※ゲーム画像とスチルと詳細なネタばれがあります。
未プレイの方は、ご注意下さい。
主人公と一部のキャラについては、本音でツッコンでいます。
ご了承下さい。
<三章>
隊服についての選択肢は、
「どうでもいい」
を選びます。
・・・おおっ!
この選択肢も初めて選びます!(*゜∀゜)=3
「・・・別に、どうでもいい。格好だけ整えても、中身が伴ってなきゃ意味がないだろうしな」
龍之介がそう答えると、総司が薄く笑みを浮かべます。
「へえ、言うじゃない。君自身は、格好も中身もお粗末なものなのにさ」
「何だと――!?」
・・・総司の毒舌が素敵です!(ノ∀`;)・゜・
「確かに、井吹の言葉にも一理あるな。見てくれがご立派でも、中身が伴ってなきゃどうしようもねえ」
土方が龍之介に同意してくれて、友好度が上がりました。
「・・・ただ、京の連中に浪士組のことを知ってもらう為にゃ、こういうやり方が一番なんだ」
そう告げると、隊服の利点を語り始めます。
「見回りをする時に、揃いの隊服を着てりゃ・・・少なくとも、不逞浪士と俺達は違うんだってことをわかりやすく示せるからな。後は、敵味方入り乱れて戦ってる時に味方の隊士を斬りつけちまうのを避けられる」
そして、最後に隊服の立案者である芹沢の方に視線を投げます。
芹沢のやり方に、土方はまだ納得出来ないでいるようでした。
網道が紹介された後、前川邸から聞こえた絶叫に対しての選択肢は、
「後を追う」
を選びます。
前川邸の庭で羅刹に襲われた時の選択肢は、
「刀を構える」
を選びます。
龍之介は羅刹に斬り掛かりますが、難なく羅刹に受け止められてしまいます。
そのまま刀を弾かれ、勢い余って地面に尻餅を付いてしまいます。
目前に迫ってくる羅刹に龍之介が応戦しようと、投げ出された刀に手を伸ばそうとした時、
「やめろ!!そこから動くんじゃねえ!」
土方の怒声が響きます。
龍之介が驚いていると目の前に人影が立ちはだかり、龍之介の視界が一瞬にして暗くなります。
そして、土方の刀が羅刹の心臓を貫きます。
・・・うーん。
やっぱり、土方の顔が違く見えるんですけど。(´・ω・`)
今回、立ち絵とスチルの絵が違いすぎませんか?
羅刹はそのまま倒れると、動かなくなります。
「・・・こいつらは、心臓を貫くか首をはねちまえば殺せるんだとよ」
土方は平然とした様子で告げると、懐紙で刀を拭い鞘へと収めます。
そして、皆に指示を出した後、龍之介の刀を拾い上げて渡してくれます。
「・・・死ぬ覚悟もねえ奴が、戦の場で刀を抜いたりするんじゃねえ」
そう叱責しながらも土方の友好度が上がり、三つ目の判子が押されました。
龍之介が井戸でこれからの浪士組について考える選択肢は、
「資金のこと」
を選びます。
龍之介が浪士組の資金について考えていると、新八が声を掛けてきます。
そして、強引に壬生寺の境内へ連れ出されます。
境内には、斎藤と新入隊士達がいました。
話を聞くと、どうやら人数合わせに連れて来られたようです。
龍之介は散々反論しますが、結局、試合形式の稽古が始まります。
二人の厳しい稽古が続く中、土方が斎藤と新八を呼びに来ます。
龍之介に後を託し、三人は屯所へと戻って行きます。
残された龍之介と新入隊士達は、斎藤と新八が戻って来る迄の間、休憩を取ることにします。
すると、新入隊士達は口々に不満を言い始めます。
龍之介は自分が何も言うべき立場でないことを自覚しながら、不満ばかり言う彼らに苛立ちを覚えます。
選択肢が表示されます。
「弱い犬ほどよく吼えるな」
「何しにここに来たんだ?」
・・・私としては、
「何しにここに来たんだ?」
と言いたいので、こちらを選んでみることにします。(`・ω・´)
「・・・あんたら、ここに一体何しに来たんだ?この時世、浪士組に入ったんだから、相応の危険は覚悟してたんじゃないのか?それとも、他に行く場所がないからここにいるだけなのか?何の思想も志もにのに――寝食に不自由しないって理由だけで、浪士組にいるのかよ?」
龍之介がそう告げると、その場の雰囲気が凍り付きます。
すると、隊士が口々に浪士組に入った理由を語り出します。
日々の暮らしに困り、食べる為に入隊した者もいました。
龍之介は彼等の入隊理由を聞き、少し前の自分を思い出しうなだれます。
そして、龍之介が謝ろうとした時、斎藤が現れて静かに告げます。
「・・・この浪士組に身を置く理由など、人それぞれだ。思想など、なくても構わん。今の境遇から脱したいというのも立派な志だ。刀を振るう理由としては、充分すぎるほどだろう」
新入隊士達は先程の不満を聞かれたかと焦り出しますが、斎藤は彼等を叱責することはしませんでした。
「――死にたくなければ、強くなれ。俺には、その術を教えることしかできぬ」
斎藤の言葉に、新入隊士達は進んで素振りを始めます。
その様子を見た斎藤が笑みを浮かべます。
・・・あれ?
斎藤の友好度が上がりました!
「何しに~」の選択肢は、斎藤の友好度が上がる選択肢だったの!?Σ( ̄□ ̄)
・・・巻き戻って、もう一つの選択肢、
「弱い犬ほどよく吼えるな」
を選びたいと思います。
・・・べ、別に、悔しくなんてないんだからねっ!|ω・`)
「負け犬同士で、傷の舐め合いか?弱い犬ほどよく吠えるってのは本当なんだな」
龍之介の言葉を聞いた隊士の一人が激昂して、龍之介の襟首を掴んできます。
他の隊士が「私闘は厳禁だ」と焦りながら止めようとすると、
「おいてめえら、何を騒いでやがる!」
土方の怒号が聞こえてきます。
龍之介の襟首を掴んでいた隊士は、慌てて手を離します。
「一体、何をしてやがるんだ?『私闘は厳禁』って隊規を忘れたわけじゃねえだろ」
土方の問いに隊士は青ざめながら、「彼が我々を侮辱するような発言をした」と答えます。
土方は龍之介に真偽を確かめようとしますが、龍之介は「別に・・・」と言葉を濁します。
彼等の発言を土方に明かすのは、告げ口をするようで気が引けたのでした。
「てめえは浪士組の隊士じゃなく、部外者なんだ。隊士連中に喧嘩を売るような真似はするんじゃねえ」
土方が龍之介に厳しく告げます。
そして、隊士達にも厳重に注意をするのでした。
不意に、土方が小声で話し掛けてきます。
「てめえの言いてえこともわからなくはねえが・・・物にゃ、言い方ってもんがある。途中で止めに入ったから良かったようなものの・・・。もしかしたら、てめえの軽率な行動であいつらが腹を詰める羽目になってたかも知れねえんだ。・・・もう少し気を付けろ」
どうやら土方は、龍之介と隊士達とのやり取りを全て聞いていたようでした。
土方の友好度が上がりました。
「十六夜挿話が追加されました。」
不逞浪士を捕縛しに大阪へ同行するかの選択肢は、
「今回は同行できない」
を選びます。
京に残った龍之介は、土方と左之助と一緒に島原へ向かいます。
・・・あれ?
そういえば土方ルートだと小鈴が出てこないよね?
どうなるんだろう。(o・ω・o)
土方とは別の部屋で、左之助と待機することになります。
・・・小鈴が来ない代わりに、芸妓のお姉さん二人がお相手してくれるようです。(*´д`*)
土方が気になって落ち着かない龍之介に、左之助は呼び掛けます。
「せっかくおまえの為に姐ちゃん達を呼んでやったんだぞ。話ぐらいはしねえと失礼だろうが」
それ所じゃない龍之介は、思わず口が滑ります。
「こんな状況で、女なんかと遊んでられるはずないだろうが――!」
ゴツン
「女『なんか』ってのはどういう口の利き方だよ」
・・・左之助の拳骨が龍之介の脳天に炸裂するのでした。┐(´∀`)┌
ふと、窓の外を見た左之助が何かに気付きます。
「・・・ちっと、便所に行って来る」
そう告げて座敷を出て行きます。
・・・「便所」ですか。
「厠(かわや)」とは言わないんだね、左之助。(o・ω・o)
ある意味、男らしい?
突然、芸妓二人と残された龍之介は慌て始めます。
しかし、芸妓達は今が好機とばかりに、左之助に恋人がいるかを龍之介に聞いてくるのでした(笑)。
二人から詰め寄られて龍之介はたじたじになりながら、左之助の様子を見てくると言って、座敷から逃げ出します。
龍之介は厠へ行きますが、左之助の姿は何処にも見当たりませんでした。
首を傾げながら番頭に尋ねてみると、「先程、外に出て行かれるのを見かけましたが」と言われます。
龍之介は困り果てながら、とりあえず座敷に戻ろうとして部屋の襖を開けると、そこには土方と別の芸妓がいました。
部屋を間違えたと気付いた龍之介が慌てて襖を閉めようとしますが、突然、芸妓が部屋を飛び出そうとします。
「襖を閉めろ!」
土方はとっさに芸妓の腕を掴みながら、龍之介に命じます。
龍之介はすぐに襖を閉めて部屋の中に入ります。
「逃げようったって、そうはいかねえ。おまえの魂胆は、読めてるんだ」
土方は冷徹な表情のまま、芸妓に詰問します。
最初は土方の質問をはぐらかしていた芸妓でしたが、逃れられないと悟ったのか、きつく唇を噛むのが龍之介にも見えました。
しかし、何も話そうとはしません。
やがて、土方が口を開きます。
「一つ、教えといてやるよ。まともな男ならな、惚れた女にこんな危ねえ橋を渡らせたりしねえ。俺達浪士組の評判を聞いてりゃ、尚更だ」
・・・土方、格好良いです!Σ(*´д`*)
土方が無情に「哀れなもんだな」と見下すように芸妓に告げるのを、流石に可哀想になった龍之介が芸妓を庇います。
「悪いのは、この人を巻き込んだ浪士の方じゃないか!」
「うるせえ!!」
しかし、土方は龍之介を一喝します。
「こいつは、浪士の言いなりになって京の治安を乱そうとしたんだ。不逞浪士共と同じなんだよ!」
龍之介が何も言えずにいると、今度は芸妓が土方を見据えて告げます。
「前借金を全部払ってくれて、自由の身にしてくれるって言われたら・・・従うしかないやおへんか!」
涙を浮かべて告げる芸妓の悲痛な言葉に、土方は物憂げな表情で黙り込みます。
そこに左之助が、外で取り押さえた不逞浪士と共に現れます。
「・・・こいつが、外で待ち伏せしているのに気付いてな。ちょっと痛めつけたら、すぐに目的を吐きやがったぜ。何でも、あんたの帰り道を待ち伏せして斬り殺すつもりだったらしい」
土方の命令で、左之助は浪士を連れて先に屯所に戻ります。
座敷を出る前に、土方は芸妓に告げます。
「先の見えねえ苦しい生活を続けてりゃ・・・差し伸べられた手にすがりたくもなるだろうよ。だがせめて、すがる相手は選べ。・・・情を通わせた女の手を汚させるような男について行っても、笑って生きていくことなんざできねえよ」
土方の言葉に、芸妓は嗚咽を漏らしながらうなだれるのでした。
・・・土方って本当に良い男だと思います。
こんな土方と相思相愛になれて、良かったね!千鶴!(*´д`*)
屯所への帰り道、土方は空を見上げながら呟きます。
「もし、芹沢さんなら・・・。ああいう時でも、ためらわずに女をたらし込んで利用するなり、斬り捨てるなりするんだろうな」
土方の謎めいた言葉が、龍之介の心にいつ迄も残るのでした。
<三章>のプレイ時間は、2時間30分でした。
未プレイの方は、ご注意下さい。
主人公と一部のキャラについては、本音でツッコンでいます。
ご了承下さい。
<三章>
隊服についての選択肢は、
「どうでもいい」
を選びます。
・・・おおっ!
この選択肢も初めて選びます!(*゜∀゜)=3
「・・・別に、どうでもいい。格好だけ整えても、中身が伴ってなきゃ意味がないだろうしな」
龍之介がそう答えると、総司が薄く笑みを浮かべます。
「へえ、言うじゃない。君自身は、格好も中身もお粗末なものなのにさ」
「何だと――!?」
・・・総司の毒舌が素敵です!(ノ∀`;)・゜・
「確かに、井吹の言葉にも一理あるな。見てくれがご立派でも、中身が伴ってなきゃどうしようもねえ」
土方が龍之介に同意してくれて、友好度が上がりました。
「・・・ただ、京の連中に浪士組のことを知ってもらう為にゃ、こういうやり方が一番なんだ」
そう告げると、隊服の利点を語り始めます。
「見回りをする時に、揃いの隊服を着てりゃ・・・少なくとも、不逞浪士と俺達は違うんだってことをわかりやすく示せるからな。後は、敵味方入り乱れて戦ってる時に味方の隊士を斬りつけちまうのを避けられる」
そして、最後に隊服の立案者である芹沢の方に視線を投げます。
芹沢のやり方に、土方はまだ納得出来ないでいるようでした。
網道が紹介された後、前川邸から聞こえた絶叫に対しての選択肢は、
「後を追う」
を選びます。
前川邸の庭で羅刹に襲われた時の選択肢は、
「刀を構える」
を選びます。
龍之介は羅刹に斬り掛かりますが、難なく羅刹に受け止められてしまいます。
そのまま刀を弾かれ、勢い余って地面に尻餅を付いてしまいます。
目前に迫ってくる羅刹に龍之介が応戦しようと、投げ出された刀に手を伸ばそうとした時、
「やめろ!!そこから動くんじゃねえ!」
土方の怒声が響きます。
龍之介が驚いていると目の前に人影が立ちはだかり、龍之介の視界が一瞬にして暗くなります。
そして、土方の刀が羅刹の心臓を貫きます。
・・・うーん。
やっぱり、土方の顔が違く見えるんですけど。(´・ω・`)
今回、立ち絵とスチルの絵が違いすぎませんか?
羅刹はそのまま倒れると、動かなくなります。
「・・・こいつらは、心臓を貫くか首をはねちまえば殺せるんだとよ」
土方は平然とした様子で告げると、懐紙で刀を拭い鞘へと収めます。
そして、皆に指示を出した後、龍之介の刀を拾い上げて渡してくれます。
「・・・死ぬ覚悟もねえ奴が、戦の場で刀を抜いたりするんじゃねえ」
そう叱責しながらも土方の友好度が上がり、三つ目の判子が押されました。
龍之介が井戸でこれからの浪士組について考える選択肢は、
「資金のこと」
を選びます。
龍之介が浪士組の資金について考えていると、新八が声を掛けてきます。
そして、強引に壬生寺の境内へ連れ出されます。
境内には、斎藤と新入隊士達がいました。
話を聞くと、どうやら人数合わせに連れて来られたようです。
龍之介は散々反論しますが、結局、試合形式の稽古が始まります。
二人の厳しい稽古が続く中、土方が斎藤と新八を呼びに来ます。
龍之介に後を託し、三人は屯所へと戻って行きます。
残された龍之介と新入隊士達は、斎藤と新八が戻って来る迄の間、休憩を取ることにします。
すると、新入隊士達は口々に不満を言い始めます。
龍之介は自分が何も言うべき立場でないことを自覚しながら、不満ばかり言う彼らに苛立ちを覚えます。
選択肢が表示されます。
「弱い犬ほどよく吼えるな」
「何しにここに来たんだ?」
・・・私としては、
「何しにここに来たんだ?」
と言いたいので、こちらを選んでみることにします。(`・ω・´)
「・・・あんたら、ここに一体何しに来たんだ?この時世、浪士組に入ったんだから、相応の危険は覚悟してたんじゃないのか?それとも、他に行く場所がないからここにいるだけなのか?何の思想も志もにのに――寝食に不自由しないって理由だけで、浪士組にいるのかよ?」
龍之介がそう告げると、その場の雰囲気が凍り付きます。
すると、隊士が口々に浪士組に入った理由を語り出します。
日々の暮らしに困り、食べる為に入隊した者もいました。
龍之介は彼等の入隊理由を聞き、少し前の自分を思い出しうなだれます。
そして、龍之介が謝ろうとした時、斎藤が現れて静かに告げます。
「・・・この浪士組に身を置く理由など、人それぞれだ。思想など、なくても構わん。今の境遇から脱したいというのも立派な志だ。刀を振るう理由としては、充分すぎるほどだろう」
新入隊士達は先程の不満を聞かれたかと焦り出しますが、斎藤は彼等を叱責することはしませんでした。
「――死にたくなければ、強くなれ。俺には、その術を教えることしかできぬ」
斎藤の言葉に、新入隊士達は進んで素振りを始めます。
その様子を見た斎藤が笑みを浮かべます。
・・・あれ?
斎藤の友好度が上がりました!
「何しに~」の選択肢は、斎藤の友好度が上がる選択肢だったの!?Σ( ̄□ ̄)
・・・巻き戻って、もう一つの選択肢、
「弱い犬ほどよく吼えるな」
を選びたいと思います。
・・・べ、別に、悔しくなんてないんだからねっ!|ω・`)
「負け犬同士で、傷の舐め合いか?弱い犬ほどよく吠えるってのは本当なんだな」
龍之介の言葉を聞いた隊士の一人が激昂して、龍之介の襟首を掴んできます。
他の隊士が「私闘は厳禁だ」と焦りながら止めようとすると、
「おいてめえら、何を騒いでやがる!」
土方の怒号が聞こえてきます。
龍之介の襟首を掴んでいた隊士は、慌てて手を離します。
「一体、何をしてやがるんだ?『私闘は厳禁』って隊規を忘れたわけじゃねえだろ」
土方の問いに隊士は青ざめながら、「彼が我々を侮辱するような発言をした」と答えます。
土方は龍之介に真偽を確かめようとしますが、龍之介は「別に・・・」と言葉を濁します。
彼等の発言を土方に明かすのは、告げ口をするようで気が引けたのでした。
「てめえは浪士組の隊士じゃなく、部外者なんだ。隊士連中に喧嘩を売るような真似はするんじゃねえ」
土方が龍之介に厳しく告げます。
そして、隊士達にも厳重に注意をするのでした。
不意に、土方が小声で話し掛けてきます。
「てめえの言いてえこともわからなくはねえが・・・物にゃ、言い方ってもんがある。途中で止めに入ったから良かったようなものの・・・。もしかしたら、てめえの軽率な行動であいつらが腹を詰める羽目になってたかも知れねえんだ。・・・もう少し気を付けろ」
どうやら土方は、龍之介と隊士達とのやり取りを全て聞いていたようでした。
土方の友好度が上がりました。
「十六夜挿話が追加されました。」
不逞浪士を捕縛しに大阪へ同行するかの選択肢は、
「今回は同行できない」
を選びます。
京に残った龍之介は、土方と左之助と一緒に島原へ向かいます。
・・・あれ?
そういえば土方ルートだと小鈴が出てこないよね?
どうなるんだろう。(o・ω・o)
土方とは別の部屋で、左之助と待機することになります。
・・・小鈴が来ない代わりに、芸妓のお姉さん二人がお相手してくれるようです。(*´д`*)
土方が気になって落ち着かない龍之介に、左之助は呼び掛けます。
「せっかくおまえの為に姐ちゃん達を呼んでやったんだぞ。話ぐらいはしねえと失礼だろうが」
それ所じゃない龍之介は、思わず口が滑ります。
「こんな状況で、女なんかと遊んでられるはずないだろうが――!」
ゴツン
「女『なんか』ってのはどういう口の利き方だよ」
・・・左之助の拳骨が龍之介の脳天に炸裂するのでした。┐(´∀`)┌
ふと、窓の外を見た左之助が何かに気付きます。
「・・・ちっと、便所に行って来る」
そう告げて座敷を出て行きます。
・・・「便所」ですか。
「厠(かわや)」とは言わないんだね、左之助。(o・ω・o)
ある意味、男らしい?
突然、芸妓二人と残された龍之介は慌て始めます。
しかし、芸妓達は今が好機とばかりに、左之助に恋人がいるかを龍之介に聞いてくるのでした(笑)。
二人から詰め寄られて龍之介はたじたじになりながら、左之助の様子を見てくると言って、座敷から逃げ出します。
龍之介は厠へ行きますが、左之助の姿は何処にも見当たりませんでした。
首を傾げながら番頭に尋ねてみると、「先程、外に出て行かれるのを見かけましたが」と言われます。
龍之介は困り果てながら、とりあえず座敷に戻ろうとして部屋の襖を開けると、そこには土方と別の芸妓がいました。
部屋を間違えたと気付いた龍之介が慌てて襖を閉めようとしますが、突然、芸妓が部屋を飛び出そうとします。
「襖を閉めろ!」
土方はとっさに芸妓の腕を掴みながら、龍之介に命じます。
龍之介はすぐに襖を閉めて部屋の中に入ります。
「逃げようったって、そうはいかねえ。おまえの魂胆は、読めてるんだ」
土方は冷徹な表情のまま、芸妓に詰問します。
最初は土方の質問をはぐらかしていた芸妓でしたが、逃れられないと悟ったのか、きつく唇を噛むのが龍之介にも見えました。
しかし、何も話そうとはしません。
やがて、土方が口を開きます。
「一つ、教えといてやるよ。まともな男ならな、惚れた女にこんな危ねえ橋を渡らせたりしねえ。俺達浪士組の評判を聞いてりゃ、尚更だ」
・・・土方、格好良いです!Σ(*´д`*)
土方が無情に「哀れなもんだな」と見下すように芸妓に告げるのを、流石に可哀想になった龍之介が芸妓を庇います。
「悪いのは、この人を巻き込んだ浪士の方じゃないか!」
「うるせえ!!」
しかし、土方は龍之介を一喝します。
「こいつは、浪士の言いなりになって京の治安を乱そうとしたんだ。不逞浪士共と同じなんだよ!」
龍之介が何も言えずにいると、今度は芸妓が土方を見据えて告げます。
「前借金を全部払ってくれて、自由の身にしてくれるって言われたら・・・従うしかないやおへんか!」
涙を浮かべて告げる芸妓の悲痛な言葉に、土方は物憂げな表情で黙り込みます。
そこに左之助が、外で取り押さえた不逞浪士と共に現れます。
「・・・こいつが、外で待ち伏せしているのに気付いてな。ちょっと痛めつけたら、すぐに目的を吐きやがったぜ。何でも、あんたの帰り道を待ち伏せして斬り殺すつもりだったらしい」
土方の命令で、左之助は浪士を連れて先に屯所に戻ります。
座敷を出る前に、土方は芸妓に告げます。
「先の見えねえ苦しい生活を続けてりゃ・・・差し伸べられた手にすがりたくもなるだろうよ。だがせめて、すがる相手は選べ。・・・情を通わせた女の手を汚させるような男について行っても、笑って生きていくことなんざできねえよ」
土方の言葉に、芸妓は嗚咽を漏らしながらうなだれるのでした。
・・・土方って本当に良い男だと思います。
こんな土方と相思相愛になれて、良かったね!千鶴!(*´д`*)
屯所への帰り道、土方は空を見上げながら呟きます。
「もし、芹沢さんなら・・・。ああいう時でも、ためらわずに女をたらし込んで利用するなり、斬り捨てるなりするんだろうな」
土方の謎めいた言葉が、龍之介の心にいつ迄も残るのでした。
<三章>のプレイ時間は、2時間30分でした。
コメントありがとうございます。
>余計な一言で殴られ
土方ルートでも、左之助に殴られる龍之介に笑いました(笑)。
>三木さんの声
素敵ですよね~。
>大本命
はい。
私の大本命は、あのお方です(笑)!
他キャラルートでは登場する気配が全くありませんが、最後のルートをプレイする時が今から楽しみです。(*´ェ`*)
>土方ルート、また長そうですね(笑)
やはり、一筋縄ではいきませんでした!
重くて長い話になると思いますが、よろしければ土方ルートのラスト迄お付き合いして頂けると嬉しいです。
>最後まで応援
体調を気遣って下さり、ありがとうございます!(´;ω;`)ブワッ
有難い励ましの言葉を支えに、『黎明録』ラストルート迄、倒れないように気合いで頑張りたいと思います!