かに見られているような気配を感じますが、辺りを見回しても見知った顔はありませんでした。
龍之介は首を傾げながら、屯所へ戻るのでした。

・・・あれ?
酒を買い直さなくて良いの?(o・ω・o)

龍之介が屯所に戻ってくると、玄関からお梅が出てきます。
お梅の目が泣き腫らしたように赤くなっていることに気付き声を掛けますが、何も言わず去って行ってしまいます。


「十六夜挿話が追加されました。」

六月二十五日の深夜。
何者かの絶叫で、龍之介は目を覚まします。
すぐに芹沢に呼び付けられ、絶叫が聞こえてきた新見の部屋に様子を見に行くよう命じられます。

新見の部屋に近付くと、今度は剣戦の音が聞こえてきます。

龍之介が新見の部屋に入ると、土方や斎藤が抜き身の刀を構えて羅刹と対峙していました。

突然、羅刹が龍之介を襲ってきますが、土方が龍之介を突き飛ばし庇ってくれます。
土方と斎藤の剣が羅刹を襲いますが、すぐに傷が塞がってしまいます。
以前より遙かに体力と敏捷性が向上している羅刹を前に、二人は苦戦を強いられます。

龍之介はとっさに、机の上にあった液体の入った瓶を羅刹に投げ付けます。

・・・おっ?
龍之介が珍しく役に立った!(;゜д゜)ゴクリ

瓶は羅刹の背中に命中し、割れた瓶の中身が皮膚を焦がし始めます。
その隙を付いて、土方の刀が羅刹の体を貫きます。
そして、心臓を貫くだけでは不安に思ったのか、すぐに羅刹の首を斬り落とすのでした。

・・・えっ!Σ(´Д`lll)

そ、そんな簡単に首を斬り落とせるものなのですか!?((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
しかも、龍之介は目の前でをそれを見てるんですよね!?
ヘタレ龍之介、大丈夫なの?

ようやく一息吐いた土方が、羅刹の死体を見て呟きます。

「・・・しかしこりゃ、一体どういうことなんだ?この男は何者だ」

・・・ん?
土方も詳しい事情は知らないようです。
あれ?
そういえば、何で土方と斎藤が新見の部屋にいたの?(o・ω・o)

そこに、物音を聞いた山崎が駆け付けてきます。
そして、羅刹の死体を見て絶句します。
土方は山崎に山南を、龍之介には芹沢を呼んでくるよう命じると、部屋の隅にいた新見を見ます。

・・・新見、部屋にいたんだ!Σ( ̄□ ̄)
存在感、薄っ・・・!

その後、芹沢や山南が新見の部屋を訪れると、土方は新見を問いただします。
新見は渋々と、羅刹化した男は壬生浪士組の名を語って押し借りをしていた不逞浪士だと明かします。
勝手に実験体にしたことを芹沢にもきつく注意され、新見は今後二度と浪士を実験台にすることはしないと約束するのでした。

芹沢の提案で、浪士の首は町中に晒されることになります。
土方と山南は反対しますが、「今後、壬生浪士組を名乗って押し借りを働く馬鹿も減るはずだ」という芹沢の考えに反論出来ませんでした。

龍之介と山崎は、山南から死体の片付けを頼まれます。
二人で死体を長持に入れようとしますが、初めて見る羅刹の死体に山崎の顔は蒼白でした。

・・・あれ?
何で龍之介は慣れているの?(o・ω・o)

そんな山崎を見て、選択肢が表示されます。

「大丈夫か?」
「だらしないな」

・・・私としては「大丈夫か?」を選びたいのですが、恐らくここは「だらしないな」を選んで山崎に発破を掛ける作戦に出るのだと思います!(`・ω・´)

「・・・だらしないな。おまえ、武士になりたくて浪士組に入ったんじゃないのか?死体を見たぐらいで、真っ青になってどうするんだよ。そんなんで、斬り合いなんてできるのか?」

龍之介がそう告げると、山崎は眉を吊り上げます。
しかし、土方も龍之介に賛同すると、山崎は神妙な態度になって謝ります。

土方の友好度が上がりました。

新見の部屋の片付けが終わると、土方は事情を説明する為に山崎を自室に呼びます。

・・・そうか。
山崎は羅刹のことや変若水について、まだ知らなかったのね!

芹沢が町中に浪士の首を晒した効果は絶大だったようで、その後は巡察の度に「壬生狼」という声が聞こえて平助が落ち込んでいると、新八が溜め息を吐きながら話します。

朝食後、龍之介が前川邸に戻ると、平間が龍之介に外で息抜きしてくるようにと、いくらかの金を渡してくれます。

町に出た龍之介が色々な店を見ながら歩いていると、小鈴に声を掛けられます。

・・・小鈴から声を掛けてくるなんて!
土方ルートの龍之介と小鈴の関係が良いな~。(´∀`)

龍之介が生活費以外に金の使い道が分からないと告げると、小鈴が前から行きたかったという団子屋に誘ってきます。

・・・小鈴から誘ってくるなんて!

二人で茶店に行ってお茶をした後、仲良く別れます。

龍之介が屯所への帰路に付いていると、誰かの視線を感じます。
そして、尾行されていることに気付きます。

龍之介は走り出すと、角を曲がった所で待ち伏せをしようと考えます。
後を追ってきた人物を捕まえてみると、驚いたことに山崎でした。

山崎は悪びれもせず、龍之介に「浮ついた行動を取るのは、大概にしろ」ときつく注意してきます。
一方的な山崎の物言いに、龍之介も腹を立てます。
そして、「武士らしい行動を心がけろ」という山崎の言葉に、龍之介は母親を思い出しカッとなります。

「武家の生まれでもないくせに、時代錯誤な武士の真似事なんてしやがって!」

龍之介の言葉を聞いた山崎が、掴み掛かってきます。
そして、互いを罵倒しながらの殴り合いを始めるのでした。

二人の体力が尽き掛ける頃、龍之介は思い出したことを口にします。

「・・・なあ、山崎。今思い出したんだけどよ・・・浪士組じゃ私闘は厳禁じゃなかったか」

しかし、山崎は答えます。

「先に殴りかかってきたのは、君の方だろう・・・。俺は、応戦しただけだ」

二人は傷を冷やしに鴨川へ向かいます。

山崎と龍之介画像


・・・金八先生に出てくるシーンのようです。(o・ω・o)

ふと、山崎がぽつりと呟きます。

「・・・俺の父親は大阪で、鍼医者をしてるんだ。だが俺は、どうしても医者ではなく武士になりたくて・・・京や大阪で、浪人の真似事をしていた」

・・・へえ~。

「・・・だが、真似事は所詮真似事でな」

そう告げると、寂しそうに僅かに俯きます。
そして、「武士」とは何かを考えていたと言います。

「・・・そんな時、浪士組のことを知って迷わず応募した。入隊してすぐの頃、土方さんは俺に言ってくれたんだ。・・・『浪士組に入った者は、どんな身分の者でも武士として扱う』と」

・・・ああ、言っていたね~。

「その言葉には、感じ入った。・・・ここでなら俺も、ようやく武士になれると思った」

・・・あの山崎が、そんなに熱い想いを抱いてたなんて!(´;ω;`)

しかし、その後に龍之介のモノローグが続くのですが・・・。

『山崎ははにかみながら、浪士組に入ったばかりの頃の純粋な喜びを語ってくれる。』

という一文に思わず、吹・い・た!( ゜Д゜)・∵. ブハッ

は、はにかむ山崎ですか・・・。(;゜д゜)ゴクリ

山崎の話を聞いた龍之介は、自分の身の上を語り始めます。

父親は侍だったが、金に困って御家人株を他人に売ったと明かします。

「結局親父はその後借金を残した挙句、事故で死んじまったんだが・・・」

・・・龍之介の父親は事故死だったのですね!
って、何の事故?(゜o゜)

龍之介が、明日の食事代さえ事欠く毎日だったと子供の頃の話をすると、山崎は静かに龍之介から視線を逸らし告げます。

「・・・それでも、武士の血を引いているというだけで、君のことが羨ましい」

山崎の言葉を、龍之介は静かな気持ちで受け止めるのでした。

そろそろ屯所へ戻ろうと立ち上がると、龍之介は山崎に謝ります。

「・・・あのよ、山崎。さっきは悪かったな。浪士組のことを、時代錯誤なんて言っちまって」

山崎は苦笑しながら答えます。

「俺も、君のことをさんざん罵倒したからな、お互い様だ」

・・・土方ルートって、龍之介と山崎の友情ルートだったのね!(´;ω;`)ブワッ

龍之介は思い出したように、山崎に変若水のことを尋ねます。
すると山崎は、土方の部屋に呼ばれた時のことを話し始めるのでした。


<土方四章>のプレイ時間は、4時間20分でした。


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4 コメント

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かぁっこいぃ! (笑佳)
2011-01-19 00:22:09
いぁ~土方と芹沢のスチルがかっこいいですねぇ…(*´д`*)なんか、こう…迫力が伝わってくる?みたいなで。(笑)

私も土方の顔がちょっと違く見えますッッ!ドコとか具体的ゎ言えませんが(苦笑))

山崎と龍之介のコンビいいですね!なんかほのぼのしてて…友情っていいナ(o・ω・o)こんな友情あこがれる……(笑)

そろそろ終盤に入ってきたのですかね…?―…引き続き頑張ってください☆ミ
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☆笑佳 さま (sakura)
2011-01-19 01:03:31
こんばんは。
コメントありがとうございます。

>土方と芹沢のスチル・迫力
土方の睨みというか眼力が凄いですよね。
芹沢の台詞と共に、名シーンだと思います。

>私も土方の顔がちょっと違く見えますッッ!
そうですよね。(´・ω・`)
ちょっと立ち絵の顔との違和感を感じてしまいます。

>山崎と龍之介のコンビ
意外なコンビで驚きました!
まさか、この二人が親密になるなんて予想外でした(笑)。

>そろそろ終盤
<六章>辺りから、怒涛の展開になると思います。

引き続き、頑張ります!
ありがとうございます!
返信する
Unknown (まみみ)
2011-01-19 01:26:07
こんばんは。
シリアスな展開なのに、sakuraさまの冴えわたるツッコミが面白くて笑って読んでいます!
龍之介のキャラが相変わらずでそこも笑えます。
以下どうでもいいネタ(しかもグロい)ですが…
首は骨がいくつか繋がってできている部位なので、骨と骨の間を通すように斬ると巧く斬り落とせると聞いたことがあります。
そして、腕の良い介錯人は、首の皮一枚残して斬ることで、飛ばさずにこう……前にべろりと落ちる感じにできたとかなんとか。。
逆に下手な人は一回で斬り落とせなくて、切腹したひとがすごく苦しんだらしいです。想像するだけで痛い…!!

うろ覚えな上、信憑性に欠けるかもしれません。……どこで得た知識だったか……

コメントから逸脱した情報をすみません!
続きも楽しみにしています♪
返信する
☆まみみ さま (sakura)
2011-01-20 23:49:44
こんばんは。
コメントありがとうございます。

>シリアスな展開
(ツイッターにも書きましたが)シリアス展開と主人公の所為で、潤いが足りません。(´・ω・`)
思わずB'zの『KARA・KARA』の歌詞「からからに乾いてるから ちょうだい お前の雫を~♪」が頭に流れてしまいました。
私の中では「お前」の部分を『身代わり』に変換しています。

>ツッコミ・龍之介のキャラ
笑って頂けて、ありがとうございます!
もう本当にツッコミ所がありすぎですよね。
乙女ゲームで、ここ迄突っ込むのも珍しいのではと思います(笑)。

>首
詳しく教えて頂き、ありがとうございます!
成る程です。
きっと土方も、それを踏まえて切断したのだと考えると納得出来ます。
忘れがちですが一応「乙女ゲーム」ですので、ゲーム内では詳しい描写を避けたのかもしれません・・・と思うことにします(笑)。

タイムリミットが迫っていますが、最後迄プレイを頑張ります!
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