臍帯血バンク・シービーシーの犯罪履歴

臍帯血バンク・シービーシーの未公開株詐欺・振り込め詐欺の被害者さま臍帯血保管された皆さまへ

臍帯血 無届け移植/民間業者に厳格なルールを

2018-03-31 09:29:57 | 日記




臍帯血 無届け移植/民間業者に厳格なルールを

河北新報-2017/08/31


社説

臍帯血 無届け移植/民間業者に厳格なルールを

 「血液のもと」になる幹細胞の宝庫「臍帯血(さいたいけつ)」
が高額で売買され、国に無届けのまま患者に移植されていた。
再生医療の信頼性を揺るがしかねない事件だ。
徹底究明し再発防止に生かしてほしい。
 愛媛など4府県警の合同捜査本部が、東京都のクリニック院長や、
茨城県の臍帯血販売会社社長ら計6人を再生医療安全性確保法違反の容疑で逮捕した。


 民間の臍帯血バンクが2009年に経営破綻し、
一般の人たちから預かっていた大量の検体が外部に流出したのが発端。
この臍帯血を譲り受けた会社社長と医師らが共謀して昨年から今年にかけ、
計7人の患者に無届けで移植した疑いが持たれている。


 14年11月施行の再生医療安全性確保法は、
再生医療の安定的な実施に向け、医療機関に治療計画の届け出や
事前審査などを義務付けた。
 捜査関係者によると容疑者らが法施行後に売買した検体は約100人分。
大半が無届けの移植に使われたとみられる。
患者の費用は1回300万~400万円と高額で、
利益は数億円とされる。医療行為とは到底言えまい。


 クリニック側は、有効性が不確かな、がん治療や美容の効能をうたっていた。
患者の約3割は中国などの外国人とされ、
健康願望につけ込んで国内外の富裕層を食い物にしていたのではないか。


 臍帯血は、新生児と母親をつなぐへその緒と胎盤に含まれる血液。
赤血球や白血球、血小板などを作る造血幹細胞が豊富に含まれており、
白血病の治療に使われている。


 日本赤十字社などが運営する公的バンクは産婦から譲り受けた臍帯血を保管し、
適合する第三者に提供する。移植症例は約1万5千件に上る。


 民間バンクは、子どもが病気になった時に備え、
家族が長期にわたり預ける私的な取引だ。
国の規制の範囲外で実績も乏しい。管理体制を危ぶむ声は以前からあった。


 厚生労働省は今回の事件を受け、他の民間バンクの実態調査に乗り出している。
不届きな業者らによる転売ルートは他にもあるのではないか。


 「臍帯血移植」全体の信頼回復のためにも、民間業者の適正な運
営に向けた法整備を急ぐべきだ。


 昨年、京都大iPS細胞研究所(山中伸弥所長)が、
臍帯血を使って人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作った。
品質が良く、外部機関にも提供を始めたが、
作製の際に試薬を取り違え、提供を自主的に中止したことがあった。


 少しでも劣化の懸念がある細胞が人体に入れば、
健康被害を起こしかねないからだ。
 再生医療への社会の期待は大きい。
半面、発展途上の技術でもある。
それだけ携わる人たちには、慎重さや高い倫理観が求められる。
 必要な医療が患者に適切に行き渡るように
、国は規制や指導の責任を果たすべきだ。





https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_medical20170912j-01-w670



【図解・社会】臍帯血民間バンクの調査結果(2017年9月)


臍帯血民間バンクの調査結果

臍帯血、民間バンクに4.5万人分=5社保管、契約切れも-違法投与で厚労省調査


 生まれた子の病気に備え、親の依頼で臍帯(さいたい)血を有償で
凍結保存する民間バンクが少なくとも7社あり、5社で計約4万5700人分
を保管していることが12日、分かった。

うち約2100人分は意思が確認できないなどの理由で、
契約終了後も廃棄されないままになっていた。
臍帯血の違法投与事件で破綻した民間バンクから流出したものが使われたため、
厚生労働省が初の実態調査を行い、公表した。

 民間バンクは規制対象外だが、厚労省は同日、所有権の扱いや
処分方法などが不明確だとして、業務内容の届け出を求める通知を
7社に発出。契約切れの場合は原則返還か廃棄を求め、
有識者委員会で対策を検討する。

 同省が日本産婦人科医会を通じて全国の産科医らから情報を収集。
10社の情報が寄せられ、
うち7社で活動実態が確認されたが、1社は調査を拒み、
1社は「引き渡し(仲介)のみ」とした。

 保管と回答した5社はステムセル研究所(東京都港区)、アイル(同板橋区)
、ときわメディックス
(大阪市)、社名公表不可のD社とE社。
ときわ社とD社は臍帯血の帰属をめぐり訴訟中という。

 ステム社が95%の4万3661人分を保管し、1941人分の契約切れを含む。
利用目的は各社「新生児本人の疾患治療」などとするが、
移植実績はステム社の12件のみ。

国への事前届けが必要となる第三者提供は、
仲介のみの1社が「がん治療などで約160件」と回答した。

 契約終了後の所有権は、ステム社が「60日経過後の権利放棄」
を明示しているが、権利の扱いや回答期限の記載がない社もあった。
処分は「破棄」以外に「研究や公共利用」「第三者の治療に利用」との記載が多かった

品質管理や安全対策はアイルとステム社以外は不十分と判断され、E社は多くの項目で未回答だった。







臍帯血民間バンクの調査結果

2018-03-30 21:03:36 | 日記
ありがとうございます。
民間の臍帯血バンク
・・・・・・・・・が未だに
下記主張をつらぬくなら
保管者に知らせるためにも
専門機関に情報提供しなければ
と思っています。
実際私は嘘の情報で留置所に
22日間もいました。




嘘の情報で他人を告訴


民間の臍帯血バンク
・・・・・・・・・からの
告訴状




告訴状
4ページ(告訴人株式会社・・・・・・の経営
・事業において虚偽はなく、消費者を騙すような方法
で臍帯血の保管を募ったことも一度もない
。)

4ページ(告訴人・・・・・・・において保管されて
いる臍帯血は、厳格な衛生管理のもと安全に保管されており、
移植等への使用も何一つ問題はない
。)





https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_medical20170912j-01-w670



【図解・社会】臍帯血民間バンクの調査結果(2017年9月)


臍帯血民間バンクの調査結果

臍帯血、民間バンクに4.5万人分=5社保管、契約切れも-違法投与で厚労省調査


 生まれた子の病気に備え、親の依頼で臍帯(さいたい)血を有償で
凍結保存する民間バンクが少なくとも7社あり、5社で計約4万5700人分
を保管していることが12日、分かった。

うち約2100人分は意思が確認できないなどの理由で、
契約終了後も廃棄されないままになっていた。
臍帯血の違法投与事件で破綻した民間バンクから流出したものが使われたため、
厚生労働省が初の実態調査を行い、公表した。

 民間バンクは規制対象外だが、厚労省は同日、所有権の扱いや
処分方法などが不明確だとして、業務内容の届け出を求める通知を
7社に発出。契約切れの場合は原則返還か廃棄を求め、
有識者委員会で対策を検討する。

 同省が日本産婦人科医会を通じて全国の産科医らから情報を収集。
10社の情報が寄せられ、
うち7社で活動実態が確認されたが、1社は調査を拒み、
1社は「引き渡し(仲介)のみ」とした。

 保管と回答した5社はステムセル研究所(東京都港区)、アイル(同板橋区)
、ときわメディックス(大阪市)、社名公表不可のD社とE社。
ときわ社とD社は臍帯血の帰属をめぐり訴訟中という。

 ステム社が95%の4万3661人分を保管し、1941人分の契約切れを含む。
利用目的は各社「新生児本人の疾患治療」などとするが、
移植実績はステム社の12件のみ。

国への事前届けが必要となる第三者提供は、
仲介のみの1社が「がん治療などで約160件」と回答した。

 契約終了後の所有権は、ステム社が「60日経過後の権利放棄」
を明示しているが、権利の扱いや回答期限の記載がない社もあった。
処分は「破棄」以外に「研究や公共利用」「第三者の治療に利用」との記載が多かった

品質管理や安全対策はアイルとステム社以外は不十分と判断され
、E社は多くの項目で未回答だった。




再生医療に施設認定制度 学会、適切な治療を推進

2018-03-30 20:44:45 | 日記


再生医療に施設認定制度

学会、適切な治療を推進

2018/3/20 19:21

©一般社団法人共同通信社


 日本再生医療学会は20日、患者が安心して治療を受ける病院を選べるよう、
適切な再生医療を提供する医療機関を認定する制度を創設すると発表した。

 再生医療を巡っては昨年、無届けで他人の臍帯血を移植したとして
医師らが逮捕されるなど、一部の民間クリニックで科学的根拠のない
質の低い医療を提供していることが問題となっている。

 澤芳樹・学会理事長は記者会見で
「再生医療をあるべき姿で進める上で、必要な制度だ」と話した

 具体的な認定基準は4月以降に議論を始める。
学会の認定医が在籍し、適切に細胞を培養できることなどが
条件になるとみられる。





https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_medical20170912j-01-w670



【図解・社会】臍帯血民間バンクの調査結果(2017年9月)


臍帯血民間バンクの調査結果

臍帯血、民間バンクに4.5万人分=5社保管、契約切れも-違法投与で厚労省調査


 生まれた子の病気に備え、親の依頼で臍帯(さいたい)血を有償で
凍結保存する民間バンクが少なくとも7社あり、5社で計約4万5700人分
を保管していることが12日、分かった。

うち約2100人分は意思が確認できないなどの理由で、
契約終了後も廃棄されないままになっていた。
臍帯血の違法投与事件で破綻した民間バンクから流出したものが使われたため、
厚生労働省が初の実態調査を行い、公表した。

 民間バンクは規制対象外だが、厚労省は同日、所有権の扱いや
処分方法などが不明確だとして、業務内容の届け出を求める通知を
7社に発出。契約切れの場合は原則返還か廃棄を求め、
有識者委員会で対策を検討する。

 同省が日本産婦人科医会を通じて全国の産科医らから情報を収集。
10社の情報が寄せられ、
うち7社で活動実態が確認されたが、1社は調査を拒み、
1社は「引き渡し(仲介)のみ」とした。

 保管と回答した5社はステムセル研究所(東京都港区)、アイル(同板橋区)
、ときわメディックス(大阪市)、社名公表不可のD社とE社。
ときわ社とD社は臍帯血の帰属をめぐり訴訟中という。

 ステム社が95%の4万3661人分を保管し、1941人分の契約切れを含む。
利用目的は各社「新生児本人の疾患治療」などとするが、
移植実績はステム社の12件のみ。

国への事前届けが必要となる第三者提供は、
仲介のみの1社が「がん治療などで約160件」と回答した。

 契約終了後の所有権は、ステム社が「60日経過後の権利放棄」
を明示しているが、権利の扱いや回答期限の記載がない社もあった。
処分は「破棄」以外に「研究や公共利用」「第三者の治療に利用」との記載が多かった

品質管理や安全対策はアイルとステム社以外は不十分と判断され
、E社は多くの項目で未回答だった。





厚生労働省健康局
臍帯血プライベートバンクの業務実態に関する調査
の結果明らかになった問題点



http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000180287.pdf

平成29年9月2日

厚生労働省健康局


(一部の事業者では、品質管理等の記録の
管理体制が十分ではなく、
医師が臍帯血を実際に使用する際に、臍帯血の品質
や安全性を確認できる状態になっていなかったこと
。)
















公的臍帯血バンクと同等の検査数、品質基準を設けています

2018-03-30 08:10:58 | 日記

・・・・・・ホームページより。



STEP 3 検査結果の報告

出産から約2週間後、血液検査の結果をお知らせします。

下記の場合は、さい帯血を保存しても治療利用できない可能性があるため、
・・・・・・では保管を行いません。

さい帯血が保管できない場合


•細胞数が基準値に満たない場合
•細菌の混入が認められた場合
•ウイルス感染が認められた場合






・・・・・・代理店ホームページより・


Q臍帯血バンクを選ぶポイントはありますか?

A日本の臍帯血バンクには、統一基準や認証といったものはまだありません。
保存方法も検査数も各臍帯血バンクにより異なるのが現状です。
臍帯血を保管しても、細胞数やウイルス感染の有無が明らかでない場合、
治療に使ってもらえない恐れがあります。
臍帯血が安全かどうかを判断するのは各臍帯血バンクではなく、
将来治療にあたる病院や医師です。

・・・・・・では安全性を客観的に確保するため、
移植実績が高い日本の公的臍帯血バンクと
同等の検査数、品質基準を設けています。

費用を抑えるために保存前検査を省略することはありません。


・・・・・・では公的臍帯血バンクと同等数の検査を行いますが
検査で保管に至らなかった場合、費用はかかりません。



http://asia11.hatenablog.com/entry/2015/03/07/124106



Transfusion. 2010; 5: 1980-1987.

私的バンクに貯蔵されたさい帯血(184例)
と公的バンクで貯蔵されたさい帯血(22,624例)の品質を比較した。

結果はすべて
「私的バンク vs. 公的バンク(P値)」
で、さい帯血用量
「60mL(5-180mL) vs.
89mL(40-304mL),



P<0.0001」、総有核細胞数
「4.7×108(0.3-33.8×108) vs.
10.8×108(2.1-58.4×108), P<0.0001」、



CD34陽性細胞数
「1.8×106(0-19.1×106) vs.
3.0××106(0.01-112.2×106),

P<0.0001」、


細菌汚染率
「7.6% vs. 0.5%」であった。



Transfusion. 2012; 52: 2234-2242.

私的バンクに貯蔵されたさい帯血20例を解析した。
さい帯血用量は19.9-170mL、
総有核細胞数は0.76-33.4×108であった。
適格量を超えていたものは11%のみであった




いずれの研究も「仮に自己さい帯血移植の有用性が証明されたとしても、
私的バンクには課題が多い」と結んでいます。




一方で、私的さい帯血バンクの側が安全性を向上させるための企業努力を
していることも確認することができます。

ステムセル研究所は、
2011年4月10日にUKAS(英国認証機関認定審議会)によって
ISO9001の国際品質認定を取得しています。

また、アイルは2015年10月13日、
ステムセル研究所は2016年2月5日に
PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)
の施設適合性立入り調査を通じて、
厚生労働省から特定細胞加工物製造許可を所得しています。






民間の歯髄細胞バンクやさい帯血バンクに預ける意味とは



現在、全国に歯髄細胞やさい帯血を保存するサービスを行っている民間企業がある。
現時点では事業として成功している民間バンク事業は存在しないが、
将来、他家細胞を用いた再生医療が広がれば、幹細胞バンクの市場も
拡大し、ビジネスチャンスは大きいと考えられている。




臍帯血民間バンク、廃棄せず2100人分保管 厚労省調査

出所:2017-09-12 日本経済新聞

臍帯血(さいたいけつ)の無届け投与事件を踏まえ、
厚生労働省が個人の臍帯血を有料で保管する民間バンクの実態を調査したところ、
契約終了後に廃棄処分せず保管し続けている臍帯血が5社で計約2100人分
あることが12日、分かった。

同省は「契約が不適切」と指摘。第三者に流出する恐れもあるため、
任意の届け出制度を創設し、監視していく方針だ。






一方で、今回の厚労省の調査結果によると、
不適切な管理をされているケースも存在し、
民間細胞バンクの安全性や有効性が課題となりそうだ。


過去のいくつかの研究でも、民間細胞バンク、
総有核細胞数、細菌汚染率のいずれの数値も公的細胞バンクには及ばず、
”もしさい帯血の有用性が証明されたとしても、
民間バンクには課題が多い」と結論付けられている



(Differences in quality between privately
and publicly banked umbilical cord blood units: a
pilot study of autologous cord blood infusion in
children with acquired neurologic disorders:Transfusion.
2010; 5: 1980-1987.、Characteristics of thawed autologous
umbilical cord blood:Transfusion. 2012; 52: 2234-2242.)。


もちろん、自己さい帯血では移植後の拒絶反応や移植片対宿主病
(GVHD)のリスクが少ないというメリットもあるが、
実際のところ、民間細胞バンクの細胞を利用した症例数が少ないため、
その有効性に関しては科学的に実証はされていない。

民間企業がバンク事業をすること自体に問題はないが、
商業ベースのアプローチで、”自己さい帯血の方が良い”
と言いきれるだけの根拠がない
中で、
脳性麻痺、Ⅰ型糖尿病、外傷などの疾患における再生医療において、
自己さい帯血が重要な役割を果たす、という過度な期待をうたった
宣伝をする事業者もいる。
いま一度、我々は、民間の歯髄バンクやさ
い帯血バンクに預ける意味があるのか?
という立場で冷静に考える必要がある







公的臍帯血バンクが
移植に使う臍帯血の
検査項目、品質、数、基準は
さらに厳しくなっています。
とくに細胞数の確保は重要です。
理由は
8 割以上が成人に対する移植である事
有核細胞数が16×108以上がほとんどです。






日本赤十字社血液事業本部
〔受付日:2017 年9 月1 日,受理日:2017 年9 月8 日〕

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjtc/63/6/63_736/_pdf/-char/en

臍帯血移植の現状
高梨美乃子


造血幹細胞移植の細胞源

現在,日本では世界一多く臍帯血移植を行いまた
唯一,臍帯血移植数が増加している1)2).その特徴はす
べて単一ユニットで,
8 割以上が成人に対する移植である(図2).


移植用臍帯血の細胞数
移植に用いる臍帯血は,許容されるHLA 適合の範囲
で,細胞数の多いものから選択されている.本邦では
通常,患者体重あたり2×107/kg の有核細胞数の臍帯血
を選択する.公開された移植用臍帯血のうち,有核細
胞数が16×108以上の臍帯血は9 割以上が移植施設に提
供されている.

各臍帯血バンクは,より細胞数の多い臍帯血を保存
すべく努力しており,毎年の公開される臍帯血の中で
は次第に有核細胞数が12×108以上の臍帯血の割合が増
えている.





最新情報(2018年1月1日)

さい帯血保存数



受入さい帯血数 16299件

凍結保存さい帯血数 5845件

使用可能さい帯血数※1  1094件

※1 追跡調査終了し、移植に使用可能なさい帯血数

臍帯血の引き渡し

2018-03-30 07:58:43 | 日記


引き渡し方法

病気治療にさい帯血が必要となった場合は
ホームページの「お問い合わせフォーム」
またはフリーダイヤルにて当社にご連絡ください






特定非営利活動法人
全国骨髄バンク推進連絡協議会


http://www.marrow.or.jp/active/img/304.pdf



国の実態調査では
9 月12 日、国(厚生労働省)は「臍帯血プライベートバンクの実態調査」
結果で、民間さい帯血バンクとして保管業務を行っているのは5 社あり、契
約者や親族の治療目的に保管している計約4 万3700 人分の臍帯血を保管し
ていることを公表しました。社名の公表に同意したのは「ステムセル研究所」
「アイル」「ときわメデックス」の3 社、他の2 社は不同意。
その他仲介業者が1 社あり、不同意。とのことでした。


実態調査での問題点は)

①契約終了後も廃棄せず保管中の臍帯血が約2100 人分あったこと。

②契約終了後や廃業した時の所有権や処分方法が不明確なこと。

③公的さい帯血バンクの役割と民間さい帯血バンクの違いや実績に
ついて説明が不十分なこと。

④記録の管理体制が十分でなく、品質や安全性が確認できないこと。

の4 点をあげています




国の当面の対策は)

①民間さい帯血バンクに対し、業務内容を届け出るよう厚生労働省
健康局長通知を関係機関、民間さい帯血バンク業者に発出すること。
その届出内容は、厚生労働省HP で公表すること。

②契約終了後や廃業時に保管中の臍帯血は返還か廃棄を原則とする契約書の
ひな型を提示すること。

③専門家による委員会を厚生労働省に設置し、対策の効果などを検証すること。

④日本医師会、日本産婦人科学会などに対し協力依頼を発出すること。

の4 点をあげています。


公的さい帯血バンクへの影響私たちボランティアは、今回の事件
は極めて深刻な事態であり、事件関係者には強い憤りを禁じえません。
さらに最も心配なことは、国民の信頼を損ねたことから、
今後、公的さい帯血バンク事業への悪影響がでないかです




https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_medical20170912j-01-w670



【図解・社会】臍帯血民間バンクの調査結果(2017年9月)


臍帯血民間バンクの調査結果

臍帯血、民間バンクに4.5万人分=5社保管、契約切れも-違法投与で厚労省調査


 生まれた子の病気に備え、親の依頼で臍帯(さいたい)血を有償で
凍結保存する民間バンクが少なくとも7社あり、5社で計約4万5700人分
を保管していることが12日、分かった。

うち約2100人分は意思が確認できないなどの理由で、
契約終了後も廃棄されないままになっていた。
臍帯血の違法投与事件で破綻した民間バンクから流出したものが使われたため、
厚生労働省が初の実態調査を行い、公表した。

 民間バンクは規制対象外だが、厚労省は同日、所有権の扱いや
処分方法などが不明確だとして、業務内容の届け出を求める通知を
7社に発出。契約切れの場合は原則返還か廃棄を求め、
有識者委員会で対策を検討する。

 同省が日本産婦人科医会を通じて全国の産科医らから情報を収集。
10社の情報が寄せられ、
うち7社で活動実態が確認されたが、1社は調査を拒み、
1社は「引き渡し(仲介)のみ」とした。

 保管と回答した5社はステムセル研究所(東京都港区)、アイル(同板橋区)
、ときわメディックス(大阪市)、社名公表不可のD社とE社。
ときわ社とD社は臍帯血の帰属をめぐり訴訟中という。

 ステム社が95%の4万3661人分を保管し、1941人分の契約切れを含む。
利用目的は各社「新生児本人の疾患治療」などとするが、
移植実績はステム社の12件のみ。

国への事前届けが必要となる第三者提供は、
仲介のみの1社が「がん治療などで約160件」と回答した。

 契約終了後の所有権は、ステム社が「60日経過後の権利放棄」
を明示しているが、権利の扱いや回答期限の記載がない社もあった。
処分は「破棄」以外に「研究や公共利用」「第三者の治療に利用」との記載が多かった

品質管理や安全対策はアイルとステム社以外は不十分と判断され
、E社は多くの項目で未回答だった。





厚生労働省健康局
臍帯血プライベートバンクの業務実態に関する調査
の結果明らかになった問題点



http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000180287.pdf

平成29年9月2日

厚生労働省健康局


(一部の事業者では、品質管理等の記録の
管理体制が十分ではなく、
医師が臍帯血を実際に使用する際に、臍帯血の品質
や安全性を確認できる状態になっていなかったこと
。)