Une petite esquisse

日々の雑事の中で考えたこと、感じたことを徒然に書き綴ります。

ビエンチャン観光案内(2)ラオス

2020年05月06日 | 旅の情報
ラオス伝統薬草サウナ&マッサージ

 ガイドブックにお寺の中に伝統サウナがあると書いてあった。
お寺の中にサウナとは、おもしろいと思ったので行くことにした。
お寺の名前はソークパールアン寺院(Vat Sok Pa Luang)、ビエンチャンの中心部から南に約5kmの辺鄙なところにある。
ソークパールアン寺院はタート・ルアンのような煌びやかさもなければ、ワットシーサケートのようなシンボル的な仏像もない。


ソークパールアン寺院、寺の門の手前を左に曲がるとサウナがある

 境内はただ、だだっ広く、敷地内にいくつかの建物が散在しているだけで、見るべきものは何もない。
何処にサウナがあるのか、さっぱり分からない。何人かの人に聞いてみたが、誰も「サウナ?知らない」との返事。
途方に暮れて、出口付近で尋ねたら、サウナはお寺の門を出て右に少し歩いた所にあるとのことで、なんだ、お寺の中ではなく、お寺の外ではないか。
お寺の門を出て、右手に曲がると、殺人現場を連想させるようなドキッいサウナの看板が目に付いた。


サウナの看板

 少し進むと雑木林の中に、左側に古式な作りのサウナルーム、右側に木造高床式のマッサージルームがあった。
ラオスのサウナはドラム缶に薪をくべ、薬草を煮立て、その蒸気をパイプでサウナ室に送り込む、まことに古風である。
低温ながら、じっくりと温まり、ハーブの香りが鼻にツーンとして、すがすがしく感じられ身も心も癒される。


木漏れ日のさす雑木林の中


サウナルームの外観


サウナルームの内部




怪奇?それとも芸術的? サウナルームの壁面レリーフ


ドラム缶で薪を焚き、蒸気をパイプで送る


高床式のマッサージスペース

案外知られていないが、欧米系の旅行者には有名である。


データ:サウナ       15,000キープ (約185円)
    マッサージ 60分   50,000キープ(約620円)
    営業時間  午後1時から午後8時まで

    ビエンチャン中心部からトゥクトゥクで約10分、20,000キープ(約250円)
    中央バスターミナルから32番バスでワットソークパールアンで下車、4,000キープ(約50円)





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