皆さんこんにちは、森川ゼミ2年の大場です。
風が強く寒い日が続いていますが、 いかがお過ごしでしょうか😖🍃🌀
本日は、私が取り組んだ卒業レポートについて投稿いたします。
私は「エコツーリズムと航空業界の関連性」というテーマで卒業レポートを作成しました。
近年、地球温暖化にはじまり持続可能な開発やSDGsといった世界的な取り組みが急速に広まっていますが、皆さんもこういったキーワードを頻繁に耳にしているのではないでしょうか。
このテーマに設定した理由は、短期大学での2年間、航空業界や観光業界について様々な視点から学び、知識を身に付けてきた中で、地球規模で抱える大きな課題に対し、観光産業からアプローチ出来ることは何があるか、今一度探りたいと思ったからです。
はじめに、エコツーリズムとエコツアーの概要について調べました。
エコツーリズムはエコロジーやエコシステムのエコ(eco)とツーリズムを組み合わせた造語で、環境保護や地元コミュニティの発展を重視しつつ、自然な環境や文化に触れ合う観光の形態であり、エコツアーは、このエコツーリズムの理念に基づいて、各エコツアーサイトで実施されるプログラムであることが分かりました。これを実現するためには、地元ガイドなどの「地域住民」や「観光客」だけでなく、「専門家」や「行政」、「旅行業者」など多くの人が関わることが必要であると知り、さらにエコツーリズムの原則と実践を調べました。
主要な観光インフラの1つである航空業界はエコツーリズムの展開において重要な要素を担っています。1年次、エアラインビジネスでの講義でも何度か学びましたが、新しい航空機の導入や航空会社が持続可能なエネルギー源への移行は、環境への負荷を軽減する一環です。同時に、航空業界は観光者の輸送手段として欠かせず、その影響はエコツーリズムに大きな影響を与えていると考え、航空業界とエコツーリズムについて、アンケート調査を行いながら、その結び付きと展望を考察しました。
以下、レポートに使用させていただいたアンケート調査(エコツーリズムにおける価値観・意識 10代~20代 男女42名)の結果です。ご協力いただきありがとうございました!🙇🏻♀️
持続可能な未来を築くためには、エコツーリズムの理念を広め、航空業界と連携してより効果的な取り組みを進めることが不可欠です。アンケート結果から、エコツーリズムに対し意欲的で、未来の地球のために何か出来ることをしたいという意見が多数ある一方、航空機の環境への影響や具体的にどのような取り組みがエコツーリズムに繋がるのか、企業がどのような策を行っているのか等、知らない人も未だ多いという現状に改めて気付くことができました。したがって、企業が新たに大きな取り組みを始めたり、現時点のまま技術の取り入れ等を進めること以上に、消費者や旅行者、特にこれからの時代を背負う若者に周知させることが重要であるといえる、というまとめになりました。
観光業が環境や地域社会に配慮し、長期的な視点で事業を展開することで、美しい自然と多様な文化が次世代に引き継がれ、豊かな観光体験が提供されることが期待されます。
最後までお読みいただき、 ありがとうございます!くれぐれも体調にはお気を付けください😷