江別市野幌公民館で手島圭三郎の版画を見た後、北海道立文学館で手島圭三郎展
開催中のポスターを見つけて、早速行ってきました。
最初、道立近代美術館だと思って今何を開催中かな?と検索したら、肝心の
手島圭三郎が見当たらなくて、全然別の場所だと気が付き、JRに乗る直前に
目的地が中島公園とわかりあせりました。
道立文学館の中で真っ先に彫刻を見つけました。
帽子’92
1992
佐藤忠良
寄贈 北海道新聞社・北海道文化放送
佐藤忠良の代表作、帽子。
思いがけず彫刻に出会えてうれしくなったのでした。
今回は彫刻に出会えると思っていなかったので、デジカメは持ってきておらず
スマホでの撮影です。
もう一つ、ロビーに大きな作品がありました。陶壁とのことです。
春悠々
北国の人々は 北国の言葉で語り
北国の暮しを伝える
文字は心を開き 宇宙を開く
神々は白峰に拠り 悠々暁を開く
會田雄亮 作
平成6年12月26日
彫り続けた北の自然
絵本画家
手島圭三郎の40年
残念ながら手島圭三郎展は写真撮影禁止だったので、リーフレットだけ
載せておきます。(クリックしたら大きくなります)
北のいのちの物語
手島圭三郎(てしま・けいさぶろう 1935年、紋別市生まれ)は木版画
による絵本「しまふくろうのみずうみ」(1981年、福武書店)で絵本作家
としてデビューしました。同作は絵本にっぽん賞(現・日本絵本賞)を
受賞。以降「おおはくちょうのそら」「くまげらのもり」「きたきつね
のゆめ」を始めとする北に生きる動物たちを描いた作品や、アイヌの人々
が語り伝えてきたお話を絵本にした「イソポカムイ」や、「ふぶきのとり」
などの幻想シリーズを40年間発表してきました。
85歳になった昨年から制作してきた40作目となる最新作「きたきつねと
はるのいのち」は今年の春に刊行しました。
ファミリー文学館では、雄大で美しい、そして厳しい北の自然とそのなかで
生きる野生の生き物の命を木版画に彫り、絵本として北の大地からみなさん
の元に届け続けた手島圭三郎氏の足跡を振り返ります。
北海道立文学館
札幌市中央区中島公園1-4