夢のあと

sakuraと申します。ゲームのプレイ感想と読書感想を書いています。

「十鬼の絆~関ヶ原奇譚~」千歳ルート プレイ感想

2012年11月08日 | 薄桜鬼 シリーズ & 十鬼の絆

※ネタばれ感想になります。
途中にスチルが含まれていますので、未プレイの方はご注意下さい。

【お願い】
基本的にゲームに関しましては思ったままの感想を書き連ねていますので、十人十色、千差万別の感想の一つだと思ってご覧下さい。


~千歳~

大変今更ですが、既読スキップよりも便利な、未読文章迄スキップしてくれる「縮地」システムというものがある事を知りましたー!
・・・よ、4人目にして初めて使いたいと思います。orz
これでどのくらいプレイ時間が短縮出来るかも気になります。


<一章>

千歳のほつれた袖口を雪奈が縫う事になります。
しかし、針仕事をした事がない雪奈は、針の穴に糸を通すだけで全力勝負です。

・・・この時代に縫い物をした事がない雪奈って、本当に修行ばかりしてたのね。
でも、一生懸命な雪奈が可愛いです。(〃・ω・〃)

なんとか繕う事が出来ましたが、縫い目は酷い有様で雪奈はやり直したいと頼みます。
しかし、千歳は満足そうに「これでいい」と言ってくれます。

・・・千歳、優しい!(´;ω;`)ブワッ
自分、このエピソードだけで千歳に惚れました!
どうせなら、このシーンをスチルで見たかったです・・・!
必死な雪奈と同じく必死に針先を凝視している千歳・・・という感じのスチルになったのでしょうか(笑)。(*´ェ`*)
そういえば、千歳って何歳なのでしょうか。
何処かに年齢が表記されていましったけ?
雪奈の髪をぐしゃぐしゃとかき乱したり、頭を両の拳でぐりぐりと挟んで仕返しをしてくるのを見ると、雪奈と歳が近いのかなーと思ってしまいます。


<二章>

八瀬姫を守れなかった事で落ち込んでしまった雪奈を、千歳が優しく励ましてくれます。

『十鬼の絆』雪奈の手を取り励ます千歳画像



『十鬼の絆』雪奈の手を取り励ます千歳画像



・・・ニカッと笑う顔が千歳らしくて素敵です!
いいヤツだー!(ノ∀`;)・゜・

しかし、手を取り合っている姿を琴浦爺と月島爺に見られ、逢い引きをしていたと誤解されてしまいます(笑)。

千岳や千耶が人間と関わっている事に千歳は激昂しますが、雪奈に「大切な相手なのかもしれない」と告げられると、何か思う事があるのか黙ってしまうのでした。


<三章>

伏見で千歳の父親代わりだという島津義弘と出会います。
千歳と親しく話をしている雪奈を見て、千歳の嫁だと勘違いされます。

・・・だから、どうして誰も彼も嫁扱いするの。(´д`)
やっぱり、お約束満載の王道ルートだからですか。

そのまま祝宴となり、酔った千歳は雪奈の膝で寝てしまいます。

『十鬼の絆』雪奈の膝枕で眠る千歳画像



・・・ひ・ざ・ま・く・ら!щ(゜ロ゜щ)
うおおー!
流石、王道ルート!
なんて美味しい展開なのー!(*゜∀゜)=3

義弘から島津家と鬼の一族は、昔から結び付きが深かった事を聞きます。
千歳とも家族同然の付き合いだと知り、雪奈は驚きます。

・・・うん。
ここで千歳に対して疑問が湧くのよね。
自分も人間と懇意にしてたのに、千岳と千耶が人間と関わっていると知った時、何であんなに激怒したのかが分からない。(´・ω・`)

義弘を狙ってか、八千代や修羅達が島津の屋敷に現れます。
千歳は援軍が到着する迄義弘を守りたいと、すぐには八瀬の里へは帰れないと告げてきます。


<四章>

一旦、八瀬の里へ帰った雪奈でしたが、千歳を迎えに再び伏見の薩摩屋敷へ向かうと、島津豊久という青年と千歳が心底嬉しそうに再会を喜び合っていました。

『十鬼の絆』豊久と千歳画像



豊久は千歳の一族で育てられたといい、千歳とは兄弟のように育ったという事です。
そして、薩摩の鬼の里に住むのはほとんど男鬼ばかりで、女鬼の姿を初めて見たと言って珍しそうに豊久に観察されます。
そして、やっぱり千歳の嫁と勘違いされます。

・・・島津家の人間は、どうあっても千歳と雪奈をくっつけたいようです(笑)。
どうやらこの2人は、周囲が騒ぎ立てて互いを意識し始めるカップルのようです。

鬼が戦に関わっている事を知った千歳と雪奈は、このまま八瀬の里へは帰らず義弘と豊久と一緒に戦う事を決めるのでした。

『十鬼の絆』雪奈に胸の内を明かす千歳画像



・・・なんとなーくこの辺りから、千歳は雪奈の事を特別な存在だと自覚している様子を見受けられます。
雪奈の方にはまだその兆候はありません(笑)。


<五章>

いよいよ個別ルート突入です!\(^o^)/

豊久から千歳との子供時代の思い出話を聞きます。
豊久と千歳は7歳違いだという事です。
その後の会話で、豊久が30歳だと分かります。

・・・という事は、千歳は23歳なのね!Σ( ̄□ ̄)
その割にはやんちゃ坊主というか、雪奈の頭をぐりぐりしたりと行動が幼いです!
そうかー、雪奈とは6歳違うのですね。
結構、離れてますよね。

豊久は人間の戦いに千歳を巻き込まないと、雪奈に約束してくれます。

・・・千歳ルートは島津家側から関ヶ原に至る迄が描かれるので、多方面の内部事情が分かって面白いです!

・・・伏見城で酒呑童子達と対峙しますが、雪奈が腹部に怪我を負ってもあまり心配してくれない千歳が何だかなーと思いました。
女鬼は稀少なんでしょう?
それに大事な(自分の)女(になる予定)が攻撃されてるんだから、もう少し心配してくれても良いのにな・・・。
千歳の性格設定がちょっと謎です。
目の前の敵に熱中するあまり周りが見えない性格設定にしても、ちょっとあんまりよね・・・。(´・ω・`)

追い詰められた千歳と雪奈でしたが、千歳が鬼の姿に変じて形勢は逆転します。

『十鬼の絆』鬼の姿に変じる千歳画像



様子を見に来た豊久に、千歳の鬼の姿を見られてしまいます。
それからの2人は何処かぎくしゃくしてしまいます。

千歳は同胞の鬼を手に掛けてしまった事と人間に忌み嫌われる鬼の姿を豊久に見られた事で落ち込み、豊久もまた子供の頃に鬼の里で見た得体の知れない化け物の姿を思い出し複雑な気持ちでした。
千歳を励まそうと雪奈が声を掛けると、以前に豊久から聞いた思い出話の真相を知ります。
野犬に襲われ掛けそうになっていた豊久を助けようと、子供だった千歳はとっさに鬼の姿に変じて野犬を追い払ったというのです。
その姿を豊久が見て、彼の中で「白い化け物」と印象付けられたようです。

同族を殺したと自分を攻める千歳に、「違います。あの鬼達を、忌まわしい薬から解放したのです」と雪奈が告げると、千歳はハッとしたように雪奈を見つめてきます。
そして、雪奈を後ろから抱き締め、礼を告げます。

『十鬼の絆』雪奈を背中から抱き締める千歳画像



「ありがとよ。おまえの言葉で、救われた気がする」

・・・このシーンのスチルはOPでも流れるけど、やっぱり良いわー。(*´д`*)

そして、思い出したように自分の姓を告げてくれます。

「我が姓は、風間。西海九国の鬼頭であり、十鬼衆に属する者」

・・・キ、キタ━(・∀・)━!!!!
きゃー!
ちー様のご先祖様よー!!ヽ(´▽`*)丿
きゃーきゃーきゃー!!

雪奈は嬉しく思い、「私に心を許してくれているという事ですか?」と尋ねると、千歳は真っ赤になりながら突っぱねます。

「あくまでも、仲間として信頼してるってだけだ!こう見えても俺は理想が高いんだからな!」
「は、はい、わかりました・・・!勘違いはしません」

・・・2人のやり取りが可愛い(笑)。(*´ェ`*)
<五章 其ノ十四>は、お気に入りのシーンになりました♪


<六章>

・・・うーむ。
千歳と一緒に戦場に出ている島津軍の陣にいる為、どうしても戦に巻き込まれていきます。
雪奈はまだ義弘を守って後衛にいるので直接戦には関わってないのですが、千歳が豊久と一緒に戦場を駆け回っているのが釈然としない・・・。
結局、冒頭であれだけ千岳や千耶の事を責めていたのに、千歳が一番人間の戦に関わっている気がする・・・。(-_-)

千歳は豊久を助ける為に戦場へ向かいます。
窮地に陥っていた豊久に加勢してくれた事で、千歳と豊久はすっかり元の関係に戻っていました。
残された雪奈は義弘を守る為に島津の陣へと急ぎますが、途中で酒呑童子や八千代、秀が現れます。
そこに汐見爺が現れ、雪奈達を庇って倒れてしまいます。
汐見爺は自らの力を雪奈に与えると、消えてしまいます。
泣き崩れる雪奈に、千歳は「自分の足で立て」と告げるのでした。

『十鬼の絆』泣く雪奈を叱りつける千歳画像



・・・なんか、他キャラの中でも千歳が一番厳しいかもしれない。
でも、雪奈の事を一人前の頭領として扱っているという事なのだと思います。
そして、「自分の足で立て」という台詞が、『薄桜鬼』でもちー様が千鶴に向かって告げた言葉と同じである事に気が付きました。
もしかして制作側はそうと知っていて、千歳にこの台詞を言わせたとか・・・!?(;゜д゜)ゴクリ


<七章>

汐見爺の事ですっかり戦意を喪失した雪奈を心配して、千歳は「里に帰れ」と告げてきます。
そんな2人を心配した豊久と義弘が、「雪奈を心配する千歳の気持ちを分かって欲しい」と雪奈が思いもしなかった事を告げてきます。

・・・本当に千歳は島津の人間に大切にされているのね。

雪奈は義弘と豊久に接している内に、人間も鬼も同じく善人も悪人もいるという事に気付き始めていました。

このまま八瀬の里へ帰るか、それとも千歳達と一緒に戦うか――。

決めかねていた雪奈でしたが、その時、酒呑童子達の気配を察します。
急いで千歳に知らせるよう銀狼を使いに出すと、雪奈は時間を稼ぐ為に1人で酒呑童子達に対峙します。
暫くして千歳が戻ってくると、酒呑童子は鬼の姿に変じ千歳に襲い掛かります。
すぐに千歳も鬼の姿に変じると、酒呑童子と戦い始めます。

・・・はあー。
千歳の鬼の姿って本当に格好良くて、うっとりします。

暴走する酒呑童子の力は強く、少しずつ千歳と雪奈は追い詰められていきます。
しかし、そこに八千代と秀が止めに入り、酒呑童子と一緒に去っていきます。

・・・またこのパターンですか。┐(´д`)┌

千歳と2人になった雪奈は、自分の正直な気持ちを告げます。
一緒にいたいと告げる雪奈に、千歳は困惑します。

「あなたの事を、大切だと思っているからです。同じ頭領としてではなく、男鬼として・・・」

・・・雪奈、言った━(・∀・)━!!
雪奈からの告白だとは意外でした!
てっきり情熱のままに、千歳の方から告白すると思っていました(笑)!

千歳は真っ赤になってぼそぼそと告げます。

「・・・俺も、その・・・おまえのこと・・・」

・・・照れる千歳が可愛いです!(*゜∀゜)=3

『十鬼の絆』口付けを交わす千歳と雪奈画像



「おまえのことは、俺が守る。だから、一緒に行こう」
「はい・・・!私も千歳を守ります!だから、私に背をあずけてください!」

予想外の雪奈の言葉に、千歳は笑い出します。

・・・冒頭の繕いもののシーンといい、この2人のやりとりが微笑ましくて好きです!(*´д`*)


<八章>

9月15日。
いよいよ関ヶ原の戦が幕を開けます。

『十鬼の絆』千歳と豊久と雪奈画像



島津軍は刻一刻と変わる戦況を見極めていましたが、やがて小早川軍の裏切りで大阪方の軍は敗走を始めます。
義弘と豊久は戦場の真っ只中を突っ切る退路を選び、退却を始めます。

途中、敵軍が追い付いてくるのを知った雪奈が、千歳と義弘と豊久を無事に薩摩へ帰そうと1人残って時間稼ぎをしようと考えたシーンは感動しました!
雪奈の中でもすっかり義弘と豊久は大切な存在になっていたという事ですね!

結局、雪奈の嘘を見破った千歳達が引き返してくれます。
しかし、現れた兵達の中に鬼や修羅達の姿はありませんでした。
人間相手には戦えない事、義弘を守りきらなければならない事から、豊久1人が残り時間稼ぎをする道を選びます。

『十鬼の絆』豊久画像



・・・え!
豊久って関ヶ原で戦死するの!?
関ヶ原での島津軍の事情が分からないよー!
バカバカ!自分の馬鹿!
何で詳細を知らないのー!(ノД`;)・゜・

義弘を守りながらの道中、八千代と秀が襲ってきますが、そこに千耶が現れ助けてくれます。
更に先を進むと、今度は鬼の姿をした酒呑童子が目の前に立ちはだかります。
千歳も鬼の姿に変じて応戦します。

・・・千歳ルートって鬼の姿に良くなるよねー。

雪奈も内なる汐見爺の力を借りて、鬼に変じると千歳に加勢します。

・・・千歳ルートでは、犠牲になった汐見爺の力を上手く使っていると思います。

汐見爺から受け継いだ金剛力の能力に助けられ、雪奈と千歳は酒呑童子を一気に倒します。

『十鬼の絆』鬼の姿の千歳と雪奈画像



・・・やっぱり、ただ守られるだけでなく、一緒に戦うという設定は良いですね!

しかし、その直後、豊久が戦死した事を知るのでした。

・・・豊久ーーー!(´;ω;`)ブワッ
うわーん!
いいヤツだったのにー!

何とか大阪城に戻ると、そこには千岳が待っていました。
ここに来る前に八瀬の里に立ち寄ったと告げ、八瀬姫が無事に目覚めた事を千岳から聞きます。
そして、八瀬姫からの手紙を受け取ります。
そこには八千代と秀が死んだ事、千耶と秦も無事にそれぞれの里へ帰った事、そして、雪奈がこのまま薩摩へ向かう事に対して別れの言葉と「風間の一族を頼みます」と書かれていました。

・・・他ルートでは「千岳の一族は千歳の住む里で暮らす事になった」という一文だけでしたが、そのやり取りを目の前で見られます!
千歳が気軽に千岳を誘っていました(笑)。

薩摩へ向かう船の中、千歳は雪奈の肩を借りると豊久の事を思って目を閉じます。

『十鬼の絆』雪奈の肩に頭を預ける千歳画像



雪奈はこれからもずっと千歳を支え、一緒に生きて行こうと心に誓うのでした。

・・・分かってたけど、終わり方が唐突すぎるー!
これは何が何でもFDを希望したい所です!
女鬼がいないという風間一族に、雪奈を紹介した時の里の皆の反応とか見たいですー!
珍しがる他の男鬼達から、雪奈を見せないように必死に隠そうとする千歳とか妄想すると楽しいです♪(* ´艸`)

・・・そういえば千歳の赤い目は、ちー様と一緒なのですね!
姓だけでなく、身体的共通点を見つけて何だか嬉しいです!

クリアすると、「画廊」の名前が姓付きになるのも凝っています!
風間千歳をついつい風間千景に空目します(笑)。

千歳のおまけスチルが可愛いです!

『十鬼の絆』千歳ご褒美スチル画像



・・・結局、「既読スキップ」ではなく「縮地」を使ってみたけど、プレイ時間はあまり変わらなかったような。
それとも千歳ルートは思わず熱が入って、じっくりプレイしていたのかなー(笑)。

余談ですが、千歳が背負っている刀「蛍丸」を最初に見た時、『薄桜鬼』の土方ルートでちー様が使った【童子切安綱(どうじきりやすつな)】(鬼を斬る刀)かと思いました!
だから、千歳が「滅多に抜かない」と言っているのかと思いました!
・・・結局、違いましたが(笑)。
ちー様も「風間家に伝わる」と言っていたので、千歳も持っていたら益々共通点を見つけて「おおっ!」と興奮していたと思います。

千歳ルートのプレイ時間は、7時間40分でした。



最新の画像もっと見る