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No.0900 鬱からの立ち直り

2020-07-20 20:16:00 | 日記
自分は鬱にはならないと勝手に思ってましたが、鬱になりました。
原因は終わりの見えない痛みとの戦いと山へ行けないイライラ。

脊柱管狭窄症から来る坐骨神経痛で膝から下に強い痛みが生じてからもう、1ヶ月以上になる。
24時間四六時中痛みっぱなし。
痛み止めや血行を良くする薬を飲み続けているが、一向に良くならない。
夜中も痛みで目が覚めて熟睡出来ない。
終わりの見えない痛みと戦い続けているうちに、世の中がグレーに見えるようになって来た。気力もなくなり何にも心が動かない。
無機質の人間になったよう。
生きている意味も無い感覚になって来た。
右足膝から切断したら痛みから解放されるのかな?と考えてみたり。

整形外科へ行って、もう手術したいと言ってみたが、まだ1ヶ月だからこれから薬が効いてくるから様子見ようと仙骨ブロックも何度かやってみた。
福島に神の手を持つ人が居ると聞いてすがる思いで行ってみた。1回1分ほどの治療で劇的に良くなると聞いたが、殆ど効果なし。1万円払って帰ってきた。
自死する人の気持ちが分かった。
誰でもいいからこの痛みから救い出してほしい。

八方塞がりの状態で、ふと30年ほど前にお世話になった鍼灸院の先生を思い出した。
藁にもすがる思いで電話してみたら、もう引退したそう。
でも週2回、1時間だけ治療しているとのことで、訪ねてみた。
昔話もそこそこに早速、治療開始。
整体、針、お灸による治療。
この整体がとても痛い。患者さんみんな悲鳴をあげながら耐えている。
極め付けはお灸。
肌に直に百草を置いて火をつける。
熱いなんてもんじゃない。
当然、皮膚が焼けて真っ黒焦げになる。











散弾銃で撃たれたような傷跡。
それでも痛みが和らぐのならと必死で耐えた。
一回の治療で痛みが劇的に和らいだ。
それから毎日通い、先生がいない日はお弟子さん(息子)に治療して貰って、10日ほどで痛みはほぼ無くなった。
やっとぐっすり眠れた。
それから世の中に色が付いてきて、徐々に鬱からの立ち直り始めた。
もう神様に出会ったよう。
ありがたい。

ただ坐骨神経痛の痛みかなら解放されたが、脊柱管狭窄症から来る間欠性跛行の症状は残っていて長い距離を歩くと痺れて歩けない。

どれだけ歩けるのか、一昨日泉ヶ岳へテスト登山。
10分ほど歩いたら、痺れが出て来て歩き難くなって来た。
感覚が鈍くなって来てるのがわかる。
我慢して歩いて暫く休憩を取る。
するとまた歩けるようになる。
やっぱり脊柱管狭窄症の典型的な症状だ。
何度か休みながらも山頂へ。







泉ヶ岳は休み休み登れたけど、百名山は無理だろうな。
いずれ決断しなければならなくなるだろう。

何故こんなにも腰の病気に悩まされるのか?
前回脊柱管狭窄症で手術してからまだ7年くらいしか経ってないのに。

今もいつまたあの痛みが襲ってくるのかと恐怖に怯える日々を過ごしている。

痛みを恐れて残りの人生を何もしないで生きて行くのか。
でもそれでは鬱病で自死してしまいそう。

自分の性格では何もしない人生はないだろうな。