十三峠古道ロングライド
昨日、久々、ほんと久々の古道ロングライド。
天気も良く、風も無く最高の古道ライド日和でした。
明るくなり始めた6時過ぎに最初の峠を軽くこなして、ロングライドのスタートです。
二つ目の宇津峠。
舗装路ながら、古道の趣きが残っている。
横川ダムの湖畔から。
非洪水期に入り、ダムの水位が常時満水位まで上げているので、古道が水没してしまっているとの事。そのため大きく迂回。
所々、押しが入ります。
黒沢峠頂上。
この、落ち葉が敷き詰められた古道、何とも言えませんねー。(^-^)
遠くに小国の街が見えます。
黒沢峠の下りの石畳。
石畳に刻まれた名前?
中には、お坊さんと思われる絵も。
貝淵峠への入り口。
ここまでは何事もなかったのだか・・・。
この後、コンビニで昼食休憩を取り、再スタートした直後に悲劇が(;_;)
九つ目の朴ノ木峠へ入った登りで、RDに杉の枝が噛んでしまった。丁度踏み込んだ時だったので、異様な音と共にバイクが停止。
枝が絡んだだけだろうと思って見てみると、RDが取れていた。
ハンガーボルトが切断してしまったようである。プーリーケージも破損し、とても使える状態にない。
店長がいろいろ思案している間、コーチがボルトを調達にホームセンターへ行ってれた。
けど、RD固定ボルトのような特殊な物がホームセンターにあるはずも無く、そこで店長から自転車屋さんで何でもいいから使わなくなったRDがないか、新たな指令が出た。
こちらとしては、無駄に時間を使ってしまうと走破が危ぶまれ、皆んなに迷惑掛けてしまうので、リタイアして小国駅から戻ろうと考え始めていた。
運良くRDがあるとの事で、自転車屋まで引き返しそちらで作業させてもらうことに。
こちらが、小国で唯一の自転車屋さん。
後継者がいないので、間も無く店を畳むそうである。残念。
ここからが店長の凄いところ。
ロード用?と思われるRDで走れるようにしようと言うのだから。
また、なんの迷いも無く手際よく次々と作業をこなす。
ほんとこれが職人技なのだろうと、ただただ関心するのみ。
これが、出来上がりの状態。
登りを考えて、ローから5~6枚のギアが使える状態になった。
これで充分。その後の登りでも何の問題も無く走れた。
流石店長、ありがとうございました!
加◯自転車屋さんはお爺ちゃん一人でやってるような感じでしたが、とても親切で新品のワイヤーも提供してくれたのに、「どうせ、もう辞めるんだから」とお金は取ってくれなかった。
こういうお店が無くなるのは寂しいですねー。
思わぬトラブルだったけど小国の町を再スタートして直後だった事が幸いしました。
山奥だったら、どうなっただろうか・・・
ボルトを探し回ってくれたコーチ、ありがとうございました。
そして、お待たせしてしまった皆さん、ほんと申し訳無かったです。
お陰で、また古道を楽しむ事が出来ました。
ここも、いい感じですよねー。
最難関の大里峠の頂上へ到達。
この時点で4時過ぎ。
急いでくだらないと暗くなる時間帯。
下り終えた時には、ライトが必要な状態に。
あと小さな峠が二つ残すだけなのだが、協議の結果、無理しない事に。
あのロスタイムが無ければ、完全走破出来てたのに、ほんと申し訳あません。
店長おすすめの、唐揚げ定食食べて帰る事に。
お店に行ったら、ご飯が無いのでこれから炊くので時間がかかるとのこと。
それでも、待って食べる事に。
出できたのがこれです。
噂通りのとんでもない唐揚げ。
鳥の半身をそのまま揚げたような感じ。
足まで付いてる。
ボリューム満点、味も満点。
お腹を満たし、風呂に入って輪行で手ノ子駅まで戻ることに。
しかし、ここでまたアクシデント発生!
最終電車だったけど、手ノ子までは行かず、途中の小国駅が終点。
まあ、何だかんだあって、またまた想い出深いロングライドとなりました。
皆さん、大変お疲れ様でした。そして、申し訳あませんでした。
楽しいプランニング、そして往復運転してくれた店長ありがとうございました。
こうして、長い1日が無事終了。家に着いた時にはもう0時でした。