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埼京さん^^いらっしゃ~い

地域密着度№1を目指す農耕型経営の不動産二代目社長の日記

仙台

2011年05月14日 23時23分05秒 | 日記
突然ですが、仙台にいます。

私が所属している埼玉中央青年会議所では、何名かが埼玉中央以外のところへ出向しているのですが、わたしも出向者の一人です。明日からは私が出向している日本青年会議所の委員会が仙台で行われることから、一足早く仙台入りしました。

理由は、今世紀最大と言われる日本の自然災害の爪痕を自分の目でみて、地元のひとたちに現状を聞いてきたかったから。明日会う同じ出向メンバーの中には塩釜に会社のある者もいますが、その彼の会社もすべて津波にのみこまれてしまったとのこと。

夕食はお寿司激戦区の仙台で仙台屈指の飲み屋街「文化横丁」通称“ブンヨコ”に構える地元仙台人に支持されている「小判寿司」

お寿司屋さんを選んだ理由は、震災津波の影響をまともに受ける業界だからです。食材は地元仙台の海でとれるものが中心だから、自然と現在の状況を把握しやすく、また地元のお客さんが多ければ生の声を聴ける可能性が高い。

案の定、両隣に座っていた常連のお客様とそれぞれの現在までのお話を伺うこともできたし、なによりもネタにまつわる話が尽きません。赤貝は日本のものではない。うには生うにがなく(とれないので)去年採れたうにを塩で保存した“塩うに”であったこと。海に網をかけたところで、かかってくるのは車やがれき。まともな漁は当分出来そうにない様子。死活問題です。

それでも皆頑張っている。

お酒はすべて宮城のお酒を置いてます。うち伯楽星(はくらくせい)は蔵自体が流されてしまって、現在残っているお酒を出せば、当分手に入らないとのこと。このような蔵がまだまだたくさんある様子。深刻な問題です。まったく海とは縁のない山間の町まで津波が押し寄せたというから、驚異的な力である。

明朝から、石巻周辺に入ります。

忙しい週末ですが、仕事を任せられる社員に感謝!
みな、ありがとう。