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No.0294 東京マラソン2016 レポート1

2016-02-29 13:52:36 | インポート
東京マラソン2016

四年越しの夢が叶って、東京マラソンに参戦しました!

今年は10回目の記念大会でした。


WMM6大会に入っている東京マラソンなので、スケール感が全く違うなーと感じた。

【大会レポート】
受付は前日まで本人厳守のため前泊しないといけない。
幸い、金曜日東京出張だったので、ついでに受付済ませておいた。

土曜日に、東京で用事があったので、朝早い新幹線でかみさんと娘の三人で東京へ。

予定では、長男の部屋に泊まる予定にしていて、ホテル取ってなかったけど、金曜日にインフルになったので泊まれないと言われて、急遽ホテルを予約。
こんな間際になって安いホテルなんて取れないと諦めていたけど、運良く手頃なホテルを予約出来た。ちょっと遠いけどこれはラッキーだった。

さて、当日5時45頃にホテルを出て会場に向かう。
途中秋葉原で下車し荷物をロッカーへ。
新宿駅ではロッカーを探すのに一苦労するとの情報があったので帰りのことも考え、秋葉原で預けた。

新宿駅へは6時30分頃に到着。
ゲートオープンが7:00だが既にランナーが集まり出していた。




ゲートはゼッケン番号毎に指定されたゲートからしか入れない。
持ち込み出来る荷物も制限されていて、金属類は勿論、ペットボトルもダメ。
サプリメントも未開封のもののみ、トータル500mlまでと厳しい制限。

ゲートオープンになり金属探知機でチェックと手荷物検査を経ていよいよ入場。
7時前から並んでいたため、比較スムーズに入場出来たが、後ろには長蛇の列が出来ていて、早めに来て正解だった。


入場してまず最初はトイレへ。
早めに入ったためさほど待たずに済んだが、10分もするとこれまた長蛇の列。
早く入って良かったー。

次は荷物を預ける場所探し。
会場が広いので、どっちに進んでいいか全く分からず。サポートしてくれるスタッフの方に聞きなら移動。

荷物預けるトラックも予め指定されているが30台近くもあるため自分の預けるトラック探しも一苦労。


預ける荷物も事前に貰ってある指定の袋に入る物しか預かってくれない。
この時点で防寒のため来ていたウィンブレ、オーバーズボンなどは袋に入れて預けなければならない。
でもスタートまでは1時間半以上ある。


そこで防寒対策は皆さんそれぞれ工夫していた。
使い捨ての雨合羽や、ゴミ袋を被ったり、古着を着てたり。
多くの方はそれをその場に捨ててスタートしていた。
スタート直前まで、スタッフの方がゴミ回収してくれていたので運良ければ、そこで捨てて貰える。


スタートブロックでは中央分離帯を挟んで、左右に並ぶことになるが、出来れば中央分離帯の側に陣取ればゴミ回収に遭いやすいし、仮に遭えなくても中央分離帯にそのまま置いていける。


スタートブロックに一度入ればもう身動き出来ず、そこで1時間半もただ待ってるだけなので、防寒対策はとても重要です。





9:10いよいよスタート!


当然ながら、スタート号砲が聞こえても、なかなか動き出さない。
やっと動き出してものろのろ歩く程度。


スタートラインまで3分以上かかった。
それでも比較的前のブロックだったため3分は早い方である。


スタートライン過ぎてもまともに走れない。自分のペースで走れるようになったのは1km過ぎてからだった。
その先もランナーを右に左に避けながら走る状態が5km過ぎまで続いた。


スタートして間もなく生理現象が・・・
寒い中、スタートブロックで待っていたためだと思う。


すぐトイレへ駆け込むが、同様のランナーが多くて、そこでも列が出来ていて待つことに。
とにかく、人数が多くなるとこうなってしまうのだろう>_<


沿道は応援が途切れる事がない。
個人の家族や、参加出来なかったクラブのメンバーやらとにかく応援が凄い。


大音響の音楽あり、踊りあり、走っていてほんとワクワクすることばかり。
正に日本一のマラソン大会である。


長丁場なので、ハーフのペースより少し落として走る。


都庁をスタートし靖国通りを通り、外堀通りから飯田橋交差点を右折し、竹橋から皇居を右手にみながら内堀通りで10km。


そこから右折し一路品川駅まで南下。途中東京タワーや増上寺を見ながら進む。


ここで、リオの切符を狙うトップランナーが折り返して走ってくるのとすれ違う。


流石、速いねー(当たり前ですね)


品川駅を折り返しで15km。徐々に疲れが出てくる。


それでも、余りペースを落とさず折り返しの日比谷通りを北上する。


日比谷に近くと間もなく20km。
ハーフならラストスパートに入る距離だけど、フルはここからが再スタートのようなもの。


銀座で左折し今度は浅草まで北上。
徐々にキツくなりペースが落ち始める。


我慢しながら浅草まで。
浅草寺で折り返し。間もなく30kmを迎える頃には相当キツくなって来た。


ここから先は練習でも走った事がない未知の世界。


1km毎の標識がなかなか出てこなくなった。それだけペースが落ちているってこと。


もう脹脛はパンパン、足裏は豆が出来たのか痛みだす。


多くのランナーがガードレールにつかまりストレッチしている。
みんなも同じなんだなーと。
沿道の応援者からエアーサロンパスを提供してくれる方も大勢いた。


借りたかったが、タイムロスになるので使わなかった。
後から考えたら借りた方が良かったかなと。


何とか35kmまで来た。


ここからが地獄だった。
足が全く動かなくなってしまった。
定期的にサプリメント摂っていたのでガス欠ではないと思う。
筋肉疲労で動かなくなったのだと思う。


1km毎の標識が出てくるのに5kmも走っている様な感覚に陥る。


36kmまであと少しだと思っているのに、意識がいつの間にか36km過ぎたからもうすぐ37kmが出てくると勘違いしている。


それだけ思考能力が低下してしまっている。


辛い、辛い、辛い。
多くのランナーが歩き出している。
自分も歩こうかなと何度もよぎる。
もう、早歩き程度のスピードまで低下している。


ここに来て、隅田川や運河を渡る橋が出て来てアップダウンが続く。
これがまた疲れに追い打ちをかける。


もう周りの様子など目に入らなくなる。


もう歩こう、いやもう少し頑張ろう。それの繰り返し。


気持ちを切らさないために40kmまでは走ろう!と思考を切り替える。
後3kmで40kmだからという様に考えようとしてるのに、沿道からは『ゴールまであと5kmだ、頑張れ!』の声援が。


3km頑張ろうと気持ち切り替えてる時に、何で5kmなんて言うんだよ、このヤロー!


1kmがどんどん遠くなっていく。


やっと40kmまで来た。


ここからは益々1kmが遠くなる。


もういい、もうやめよう、歩こう。


いや、もう少しなんだから走ろう。


いや、歩いてるのと同じなんだから歩こうよ。


いや、もうゴールが見えて来るはずだから走ろう!


これほど、疲労し思考能力が低下り、動かそうと思っても自由に動かない足。こんな経験今までないよ。




ゴールが見えて来た!


もう来年は申し込まない。フルはやらない。懲り懲りだ。・°°・(>_<)・°°・。


ゴールしても達成感など全く無し。


もう走らなくていいんだ、良かったという思いだけ。


ゴール後の移動ももう全身が痛くて歩くのがやっと。






こうして、初のフルマラソンが終了しました。


残ったのは敗北感と疲労だけ。





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