我家のワン達~サクムク日記

さくらとムックンの日記です

マイクロチップの薦め

2007-05-22 06:37:00 | できごと・お話し
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マイクロチップの薦め

ワンコやニャンコさんを家族とするご家庭の方々で、マイクロチップのことをご存じの方は結構いらっしゃると思うのですが、普及の程度を調べたいと思ってAIPO(動物ID普及推進会議)を検索したら次のような数字が載っていました。

この数字を見ると、2004年に犬は1,200万頭を超えて、猫は1,100万頭を超えて人間と暮らしているようで、合計で約2,400万頭となっています。
この中で、マイクロチップの装着率は犬が0.0248%の3,000頭強、猫は0.0447%の約5,200頭とありました。

人間と暮らす総数がこの値かどうかは分かりませんし、現在はもっと増えていると思いますが、犬や猫たちの生活環境や殺処分の現実、或いは小動物達に拘わる事件等を述べ出すと切りがないので今回は述べませんが、マイクロチップはもう少し普及してもよい気がします。

我が家は昨年暮れから今年の初めに埋め込みました。
理由は、目には映らないけれど、一番確実な名札だと思ったからです。

我が家の実例としては、幸せな旅立ちが叶い、ニャンコのハルイチくんと過ごす幸多くんがいます。
幸多くんは赤い革の首輪をしてさ迷っていたのですが、名前や家族を示すものは何も身に付けていませんでした。
判明していたら直ぐにお届けしたのですが、叶いませんでした。
首輪の裏側にも一切の記述はありませんでした。
千葉県市原市の郊外で保護したのですが、隣接する市の警察や保健所に紹介しても、届け出はないとのことでした。
それ以外に範囲を拡げてと考えたこともありましたが、中止しました。
保護した経緯を別にすると、我が家は埼玉県鶴ヶ島市で、余りに遠方過ぎました。
もし、そのときに幸多くんがマイクロチップを埋め込んでいたら多分、それまで生活していた家族のもとに帰ることができたと思うのです。

千葉わんでは「ダブルリード」を推奨していますが、我が家の日常ではシングルで、但し必ずハーネスです。
名札やカプセルはありますし、首に通してありますが、どのような状況下でも確実に役割を果たしてくれるか否かは分かりません。
カイをお届けする時には、実質的には名札を着けるためだけの首輪と、ハーネスを身に付けてお届けしました。
それでも心配だったので、最悪の事態を考慮してマイクロチップを埋め込んだのです。
幸多くんの例は一度で充分です。
それに、数年前から、小型犬の盗難が報道されていますね。
こんな場合にも、識別方法としてマイクロチップはとても有効だと思っています。

我が家がお世話となっている動物病院では、登録手数料を含めて5千円で処置し、登録手続きを済ませてくれます。
麻酔なども不要です。
準備を終えれば、専用の注射器を使って埋め込むのは1~2秒程度で、出血もありません。
針の太さを見るとギョッとしますが、相当な切れ味のようです。

さくら・ムックン・kaiが挿入したマイクロチップのパッケージです


ISO基準準拠のデータ形式で書き込まれたマイクロチップなら、今ではかなりの保健所でリーダー(読み取り機)が備えられているようですし、我が家のワンコ達は、専用のリーダーなら体温も読み取れます。
ちなみに、マイクロチップの寿命は30年だそうです。

もし、未だ装着していないワンコやニャンコを家族として一緒に暮らしていらしたら、一度はお考えになってはどうでしょうか。
確かに、「もしも」は考え出すとキリがありません。
でも、小動物とはいえ、生活を共にしたものが最悪の場合、ガス室で悶え苦しんで果ててしまうことを考えたら、とても「しまった!」では済まない気がするのです。
少なくとも、我が家の場合は済みそうもないので埋め込みました。
我が家からの提案です。