さちぶーの眼線

何事も、コツコツ・・・地道に・・・できたらいいいのですが、根が横着もので。 ^_^;

「都電60年の生涯」(東京都交通局発行)

2005-06-19 | 都電荒川線
「都電60年の生涯」東京都交通局の発行編集で昭和46年に出版されました。この本を荒川図書館で見た時、荒川線がまだ残っているのにひどいじゃないかと、思いました。たぶん荒川線も何れは廃止されるとする予想のもとに書かれたのでしょう。しばらくして当時の交通事情を考えると仕方がないのではと、思えてきました。
 今現在の感想は、やはり都電は実質的には終焉をむかえたのだ。と、思えてきました。「都電荒川線」という名であっても、もともとは「王子電気軌道」と言う郊外電車だったわけで、市内で路面を通った東京市の「市電」とは少し違います。荒川線は郊外電車だったために、そのほとんどが専用軌道でした。

荒川線はもらいっ子の都電といったところでしょうか。(^^)
王子電気軌道から東京市電にもらわれましたとさ。