我家のワン達~サクムク日記

さくらとムックンの日記です

道具じゃない

2007-05-26 06:52:57 | できごと・お話し
ミルコくんはどこに?   バナー         バナー
 
ななちゃんの情報もよろしくお願い致します  バナー
----------------------------------------------------------------------------------

トメさん母さまからコメントを頂き、久し振りに「情操教育」という言葉を目にしました。
実は、ムク父は情操教育と云う言葉自体が余り好きではありません。
元々は哲学語彙としてヘルバルト学派が用いた言葉で(余り自信がなく、辞書で調べ直しました~ ^ ^ ; )、概念には一応の理解は示しても、今の日本では「与えるもの」「コントロールできもの(するもの?)」と云う認識が存在しているのではないのかと訝るのです。

また、情操教育のために、犬や猫を子供に買い与えることは良いことだとされている気配があって具体的に述べているHPやブログも存在しますが、本当なのでしょうか。
現実には、動物愛護センターで殺処分の為に引き取りを求める理由の一つに「うちの子供は情操教育が終わりましたからもう(犬・猫は)不要です」と云う、訳の分からない主張も存在するのだそうです。

イギリスにはこんな諺があるそうです。
(2チャンネルの投稿文より引用)

子供が生まれたら犬を飼うがいい。
子犬は子供より早く成長して子供を守ってくれるだろう。
そして子供が成長すると良き友となる。
青年となり多感な年頃に犬は年老いて、死ぬだろう。
犬は、青年に教えるのである。
死の悲しみ、命の尊さを。

多分、同じ原典を有沢翔治(ありさわ しょうじ)氏のlivedoorブログ5月15日付け公開文から引用しますと、

子供が産まれたら犬を飼いなさい。
子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。
子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供がおとなになった時、自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。

と、あります。
一読すればご理解頂けますように、犬は人間と共に生活を共有し、人間の4倍といわれている早さで時を走り抜け、生き物としての存在を終えますがそれ故に、共に過ごした者に、生きるものの価値を教えてくれますね。
猫も同じように見つめ、過ごす生き物だと思うのですが、間違いないこととして、多くのイギリス人は犬や猫を単なる道具としては見ていません。

なんだか言い出しが堅苦しくなってしまいましたが、一番言いたいことは、犬や猫は道具ではないと云うことです。
犬や猫を家族の一員として過ごしていらっしゃる方には余りにも当たり前のことが、ある種の人達にはまったく異なって捉えられていることがある典型ですね。
イライラするのは、動物愛護センターに殺処分を依頼する理由の中に先程の、とんでもない言い訳を、臆面もなく言い放つ輩が存在することです。
こんな人達に “ 情操教育 ” なんて言葉は使ってほしくないです。

この日記は悲憤慷慨を訴える場ではありませんが、でも、やはり考えてしまいます。
「うちの子供は情操教育が終わりましたから(犬・猫は)不要です」と言い、数年間も生活を共にした犬や猫を動物愛護センターに持ち込み、殺害を強要する者の存在が。
それとも、依頼に必要な料金を節約するためにどこか、人目に付き難い野原や公園の隅に置き去りにしてしまうのでしょうか。
嫌になってしまいますね。

あ~ぁ、また愚痴になってしまいました。

私はさくら。れっきとしたレディーよ!!


僕は長男のムクです~


ムク父やゆきえにとってこの仔達のいない生活は想像できません。
でも、まるで道具のように取り扱われるワンコやニャンコが現に存在するのですね。
ムク父にとっては、劣悪な環境下で出産を強要されている犬や猫達の存在と同じように見えてしまいます。
私は、都合のあるときだけ神様に願いを託す無神論者かもしれませんが、それでも、こんな話を聞いたり、ブリーダーとも呼べないお金の亡者に生かされているだけの動物達の話を聞くと、思わず祈りたくなってしまいます。
この仔達は道具ではない、と。

勝手にご紹介

2007-05-25 06:36:09 | できごと・お話し
ミルコくんはどこに?   バナー         バナー
 
ななちゃんの情報もよろしくお願い致します  バナー
----------------------------------------------------------------------------------

ムク父は千葉わんの関係で知ったことや保護し、預かりをして送り出した里親さまのHPや日記しかご紹介したり、お気に入りに載せません。
でも、今日は皆さまにご紹介したいと思いました。

既にご存じの方や、お気に入りに登録なさっておられる方もいらっしゃるかもしれません。
「デジタル文学館 かわもと文庫」と名を付けられた、創作活動を公表なさっておられるホームページがあります。
こちらからご覧頂けます。

私がこちらのホームページを知ったのは偶然からでした。
我が家に迎えたムク、ムックンをキーワードに検索したらどんな検索結果が出てくるのかしらと思ってググってみたのですが、「ムックン」と入力したつもりが「ムック」と入力し、そのままエンターキーを押したら表示された中に「ムックと共に」とあって、こちらを訪れるきっかけとなりました。

ワンコのこともそうですが、その他に学ぶことも多くて、毎週おじゃましているホームページの一つです。
ホームページを運営なさっていらっしゃる男性は進行性のスキルス癌に冒され、既に万が一のことも自覚なさり、述べられていらっしゃいます。
心中穏やかならざる事態のはずなのに冷静に、またウィットを含んだ文章を公開なさる方は少ないのではないかと思います。

癌が発見されてもなお悲観されず、かといってわざとらしく冗談を飛ばすでなく、奥様と愛犬のムックを伴っての北海道旅行計画を楽しそうに述べられておられます。

筆者も述べられておられますが、私もまったく同じように感じていることの一つに、犬との生活を持つことで、それまでの生活が一変してしまったことがあります。
皆さまはどうでしょうか。
我が家の場合は、社宅を出て犬との生活を楽しみたいと考えたことが発端ですが、インターネットへの接続環境を持ち、千葉わんを知り、ムックンを迎え、少しだけ千葉わんのお手伝いを始めたことで生活が変わりました。

閑話休題。
ホームページのインデックスには「ムックと共に」の案内がありますので、動物愛護協会から譲り受け、家族の一員となったムックとの生活だけでも楽しい読み物だと思いますが、如何でしょうか。

細かなところで意見の異なることは当然かもしれませんが、それでも、頷くことのとても多い、教えて頂くことの多いホームページです。
「日本アウトドア犬協会(O-DOG)」の存在や成り立ち、或いは、豊かであるはずの山岳資産が無計画なオーバーユースによって景観ばかりでなく、動植物の生態に対して大きなストレスとなっている現状や、法的に根拠がなく、無知をさらけ出して恥じない厚顔な役人の「犬立入禁止」が訴える無責任な入山者の実態など、とても参考となることばかりだと思います。

スキルス癌がどれ程の脅威なのかは筆者が明快に述べられておられますが、回復をお祈りするばかりです。
出来れば、筆者が計画なされた遠大な北海道旅行記がこちらのホームページに掲載されますことを期待します。

千葉わんにはたくさんの預かりワンコやニャンコが赤い糸を探して仮父・母さまと時を過ごしています。
たくさんのワンコやニャンコが幸せの赤い糸を掴んで巣立ちましたが、未だに預かり先が不足する程に助けを求めるワンコやニャンコが後を絶ちません。
ご紹介した「かわもと家のムック」は幸運にも優しい、楽しいご一家に見出されて幸せな犬生を送っています。
そんな、幸せを掴んだワンコと人間との生活が見事に描かれていて、「ムックと共に」を読み返すことは、私の楽しみとなっています。
もし、ご関心を持っていただけるようなら、「ムックと共に」をゆっくりお読み頂きたいと思います。
ワンコの話題から逸れますが、ガンと向き合う筆者やご一家の言動にも、考えさせられる、充実した内容を持った文章が続きます。
もしかしたら、ワンコとの生活を含めたご一家の物語を読ませて頂けるかもしれません。

子 鳩

2007-05-24 06:45:48 | できごと・お話し
ミルコくんはどこに?   バナー         バナー
 
ななちゃんの情報もよろしくお願い致します  バナー
----------------------------------------------------------------------------------

もしかしたら新しいワンコの預かりを始めるかもしれないと考え、さくらとムックンと一緒のベッドでウトウトしていたら、何故か幼い頃に助けた子鳩のことを思い出しました。ムク父が小学5年生だったときの出来事です。

ある時、生家の裏畑に植わっていた無花果(イチジク)の木の下で子鳩がバタバタしていました。
どうやら羽を傷めたようで、飛び立つことが出来ない様子でした。
私が近付いたことで更にばたついています。
かわいそうに思い、猫に襲われたら一溜まりもないないのと、無理に動かすと傷に障るので段ボール箱を工夫して中に入れ、少し暗い環境で休ませました。
鳥を飼っている近所の友達に見せると大した傷ではなくて、数日間も羽を使えないようにして傷薬を塗っておけば直るよと教えて貰い、その通りにしました。
同じ友達に子鳩のゴハンを教えて貰い、自転車で店に買いに行き、糞の世話を兼ねて一日3~4回、段ボールの巣箱を掃除し、その度に子鳩を抱き、何かを語りかけていたと思います。
ただ、母からは「その鳩の親は必死に子供を捜しているよ。この家で飼うのはいいけれど、いつでも飛び立てるようにしてあげなきゃだめだよ。もし、お母さんが迎えに来たら必ず放すんだよ。それが一番幸せなんだから」と幾度も言われていました。
傷を治すために、傷ついた羽は身体に紐で縛り付けていましたが、3日目頃からは私の部屋の中を自由に動き回らせていました。
私と鳩が部屋で戯れていると、母は繰り返して同じことを言い「余り一緒にいると別れるときに寂しくなるよ」とも言いました。
捕獲して7日目だったと思いますが(捕獲したのは日曜日で、同じ曜日だったと記憶しています)紐を取り除いて、どこまで回復しているのかを試そうとして子鳩を抱えて裏畑に出、足と身体を手で押さえながらも、羽が自由に動かせるようにすると、とても元気にばたつかせ、飛び立とうとしています。
あぁ、傷は治ったのだなぁと思ってもう一度抱え直すと、いつの間にか、イチジクの木の枝に鳩が留り、こちらを見ながらクルッククゥーと繰り返し鳴いています。
子鳩も同じように鳴いて、羽をばたつかせています。
直感的に親が迎えに来たのだと思いました。
でも、ようやく私の部屋で遊び始めた子鳩を放すことが寂しくなってしまいました。
気が付くと、洗濯物を干し終えた母が私の横に来て、イチジクの木に留まっている鳩を見ながら言いました。
「シゲちゃん、お母さんが迎えに来たんだよ。約束なんだから放してあげなきゃいけない。鳩さんはそれが一番幸せなんだから」。
なかなか子鳩を放さない私の手から鳩を取り上げようとした母の手を振り払い、「約束した通りに放すよ」と泣きながら言い、一度だけ子鳩を胸に抱いてからイチジクの木に向かって、鳩を送り出すように放ちました。
子鳩はそのまま親鳩のもとに向かい、親鳩は枝に留まった子鳩の頭を一二度突くと私の方を見つめ、直ぐに一緒に飛び立ちました。
泣きながら見ていた私と、私を横から抱いてくれた母の頭上で鳩たちが二度ほど旋回すると青空を駆け上がり、見えなくなってしまいました。
母に抱かれて泣きながら青空を見上げていた私に母が言いました。
「動物の親は子を大切に思うし、子は親を忘れない。お前は良いことをしたね」
幼い頃の動物との想い出はチーと云う雌の秋田犬と、この子鳩の想い出が鮮明に甦ります。
多分、小動物に関する私の原体験なのでしょう。
脚色はなく、そのままをお伝えしたつもりです。
何を言いたかったのかと云えば、今の子供やその親たちの、小動物に対する感性は本当に育まれているのだろうか、と云うことです。

ムク父は1953年生まれです。
新潟県の、当時は直江津市(今の上越市)で生まれ、育ちました。
なぜだか分かりませんが、当時の父や母は動物に対する愛情が深くて、少しでも犬や猫にイタズラをすると平手が飛び、必ず言われました。
「お前が犬なら、お前が猫なら、同じことをされたいか」
私は泣きながら首を振り「されたくない」と言うと、次には必ず抱きしめてくれて「優しくしなきゃダメだ」と言うのでした。
小動物に対して優しく接することの意味はこの時に育むことが出来たと思うのですが、今の子達は、特に都市部の子達はどうなのかと、余計な心配をしてしまうこの頃です。
何故なら、犬や猫への虐待や、放置を基とした悲惨な事件が多過ぎますね。
こういった事件は少なからず幼児体験が大きく影響していると思うのですが、接する機会の少ないことと併せ、気を揉んでしまうのです。
幼児期に小動物と接することは、出来れば一緒に暮らすことは心を豊かにし、或いは家族として大切に暮らしていた動物が死ぬということは辛いけれどとても大切な体験が宿り、延いては人間の尊厳についても大切な影響を残すと思うのです。
R指定を受けそうなゲームばかりしていたり、家族や知人との会話の少ない生活ばかりでは心の温かみを知ることが少なく、人との繋がりの大切さを忘れて、否、覚えずに年齢を重ねてゆくような危うさを心配してしまいます。

昔のことを思い出していたらムックンが「ねぇ、オヤツはまだかなぁ~」と言いたげにキュンキュンと声を上げ、さくらは私を見上げながら左肩の顎を乗せてきました。
私は仕方なく?乾燥した鶏のササミをワンコ達に与えます。
バリバリと音を立て、あっと言う間に平らげたワンコ達は「もう少しくれないかなぁ~」と言いたげにこちらを覗き込みます。
私はワンコ達に背中を向けて横になり、寝ようとします。
さくらとムックンは仕方なく、いつもの場所で丸くなり、寝始めました。
いつもの、幸せな夜が訪れました。

マイクロチップの薦め

2007-05-22 06:37:00 | できごと・お話し
ミルコくんはどこに?   バナー         バナー
 
ななちゃんの情報もよろしくお願い致します  バナー
----------------------------------------------------------------------------------

マイクロチップの薦め

ワンコやニャンコさんを家族とするご家庭の方々で、マイクロチップのことをご存じの方は結構いらっしゃると思うのですが、普及の程度を調べたいと思ってAIPO(動物ID普及推進会議)を検索したら次のような数字が載っていました。

この数字を見ると、2004年に犬は1,200万頭を超えて、猫は1,100万頭を超えて人間と暮らしているようで、合計で約2,400万頭となっています。
この中で、マイクロチップの装着率は犬が0.0248%の3,000頭強、猫は0.0447%の約5,200頭とありました。

人間と暮らす総数がこの値かどうかは分かりませんし、現在はもっと増えていると思いますが、犬や猫たちの生活環境や殺処分の現実、或いは小動物達に拘わる事件等を述べ出すと切りがないので今回は述べませんが、マイクロチップはもう少し普及してもよい気がします。

我が家は昨年暮れから今年の初めに埋め込みました。
理由は、目には映らないけれど、一番確実な名札だと思ったからです。

我が家の実例としては、幸せな旅立ちが叶い、ニャンコのハルイチくんと過ごす幸多くんがいます。
幸多くんは赤い革の首輪をしてさ迷っていたのですが、名前や家族を示すものは何も身に付けていませんでした。
判明していたら直ぐにお届けしたのですが、叶いませんでした。
首輪の裏側にも一切の記述はありませんでした。
千葉県市原市の郊外で保護したのですが、隣接する市の警察や保健所に紹介しても、届け出はないとのことでした。
それ以外に範囲を拡げてと考えたこともありましたが、中止しました。
保護した経緯を別にすると、我が家は埼玉県鶴ヶ島市で、余りに遠方過ぎました。
もし、そのときに幸多くんがマイクロチップを埋め込んでいたら多分、それまで生活していた家族のもとに帰ることができたと思うのです。

千葉わんでは「ダブルリード」を推奨していますが、我が家の日常ではシングルで、但し必ずハーネスです。
名札やカプセルはありますし、首に通してありますが、どのような状況下でも確実に役割を果たしてくれるか否かは分かりません。
カイをお届けする時には、実質的には名札を着けるためだけの首輪と、ハーネスを身に付けてお届けしました。
それでも心配だったので、最悪の事態を考慮してマイクロチップを埋め込んだのです。
幸多くんの例は一度で充分です。
それに、数年前から、小型犬の盗難が報道されていますね。
こんな場合にも、識別方法としてマイクロチップはとても有効だと思っています。

我が家がお世話となっている動物病院では、登録手数料を含めて5千円で処置し、登録手続きを済ませてくれます。
麻酔なども不要です。
準備を終えれば、専用の注射器を使って埋め込むのは1~2秒程度で、出血もありません。
針の太さを見るとギョッとしますが、相当な切れ味のようです。

さくら・ムックン・kaiが挿入したマイクロチップのパッケージです


ISO基準準拠のデータ形式で書き込まれたマイクロチップなら、今ではかなりの保健所でリーダー(読み取り機)が備えられているようですし、我が家のワンコ達は、専用のリーダーなら体温も読み取れます。
ちなみに、マイクロチップの寿命は30年だそうです。

もし、未だ装着していないワンコやニャンコを家族として一緒に暮らしていらしたら、一度はお考えになってはどうでしょうか。
確かに、「もしも」は考え出すとキリがありません。
でも、小動物とはいえ、生活を共にしたものが最悪の場合、ガス室で悶え苦しんで果ててしまうことを考えたら、とても「しまった!」では済まない気がするのです。
少なくとも、我が家の場合は済みそうもないので埋め込みました。
我が家からの提案です。

画像の効果

2007-05-21 08:04:35 | できごと・お話し
ミルコくんはどこに?   バナー         バナー
 
ななちゃんの情報もよろしくお願い致します  バナー
----------------------------------------------------------------------------------

画像による、里親希望者の方、応募数の違いは確かにあるのだと言われています。
ムク父の画像がいいとか悪いということではなくて、ワンコやニャンコも人間と同じようにすべてに個性がありますし、うまく残すことが出来て皆さんにニッコリして頂けると、とても嬉しい。
たまたま撮影して、里親募集ワンコの画像に使って頂いたら何やらの反応があったと教えて頂き、それから撮影のご協力をすることとなりました。
偶然なのですが、従弟にプロのカメラマンがいたり、新潟県の故郷には写真屋さんがいますねぇ~、そう言えば。

また、昨年にお話があって「もし、要請がありましたら」と言っていた出張カメラマンが4月に実現しました。
結果は分かりませんが、みんなかわいいワンコばかりです。
それぞれに切ない、辛い過去を持ったワンコさん達ですが、明るく振る舞って貰えて、とても嬉しかったのです。
もし、また要請があって、時間の都合がつけばご協力したいと思っていますが、どうでしょうか。
初めての、かわいいワンコさんと会えるのは嬉しいですね~。

さて、今日はこれから現像を行って、画像の処理を進めましょう。
「現像?」と思われた方もいらっしゃいますよね。
「フィルムを使っていないデジタルカメラの画像処理で現像とは?」と思われますか?
実はムク父も、はじめはピンときませんでしたが、一眼レフタイプのデジカメでは「RAW(ロウ)形式」の記録方法でデータを保存することがあるのですが、様々な加工を行う過程を「現像」処理と呼ぶことがあります。
面倒といえば面倒なのですが、画質をコントロールする自由度が大きいので、私は昨年の暮れから採用しています。
まぁ、どこまで成果を上げることが叶うかは分かりませんが、やれることはやってみようかなぁ~と思っています。
かわいいワンコさんをたくさん記録に残して、その中から里親募集ワンコさんの画像が赤い糸を結ぶきっかけとなって貰えたら嬉しいですし、プチ里親会に来て下さったワンコさん達を紹介すると、里親さんの皆さんに意外に喜んで頂けるのです。

プチ里親会での撮影では昨日、初めて三脚を使った撮影を試しました。
欠点もあるのですが、ある程度の光量があれば、今までの倍の距離からでもかなり大きな画像を得ることが出来ますから人間もワンコさんも、今までよりも自然な表情を残せるかもしれません。
楽しんで頂ける画像がたくさん撮影できますように。
ただ、ワンコさん達は「ハィ、そこで止まって!」って言えませんし、ほとんどのワンコさんは動いていますので、そこを撮影することは結構難しいです。

練習の画像です ※逆光なので耳が透けて見えますね~( ^ _ ^ ; )


でも、時々うまく撮れることがあって、そんな時は「ねぇねぇ、こんな画像がありました~」と、皆さんに観て頂きたいこともあります。
後に支障が生ずることが考えられるので控えてはいますが、預かりさんや里親さまがワンコと一緒に写っている中に、そんな画像が結構あります。
どこかで楽しんで頂けるように考えてはいて、今は実験中です。
昨年から考えていて実現しないのですが、限定された方にのみ、或いは千葉わんスタッフの方や、預かりさま達だけがご覧頂けるアルバムもよいかもですね。
試すと書いて一向に実現しないのですが、もう少し研究してみましょう。

名 前

2007-05-20 08:10:31 | できごと・お話し
ミルコくんはどこに?   バナー         バナー
 
ななちゃんの情報もよろしくお願い致します  バナー
----------------------------------------------------------------------------------
お知らせです

今日5月20日(日曜日)は千葉わん・プチ里親会が開催されます。
開催される千葉わんのプチ・里親会はニャンコさんも初めて参加予定で、今迄で一番賑やかな里親会かもしれません。
ワンコやニャンコを当日にお渡ししたり引き取ることはできませんが皆さま、ぜひお越し下さい 
----------------------------------------------------------------------------------

家族となったワンコの名前には余り凝りません。
命名したワンコの名は「五右衛門」「龍之介」「さくら」、それに「幸多」だけ。
「ムク」は迎えた時に持っていた名で、命名者はまいぱんままさまかな?それともモグリンさまかな?
先月、我が家を巣立った「カイ」は、生まれたときに付けられた名で、里親さまは「kai」と綴られていらっしゃいます。
幸多は、余りにひどい生活を知って保護したとき、「たくさんの幸せに恵まれますように」と、ゆきえが命名しました。
同じく、ゆきえが命名した「さくら」は割と安直で、迎えたときに桜がきれいだったから。
「五右衛門」と「龍之介」はムク父の趣味です。

昨日のお出かけ先で



何と言っても、千葉わんで名付け親のチャンピオン?はチビスケ母さまでしょうね~。
4~5頭のパピーを預かられた時などは「名前を決めるのに徹夜になりそうです~(笑)」などとメールに書かれる方です。
それぞれに願いを込めて決められるのですが、とても真似は出来ません。
漢字や、言葉に対する素養がないと、こんなには無理です。
まるで、歩く諸橋大漢和(ちょっと大袈裟!)って感じです~。
ぜひ一度、こちらにお訪ね下さい。

小春ちゃんです~


命名の機会は近いか、暫くないのかはゆきえ次第です。
対象は預かりワンコですが、さくらが同性を嫌うので、必ず男の子です。
名前だけで勝手に想像するのは昔、「みかん絵日記」と云うコミックでの「叶夢」という名でしょうか。
「トム」でもよいのですが、当て字とは分かっていても「夢を叶える」とも読めて好い名前だと思うのですが。

さて、どうなりますか・・・。


ふぁ~っ とぅ~


玩物喪志

2007-05-15 06:47:48 | できごと・お話し
ミルコくんはどこに?   バナー         バナー
 
ななちゃんの情報もよろしくお願い致します  バナー
----------------------------------------------------------------------------------
お知らせです

5月20日(日曜日)は千葉わん・プチ里親会が開催されます。

みなさま、ぜひお越し下さい。
----------------------------------------------------------------------------------

玩物喪失(がんぶつそうし)

がんんぶつ‐そうし【玩物喪志】 グワン‥サウ‥[書経(旅)「玩物喪志」]無用の物を愛玩して大切な志を失うこと(広辞苑 第五版 (C)1998,2004 株式会社岩波書店)。

こんな言葉を使うほどに大それたことでもありませんが、小学生の後半から高校生にかけて魚釣りにのめり込んでいました。
特にアブ社のアンバサダーシリーズというリールは憬れで、二十歳代の中頃にようやく買い求めた一台のリールを毎日のように弄ってました。
時計のように精緻な動作を見つめ、聴いていたものです。

リールに比べると弄くり回す頻度は随分と少ないのですが、今は趣味というよりも道具としてのデジタルカメラが近い存在かもしれません。
玩物喪失に近い感情を覚えたことが少しだけありましたが、千葉わんのプチ・里親会で里親募集ワンコさんの撮影が一眼レフタイプのデジカメを購入した目的ですから、それ程の趣味性があるわけではありません。
でも、使っていると、似た感情を思えることもあります。
それに、財布と相談しながらですが、今のデジカメのシステムでは最後の交換レンズになるかと思う望遠ズームレンズを物色中です。
最高で800mmの望遠効果を期待できるのですが、私にとっては結構な価格です。
欲しいなぁ~

ほしいレンズです


何故かというと、ワンコさんや、場合によっては人間も、望遠レンズで引き寄せた方が自然な表情や動きが多いのです。
プチ・里親会で撮影する画像の6~7割は望遠レンズを使った画像なのです。
人間もワンコも似てると思うのですが、撮影者やカメラが近いと構えたり、緊張しますよね。
でも、離れて撮ると、とても自然な表情を捕えることができるのです。
「ハィ、ニッコリ笑って~」って撮影する画像も好いのですが、やはり自然な方を求めてしまいます。
マニアの中では800mmの望遠レンズは特別な存在ではありませんが、狭い会場のプチ・里親会では充分でしょう。
多分、三脚に載せて使うことになると思います。

ワンコの撮影に使うことは分かっていますからゆきえは何も言わないと思いますが、これでまた、コンピュータミシンを購入する時期が延びました(ちなみに、ムク父が使う予定なのですが・・・)。

何かの書籍に書いてありましたが、道具を調えたり、準備を終えただけで終了したと勘違いする人も多いとありました。
ドキッとしましたが、大工さんの世界では「段取り八分に仕事二分」と云う言葉もあるそうです。
道具は結果を出すための手段ですから、購入したら好い表情のワンコさん達を撮影し、皆さまにご覧頂けたならと思っています。

あれっ、購入決定?

まだまだ引っ張る

2007-05-14 11:25:46 | できごと・お話し
ミルコくんはどこに?   バナー         バナー
 
ななちゃんの情報もよろしくお願い致します  バナー
-------------------------------------------------------------------------------

ドッグランのお話 まだまだ引っ張りますよ(笑)

今日はエルちゃんです

エルです こんにちわ



あたしすっごいビビリなんです
ほかのワンコがそばを通っただけで 腰抜かして動けなくなります



でも 人間大好き♪人になら チューも出来ちゃうの♪



お姉ちゃんの膝の上が一番安心できるの

もうエルちゃん ほかのワンコが怖くて怖くて
そばにいる人にぴったりくっついてました(笑)

だけど、ほかのワンコがいないドッグランや川の中でははじけまくりで
とっても楽しそうでした。また遊ぼうね♪

懐かしいサディーちゃん

2007-05-14 00:20:21 | できごと・お話し
ミルコくんはどこに?   バナー         バナー
 
ななちゃんの情報もよろしくお願い致します  バナー
-------------------------------------------------------------------------------

昨日はゆきえの提案に乗って山の中のドッグランに出かけました。
とても好い天候で、これがホントの五月晴れって感じ。
標高800mはとても気持ちよくて、ワンコ達も駆け回り、疲れると木陰や屋内で一休み。

帰宅後、いつものように撮影した画像を見ていたのですが、或るワンコさんを思い出しました。
画像の記録を見ると3年前の6月21日とありました。
特別な想い出というよりもしばらく会えず、心臓病で亡くなった別のワンコさんの画像を探していたところ、偶然見付けて懐かしく、見つめてしまいました。
ワンコの名前はサディーちゃん。
多分、2年ほど前にも登場したと記憶しています。

サディーちゃんは3年前の時点でたしか5歳だったと記憶しています。
中部地方の動物保護団体が里親さんを探していて保護された経緯を知り、お見合いをして、長野県飯田市にお住まいのご一家のもとで暮らすこととなりました。

久し振りにサディーちゃんを見付けました~ 元気かなぁ


サディーちゃんは当時、とても人気の犬種で、ブリーダーが子供を産ませるために入手したのですが、私が覚えている限りでは、子供を産むことが出来ず、捨てられはしなかったけれど約5年間の間、ただ生きていただけの暮らしだったのです。
勿論、散歩もなく、時には糞尿にまみれた環境だったようです。

新しいお母さんと寛ぐサディーちゃんです


山の中のドッグランでは、さくらがサディーちゃんに咬まれました。
お聞きしたところ、これで何度目かの他犬への攻撃で、いきなり噛み付くのでした。
心のどこかに鬱屈したものがあって、或いは他犬に対する恐怖があってこんな攻撃をするようだと云われ、里親さまが謝っておられましたが、誰も悪くないのですね。
人間は大好きなのですが犬が、同じ女の子に攻撃的になるのでした。

里親さまは当時、お子さまが生まれたばかりで、たしか昨年にはもう一人お子さんも生まれ、お忙しく、なかなかお会いすることが出来ませんが、ご一家の皆様も勿論ですが、サディーちゃんにも会いたいと思いました。

彼女の左目の傷を見ると、切なくなってしまいます。
体格の異なる他犬に戦いを挑み、逆襲を受けてついた傷のようだとお聞きしました。
血統書付きのジャックラッセルテリアですが、今までの生い立ちをお聞きしたとき少し、涙ぐんだ記憶も蘇ってしまいました。

サディー、元気で暮らしていますか?
寂しい想いを胸に抱いて生きる必要はないのですよ。
あなたはとても優しい人間の元で暮らすことが叶った幸せなワンコさんです。
怖がる必要は何もありません。
ゆったりと、人間のお子達と楽しい生活を続けて下さいね。
いつか、嬉しい再開が叶いますように。

ドッグラン雑感

2007-03-12 20:51:55 | できごと・お話し
ミルコくんはどこに?   バナー         バナー
 
ななちゃんの情報もよろしくお願い致します  バナー
--------------------------------------------------------------------------------
今度の18日の日曜日は千葉わんの里親会です。
会場などはこちらでご案内しております。
みなさま、お越し下さいね。
--------------------------------------------------------------------------------
今朝は寒かったですね。
鶴ヶ島市の今朝は寒さが戻りました。
皆さま、インフルエンザや風邪はいかがでいらっしゃいますか。
寒暖の差が激しいと身体も緊張して疲れますよね。

でも、カイは元気いっぱい~♪♪
今朝もルンルンでお散歩です。


ところで、今年に入って、我が家から直線で200m程のところにドッグラン施設がオープンしました。
鶴ヶ島周辺にこのような施設は初めてかと思いますが、まだ利用したことはありません。
300坪ほどのドッグランがあり、テラスを含んで50坪ほどのドッグカフェもありますが、土・日・祝祭日は混み過ぎていて利用する気になりません。
それに、ドッグランのサーフェイスが土のままなので雨の日や翌日は、我が家のさくらのような短足犬は大変かな。
料金や、店舗内の設備は分かりませんが、利用された方によると「料金はまぁまぁ。新しいので設備も良いですが、ドッグランが土なので、これがいまいち。人工芝を貼るようなのですが、そうなると夏の日は夕方までは暑くてワンコ達には厳しいかも。」
この施設の悪口ではなくて、ドッグランって何が必要なのかしら?と云うことです。

例えば、ドッグランについてはここに分かり易く書かれています。
参考になさってはいかがでしょうか。

私が高速道路代を使ってまで信州の山の中のドッグランに出掛けるのは、経験した範囲で嫌な出来事がたくさんあって、ドッグランに失望しているからです。

そこいら中でチィーとウンがなされていながら、飼い主はオシャベリに夢中でまったく管理していませんし、ひどいところになるとウンを拾おうともしません。
森林公園のドッグランで、思い切って男性に尋ねたこともありました。
「お宅のワンコがウンチをしましたよ。なぜ処置しないのですか?」
男性「そんなことは料金に含まれているでしょ。違いますか?」
ムク父「違いますよ。出入り口にも、直ぐそこにも『飼い主さんが処分して下さい』と書いてありますよ」
男性「あーっ、知らなかったなー」
ムク父「袋がなければあげますよ」
男性「どうも・・・」
このあと、男性の舌打ちの音を聞きました。
家族でいらしていたようで、奥さんとお子さんがご一緒のようでした。
聞こえた奥さんの言葉「あんた、どうしたの。何を言われたの・・・」
ほぼ2分後、様子を見ていた私を睨みつけながら、険しい目付きの奥さんが子供の手を引き、ドッグランを出て行きました。
男性は回収したウンチ袋を左手に持ち、右手は、ミニチュア・ダックスのリードを持って引きずりながら足早にドッグランを出て行きました。
これは今でもハッキリと覚えている出来事ですが、これに似たことをたくさん経験して、ドッグランが嫌になりました。

ドッグランの歴史にこだわるわけではないのですが、本来は自治体の仕事だと思うのです。
或いは、地域の団体やボランティアが自治体と協力して運営すべき設備だと思うのです。
もちろん、営利を目的とした施設が存在するのも当然かもしれませんが、それならそれで、もう少し充実した設備とサービスを提供すべきだと思うのです。

それに、私が見た範囲でしか言えませんが、飼い主たる人間のだらしなさを感じてしまいます。
両極端な印象を持ちました。
まるで「お犬様」とでも言うような仕草や物言いでワンコに仕える人間や、「犬なんて飼ってやってるんだ」と言わんばかりに無関心で、ワンコの状態にまったく意を介さない人間・・・。
本来はワンコのストレスを発散させるだけでなくて、社会性を身に付けさせたり、ちょっとした訓練の場だと思うのです。
更に、ワンコを介してコミニュケーションを拡げ、地域住民達の情報交換の場でもあり、楽しいオシャベリの場でもあると思うのですが現実は、違うところをたくさん見聞きしました。

我が家が出掛ける山の中のドッグランは、食品やサプリメント等を含むペット用品ショップの付帯施設なのですが経営者も、おなじみのお客さん達も、志の高い方々ばかりなのでとても安心です。
誰が指図するとか指示するのでなく、気が付いたら皆が勝手にウンを拾って処分したり、何よりもよく見ています。
ですから、気の立ったワンコがケンカを始めることもありますが、扱いも手慣れていて単に怒りつけるだけでなく、教えながらわざと怒り、教えます。
旧式のトイレしかない古い建物で、ドアもようやく昨年に取り付けられたような設備ですが、とても居心地の良いドッグランです(失礼!本当はペット用品ショップです)。

この日記は悲憤慷慨を書きなぐる場ではありませんが、こんな話を書き出すと長くなってしまいました。
さて、次回のドッグラン行きはいつになるかな~。
ワンコ達も楽しみなのですよ。

フィラリア予防薬

2007-03-09 06:50:24 | できごと・お話し
ミルコくんはどこに?   バナー         バナー
 
ななちゃんの情報もよろしくお願い致します  バナー
--------------------------------------------------------------------------------

ここ10年間は暖冬傾向が続いており、地球温暖化の影響が顕著となってきた・・・と気象の専門家の発言を聞きました。
二酸化炭素削減は待ったなしの状況ですが、おかげでワンコのフィラリア予防薬の投与開始をいつにしようかと考え始めました。

我が家は昨年まで4月中旬に投与を始め、正確に5週間サイクルで投与を続け、最終は12月上旬~中旬と決めていました。
実は、今年は5月中旬に投与を始めようかと思ったのですが、先週(3月3日)土曜日に信州のドッグランに行き、海抜800mを超える山の中にも拘わらず、蚊が飛び交っていたのに驚き、4月末頃からの投与に戻そうかと考え始めました。

HDUの積算値を参考にしているつもりですが、この数値も目安ですから、最終的には人間の判断ですね(我が家は、行動範囲を考え、静岡県の値を参考にしています。ところで、静岡県島田市の渡辺動物病院さまがこちらに参考となるデータを載せていらっしゃいます。感染可能期間が拡がっているらしいです!)。
最近10年のHDU積算値による数値を確認すると1998年はとても気温が高かったようで、例えば鹿児島は4月19日がフィラリア感染可能日で、同年の東京が5月5日、埼玉県が5月7日、長野県が5月17日でした。
昨年の東京は5月21日で埼玉県は5月23日、長野県は6月8日でした。
超暖冬の今年は、1998年の記録を更新するかもですね。

感染を正確に予測することは困難ですし、犬フィラリア感染症に感染させないことが第一の目的ですから、多少は早めの投与開始でもよいかな~と考えています。
早いと言っても、1回分の投与を行うか否かの違いだけです。
経済的には、我が家の2頭のワンコ達に年間で約1800円を追加投資するか否かだけですが、私は投資します。

我が家のさくらとムックンは正確に5週(35日)周期に投与していますが、よく「一ヶ月毎ではないのですか?」と聞かれます。
一々述べませんが獣医師に聞き、公表されている実験(観察)データを点検して決めました。
少なくとも今年6歳となったさくらはフィラリアに感染していませんし、我が家に迎えて5年目のムックンも何ともありません。
これは薬代を節約したいと云うよりも、確実に感染症の予防が可能なら、なるべく少ない薬で済ませたいからです。
結局、フィラリア予防薬は殺虫剤だと云う認識があります(ノミ・ダニ予防薬も同じですね)。
より安全な、一年間有効な注射や予防薬が早く開発されるとよいのですが。

我が家ではチュアブル(お菓子)タイプのフィラリア予防薬を用いています。


理由はムックンです。
ムックンはどんなものでも、初めて口にする物はとても警戒して、場合によっては吐き出します。
パンやチーズに包んでも口から器用に「ペッ」と吐き出します。
そこで仕方なくチュアブルタイプにしています。
これはとても美味しいらしく、食べることに慎重なムックンでさえ一咬みしたらゴックンです。
さくらなんかヨダレものです。
でも、気を付けることがあります。
いくらチュアブルタイプは安心でも確実でないことは存在します。
例えば、下痢気味の場合などには吸収率が落ちるようですから気を付けた方が良さそうです。
なので、我が家の行動パターンを考え、ワンコ達が一番落ち着いているであろう木曜日に投与しています。
今月のカイは22日・木曜日に投与します。

ところで、カイは正確に4週(28日)周期に投与しています。
理由はフィラリア感染症の抗体反応が(+)だからです。
それに、チュアブルタイプのフィラリア予防薬は適正量の連続投与により、フィラリア成虫に対する減虫効果があると、米国の学会ではレポートも発表されているようです。
ただし、100%の減虫効果は期待できず、効果は連続投与16ヶ月間で、感染症の犬で約60%の減虫の実積が確認できたようです。
もし、カイにも有効なら、来年の春から夏頃に改めて検査を行います。
考えてみると、さくらとムックンは年間に7回の投薬で済むのですが、カイは13回の投与となります。
可哀想ですが早く抗体反応が(-)となりますように。

さて、あるブログに主張があり、要するに、このチュアブルタイプは食付きを好くするためにフレーバーが用いられており、このフレーバーは有害な添加物なので利用しないように、とありました。
どの程度有害なのかも分からず、科学的な根拠も示されていません。
私は気にしていませんが、このような意見の方もいらっしゃると云うことです。
流行の言葉ではありませんが、“ 自己責任 ” でお考え下さい。

ETCの使い得?

2007-03-02 05:19:35 | できごと・お話し
ミルコくんはどこに?   バナー         バナー
 
ななちゃんの情報もよろしくお願い致します  バナー
--------------------------------------------------------------------------------

そうそうETCですが、思い出しました。
ETCカードの普及に協力する者ではありませんが、2月1日~3月末までの土・日曜日、祝祭日にETCを利用したポイントが2倍になることをごぞんじでしたか?
全国的ではないと思いましたが、こちらに案内が出ていました。
勤務先で雑談の折に話したら「何ですか、それ?」っていう人がいましたよ。
ムク父はETCを導入して丸2年以上過ぎましたが、こう云う案内は探さないと分かりませんね。
私は、ETCのポイントを自動的に換えない設定にしているので、毎月1度はポイントの点検を行うのですが、1月の終わりに覗いたら発見。
こんな時、貯めていたポイントを無料走行に自動変換する方はもったいないように思いますね。
今回のようなキャンペーン期間中に、無料走行の範囲で利用する分には一切のメリットがありませんから。
なので、私の場合、無料走行へのポイント変換は自分で行います。
確か昨年か一昨年は、ETC装着率をあげるために、かなり交換率の高いポイント付加を行いましたが、今回は久し振り。
一度、ご覧になって損はないと思います。
ですから、我が家のETCカードを利用したポイント変換は4月1日以降です。
ささやかな庶民の情報でした。
もったいないですから。
上手く使うと、25,000円分の走行で8,000円分の無料利用が可能となりますよ。

無記名さんのこと

2007-02-21 06:53:55 | できごと・お話し
ミルコくんはどこに?   バナー         バナー
 
ななちゃんの情報もよろしくお願い致します  バナー
--------------------------------------------------------------------------------

あらかじめ申しますが、以下の文責はすべてムク父が負い、千葉わんとはまったく関係のないものです。

“ 2007-02-18 10:47:07 ” 「無記名」の、多分、女性からコメント欄に2度目の書き込みがあり、無視して削除しようかと思ったのですが、イライラしたので同日の夕刻に私の立場や考え方を述べました。
“ 今回だけは返答を残しましたが、訳の分からないイチャモンは止めて下さい。今後も訳の分からない書き込みがあれば、何の断りもなく消去します。” と述べたためかどうかは分かりませんが、20日午後の時点では無記名の方からは何のコメントもありません。
“ 訳の分からないイチャモンは止めて下さい。今後も訳の分からない書き込みがあれば、何の断りもなく消去します。” と述べたので、コメントに書き込んでもムダだと思われたのでしょうか。

記述を省略せずにコピーします(行間は省略しました)。
2月15日付けの日記(タイトル:Wan Day と云う雑誌)へのコメントです。
------------------------------------------------------------
Unknown (無記名)  2007-02-18 10:47:07

なぜ私からの書き込みを消されたのでしょうか?
そこまでして千葉ワンは事実を消したいのですか?
きちんとした説明を顔をみせてお願いしたいです。
------------------------------------------------------------
本来は一度目のコメントをご紹介した方がよかったのかもしれませんが感情に任せた罵詈雑言が並び、自身は絶対に正しくてお前は悪いというばかりと判断したので、消去したのです。
何れにしてもこう云うコメント、或いは書き込みにはウンザリします。
主張には何らの建設的な意見もなく、単に謝れだの説明しろ、と云う言葉の羅列です。

この日記はカイの里親さんを募集するための日記ですが、さくらやムックンの、我が家の生活もご紹介していて、カイをご紹介しつつ、カイの生活環境で起こっている事柄も紹介しています。
それに、私の趣味や考えも述べることがあって、これらの個人的な事柄に対する意見や苦言ならいくらでもお聞きしますし、改めて反論もします。
が、顔を見たこともなく、声を聞いたことのない人物から、いきなり千葉わんに対する苦情やら不満をこの日記のコメント欄に書かれても、千葉わんの代表者でもなく、問題とされる言動がなされた場面を知らない者が何と言えばよいのか。
いくら千葉わんにシンパシーを感じている者でも戸惑うし、ネット上の、愚にもつかない貶し合いにはウンザリしていますから、今回のような書き込みは本当に頭に来ます。

もし、千葉わんに対する不満を持ち、千葉わんより著しく名誉を傷付けられ、理由もなく卑しめられたと感じたなら告訴すればいい。
或いは、何らかのサイトやブログを立ち上げ、例えば「千葉わんはとんでもない偽善者の集りだ」と訴えることは可能です。
もちろん、先にも書いたように、自身の意見を公にした場合、プライバシー権や著作権の侵害、或いは名誉毀損での、民事訴訟を主にした告訴も、内容によっては覚悟すべきですが。

私は勤務先の個人情報保護法対策の責任者を務め、民事訴訟も担当しましたが、先の類の提訴がたくさん存在することに驚きました。
実際に訴訟を担当し、民事訴訟の要諦をベテランの弁護士より教えて頂き、告訴人の主張を具体的な証拠で無力化した経験もありますから、どのような手段が有効かも身を以て知りました。
でも、そんなことは、生活の上では何の益もありません。
感情的な対立は何らの利益も満足も生みません。
感情的な対立は、対立を生んだそもそもを明らかにしないと対立を解くことはできないのですが、誰もが持っている “ プライド ” と “ 経験 ” が邪魔します。
2年近く訴訟を担当して、本当にそう思いました。

女性と思われる「無記名」さんは多分、プチ里親会で不快な思いをなされたのでしょう。
その場に立ち会ったわけではないので詳しくは判りませんが、この日記で述べるとしたら、千葉わんのホームページに書かれている基本的なことを繰り返すしかありません。
千葉わんは里親さんに対する条件が厳しいかどうかは分かりませんが、条件が満たされていれば持ち家でなくとも、子供のいない夫婦2人の生活者でも、自動車を持っていなくても、そして多分、年齢や所得についても、それ程厳しくないと思います。
「小動物の譲渡に対して年齢や所得の制限のある団体があるのか?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、存在します。少なくとも、昨年末現在で長野県に存在することは知っています。
ですから、その団体から譲渡を受けることは、知っている方々からすると一種のステータスとなります。
逆に「譲渡は契約書を含めて、同意された人達にのみ認めています」と公言しているのに内臓疾患を隠し、傷病を偽って或る意味、人に押し付けるような振る舞いの動物愛護団体も存在しますし “ 純血種の子犬だけ助けて里親さんを探す団体 ” もありますね。
千葉わんは?

千葉わんは中庸でとても穏やかな、でも小動物の保護には熱心な団体だと思うのです。
運営について法律上のアドバイザーが存在するわけでもなく、特定企業から援助を受けているのでもなく、素人集団の面はありますが熱心ですし、経験を積んで徐々に成熟しているのだと感じます。
何より、中核タッフの方々は時間を惜しまず、経済上の負担も気にせずに活動なさっておられますし、応援する方々も同じように熱心で、優しい方々ばかりですね。
また、団体というと「会則」だとか「決り事」のやかましいことを連想する方もいらっしゃるでしょうが、千葉わんは不思議なくらい、そう云った事柄が緩い団体ですね。
よく今日まで活動できたと思うくらい。

有り体に言うと、個人的には「帰れ!」と言い、塩を撒きたくなる「里親希望と名乗る方」が会場にいらっしゃることもありますが、丁寧に対応しているな~と感じています。
ですから、女性と思われる「無記名」さんがどのような状況で、どなたが預かりをなさっていらっしゃるワンコのことで、どんな会話が生まれたのかは分かりませんが、「無記名」さんが仰ることが100%真実だとしたら、対応したスタッフは余程の気掛かりがあったのかと想像するしかありません。

これは「無記名」さんとは関係ありませんが、自身の経験でも、中にはとんでもない里親希望さんがおられます。
一々の実例を挙げることは遠慮しますが、「実費医療費」を言った途端に一方的に連絡を拒否する方や、明らかに業者と想像できそうな里親希望の方、或いは引き取ったが最後、まるで虐待のような生活を強いる者・・・。
千葉わんスタッフの方は私よりもたくさんの事例を持っていらして、そう云った嗅覚の鋭い方がたくさんいらっしゃいますから、この点は信頼を寄せています。

因みに、私は「どんな犬でも良いけれど」などと発言する方にカイを求められても、千葉わんスタッフの方がその方を推薦しても、絶対にカイは任せません。
幸多くんの時もそうでしたが、「カイでなければ」とおっしゃる方ならカイを任せるかもしれませんが、「どんなのでも」なんて言う方に任せるくらいなら、その時点で「カイは我が家のワンコとなります」と宣言します。

何でも足して二で割ることはいけないと思うのですが、「無記名」さんにも何らかの原因、或いは要因が存在したのではないのかと思うのですが、どうなのかしら?。
もちろん、この日記のコメント欄に苦情や要求を書かれても読んだ時点で削除しますがもう一度、お考えになっては如何でしょうかと、申し上げる他はありません。

今回のような意見を書くことは今後ないと思いますが、残念です。
せっかくプチ里親会の会場にお越し頂けたようなのに。
対立に益はないと思います。
幾度でも繰り返しますが・・・。
それでも対立が避けられなくなったら、私は、私が可能な限りで千葉わんを応援し、援助するでしょうね。
併せて、訴訟で幾度も弁護士から教えられたことがあります。
「法律は、ただ黙っている者を援助しない。財産にしろ意見にしろ、主張しなければ認めて貰えないし保護しない」
もう必要ないと思いますがどうしても必要となれば、上記の事柄は実践するでしょうね。

仕事の都合があってまた数日間、日記はお休みを頂きます。

Wan Day という雑誌

2007-02-15 06:45:04 | できごと・お話し
ミルコくんはどこに?   バナー         バナー
 
ななちゃんの情報もよろしくお願い致します  バナー
--------------------------------------------------------------------------------
今度の18日の日曜日は千葉わんの里親会です。
会場などはこちらでご案内しております。
天候が少しだけ不安ですがみなさま、お越し下さいね。
--------------------------------------------------------------------------------

Wan Day と云う雑誌

千葉わんスタッフの方や里親日記では既にたくさんご紹介を頂いていますが、遅ればせながら私も一度。

宣伝と言えば宣伝ですが、それだけではありません。
巻頭で千葉わんが紹介されていると云うよりも、ワンコやニャンコの里親制度をたくさんの方々に知って頂けたらなぁ~と思うからです。

もちろん、ワンコやニャンコの里親として新しい家族を望まれる方も、特徴を理解した上でペットショップ、或いはブリーダーから子犬や子猫を購入し、新しい家族となさる方もおられて当然なのですが“里親”、特に子猫や子犬の里親さんが望まれているのかもしれません。
なぜなら、殺処分となる犬や猫の中では赤ちゃんを含む子猫や子犬の数が圧倒的に多いからです。
成犬や老犬だって、たくさんの犠牲が生まれてはいるのですが・・・。
それに、適切な健康管理を願い、避妊・去勢手術を徹底的に推し進めて頂けば、数年先には何らかの効果が数字の上でも確認されると思うのですが、如何でしょうか。

今でも「純血種の方が上で、ミックスなんて・・・」と思われ、実際に発言なさる方もいらっしゃいますね。
小動物に対する思い入れや“夢”みたいなものは確かにあって、一方的な批判は出来ませんが、でも、愛らしさや忠実性が純血種だけものであることはあり得ませんね。
確かに、使役犬としての盲導犬はラブラドール・レトリバー種が圧倒的ですが、「穏やかな気質や適当な体格等を考慮し、過去の実積を考慮すると」現在の選択が、効率がよいので採られているだけで、絶対ではないのです。
これは、盲導犬飼育や教育に携わった、元指導員の方からお聞きしました(でも、今は「濃過ぎる血」のことで懸念が拡がっているようですね)。
思い入れを除けば、愛らしさや可愛さが純血種と雑種を分ける尺度になど、なり得ませんし。



「Wan Day」と云う雑誌は意外に骨太の雑誌なのかもしれません。
価格は高いのですが、隔月刊ですから、毎月にすると750円ですね。
余りに正論をだけを述べるだけでなく、この雑誌のようなアプローチはワンコやニャンコの里親や、動物愛護センターの存在を知らしめるには有効なアプローチなのかもしれません。
でも、千葉わんもこれで全国区かな?
そうならますます慎重に、気負うことなく、着実に成果を残すことが大切で、大変ですね。
気負うことなく、着実にというところが難しいといえば難しいのですが。
それに、ご協力を頂けるお一人づつの心が大切なことが何よりなことは今まで通りですし、ねっ。

さて、次号の Wan Day はどのような企画が展開されるのでしょうか。

ワンコライフ

2007-02-14 07:00:00 | できごと・お話し
ミルコくんはどこに?   バナー         バナー
 
ななちゃんの情報もよろしくお願い致します  バナー
--------------------------------------------------------------------------------
今度の18日の日曜日は千葉わんの里親会です。
会場などはこちらでご案内しております。
天候が少しだけ不安ですがみなさま、お越し下さいね。
--------------------------------------------------------------------------------

べこままさまが綴られる日記の標題は“ワンコライフ”。
2月6日付の日記は「しみじみと思う」と題されて、“この穏やかな寝顔を見ながら やはり時々心と体に受けたこの子の傷を思う”“よかったねべすく、君が来てくれたおかげで母はこの歳にして、いろいろなことを知ったのよ。そしてたくさんの温かい人達のいることも・・・ ありがとね”と綴られていらっしゃいます。

べっちゃんは手術を受けなければならないほどの障害を負わされ、人間に対する恐怖感を覚えさせられてしまったワンコ。

いつも優しいべっちゃんです


こたポンは傷害に及ぶことはなかったものの、上下関係が厳しい犬社会の中で、優しい心を隠して暮らさなければならなかった環境を与えられたワンコでした。

こたポンの目線の先にはべこままさまがいらっしゃいます


共に縁あってこの子達を慈しみ、ご一家に愛されて穏やかな生活が叶い、互いに兄弟のような仲で暮らしを送っています。
辛い過去を過ごしたワンコ達が幸せを掴み、嬉しい生活を持った典型かもしれません。

ワンコだけでなくニャンコさん達も、悲劇の中から幸運を掴み、一時的ではあってもあたたかい心に抱かれて天国に旅立つ子達もたくさんいますね。
もちろん、穏やかな一生を送るニャンコさんやワンコさんが圧倒的な多数であることは理解していますが、千葉わんが保護に関わったり、里親募集ワン・ニャンに登場する仔達のエピソードを読むと目を疑うことがとても多く、項垂れてしまうこともあります。
なので、辛い過去を背負わされたワンコやニャンコが優しい里親さんと巡り合って幸せな生活の様子を読んだり見たり出来ると嬉しくなってしまいます。

“ペットフード工業会の調査(平成15年)によると、ペットとして飼育されている犬と猫(内猫)の数は約1800万頭と推定されています。平成(元年~15年)の人間の子どもの出生数合計は約1800万人ですから・・・”と、こちらに出ていました(サイトの宣伝ではありません)。
別の記事を読むと、現在は2.5世帯に1頭の割合で犬・猫が生活しているようです。
凄い数ですが、動物愛護センターなどから引き取ったり、千葉わんが相談を受け、或いは里親募集の申し出を受ける件数を見ている限り、何だか悲観的な状況に向かっているような気がしてなりません。
何故かと言って、殺処分となるワンコやニャンコの数が確実に減少していると云う資料を見たことがありません。
或いは、動物愛護管理法が一部改正されて、多少なりとも効果が現れるのでしょうか。

動物愛護と聞いて、私が記憶する最初の方は藤田美千子さんです。
もう、何年前になるのかも定かではなく、今では「藤田美千子物語」と云う書籍で回想するのみですが(書籍としての批判はたくさんありますが)、動物保護に関して私の理想の人物かもしれませんし、個人の動物保護活動の先達かと思います。
私はゆきえと姓を同じくして共に暮し、さくらとムックンを家族とし、カイというワンコの里親さんを探しているだけの者ですが、藤田美千子さんに続く方を必要としないほどに人間の意識や生活が、小動物達との共存を当たり前のものとなることを夢見ます。

べこままさまが描かれたべっちゃんやこたポンをご紹介したいと思っていたらこんなに長い駄文となりました。
べっちゃんやこたポンとは日記で会えますが、次はいつ頃の千葉わん・プチ里親会で会えるのか、楽しみです。