Une petite esquisse

日々の雑事の中で考えたこと、感じたことを徒然に書き綴ります。

驚異の海外旅行術(3)

2022年10月12日 | 旅の情報
クレジットカード付帯海外旅行傷害保険ー海外旅行傷害保険に加入するのはムダな出費



 空港の出発ロビー内にある保険会社の窓口に「クレジットカード付帯保険だけで本当に大丈夫ですか!?」、
「海外の治療費は想像以上に高額です!」と書かれてあった。
何種類かの旅行ガイドブック類にも「クレジットカード付帯保険では不十分、疾病死亡補償がない、補償額が
十分でない」と書かれてある。
 本当にそうだろうか?「クレジットカード付帯の傷害保険」と「旅行代理店が販売する傷害保険」を比較し
てみたら、航空機寄託手荷物遅延、要するにローストバッケージの時に(1万円の定額)が補償されている、
その程度の違いである。むしろ補償額はクレジット付帯保険の方が多い場合がある。何が不十分なのか納得の
いく説明が欲しい。
 たしかに、外国では盲腸の手術で医療費が200万円掛かると言うのも、あながち嘘ではない、だからと言
って旅行日程が10日までで契約タイプが「傷害死亡時3000万円」で保険料が約1万円(AIUの場合)と多
額な金額を支払って保険に入る必要があろうか。
 クレジットカード付帯海外傷害保険はクレジットカード会社が保険会社と契約して、自社のカード会員に「安
心して旅行を楽しんでもらう」サービスの提供である。保険の負担金はクレジットカード会社が負っている、決
してタダではないのだ。両者を比較して総括的に考えればクレジットカード付帯の海外傷害保険で充分であると
考える。

 むしろ、旅行ガイドブックの出版社が海外旅行保険について、本当の事を書かないことが問題である。
ガイドブックには広告が載っており、「海外旅行傷害保険の記事」は広告主である保険会社の意向に沿って書か
れており、記事自体が広告なのだ。いわば、「持ちつ持たれつの関係」で、広告主に対して「海外旅行保険など
必要ありません、クレジット付帯保険で充分です」とは書き辛いだろう。しかし、広告主に忖度し本当の事を書
かないのは、正確な情報を求めガイドブックを購入する消費者を欺く行為である事を自覚すべきだろう。



広告として正しい内容が表示されているかどうかが問題である

 補償内容も理解せず、無自覚に空港で保険に加入するのも問題である。 旅行者も消費者としての自覚をもって、
もっと賢くなる必要がある。保険と言うものは補償内容と手続方法を理解してから入るべきである。
保険会社とは「愚衆の民」を相手の濡れ手に粟のボッタクリのおいしい商売である。
 もしもの時の保険である、海外旅行出発前に緊急連絡先をメモしておき、補償項目を熟知しておこう。
24時間、日本語対応の海外メディカルヘルスセンターなど事前にチェックし、申請方法を把握しておけば、もし
ものときに慌てふためくこともない。




クレジットカード付帯海外傷害保険比較

            UC ゴールド  セゾンアメックスブルー   横浜インビテーションカード    エポスカード   
死亡         5,000万円  3,000万円       2,000万円          500万円
傷害治療         150万円    300万円         200万円          200万円
疾病治療         150万円    300万円         200万円          270万円
賠償責任       2,000万円  3,000万円        2,000万円         2,000万円
携行品損害         50万円     30万円          20万円          20万円
救援者費用        200万円    200万円         200万円         100万円
ショッピング保険     300万円    100万円         100万円            ✖

付帯条件          利用付帯     利用付帯          利用付帯           利用付帯
年会費        11,000円   3,300円            無料             無料
荷物の宅配         ✖        ○復路のみ            ✖             ✖
VIPルーム         ○         ✖               ✖             ✖
保険会社       損保ジャパン     損保ジャパン         三井住友           三井住友


※ セゾンアメックスブルーは年会費が3300円掛かるが傷害治療と疾病治療がそれぞれ300万円、賠償責任が3000万円と
補償額が手厚い、復路のみであるが荷物の宅配もある。年会費無料カードではエポスカードが疾病治療が270万円と補償額が多い。
損保ジャパン系と三井住友系、その他の取り扱い保険会社で、それぞれ複数枚保持していると、保険請求の加算が可能である。



驚異の海外旅行術(4)

2022年10月12日 | 旅の情報
速乾洗濯術ー衣類を少なくすることが、旅のフットワークを軽くする



 旅は生活術だ。一日ごとに生活を完結しなければならない。
ミニマムな生活が求められる。いくらマクラが変わると寝られないと言っても、
旅にマクラまで持っていくことは出来ない。
 旅にはフットワークの軽さが求めれれる。それには荷物を軽くする必要がある。
荷物の重量は7kg以下にするのが理想だ。
それには衣類を少なくすることが必要だ。
  ①服の組み合わせで、少しの衣類で多様なコーディネートを工夫する。
  ②旅行用には速乾性の衣類を選ぶ。
  ③毎日、少量の洗濯をする。
夜、ホテルで洗濯し、朝には乾燥しているには、どうすればいいのか、実践方法を示したい。


カナダのペーパー洗剤「Dizolve」と中国の「Wave」 、かさばらなくて軽量


ポリ袋に一回分の粉石けんを入れ、かさばらないように三角折にする


ポリ袋を広げ衣類を入れ、水を入れる


クリップで止め、つけ置き洗いをする



バスタオルに包んで足で踏み水分を抜く


洗濯ハンガーで干す。(吸盤でガラスや鏡に吸着する優れモノ)


ポリ袋に無数の穴を開け、ドライヤーを使ってインスタント乾燥機を作る


ベットシーツがシリカゲルになることをご存じか