サバ奈子

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本郷新記念札幌彫刻美術館

2023-10-17 06:00:04 | 野外彫刻

本郷新記念札幌彫刻美術館本館です。

彫刻60年 鈴木吾郎展 悠久を舞う に行った時に撮ってきたものです。

数が多いので、1ショットずつ。

戦没学生記念像
わだつみの声
なげけるか いかれるか
はたもだせるか
きけ 
はてしなきわだつみのこえ

本館はここで終わり。

道を挟んで向かい側の記念館です。

飲食禁止だが、写真撮影はOKです。

嵐の中の母子像
1953年
樹脂

泉の像(石膏原型)
1959年(昭和34年)制作 本郷新54歳
札幌市大通公園

伸びやかにポーズをとる3人の踊り子は、テレビ塔、噴水とともに札幌の街のシンボルとして親しまれています。
当時のニッカウヰスキー会長竹鶴政孝氏の発案によって、ほとんど彫刻がなかった大通公園にこの像が置かれました。

氷雪の門(石膏原型)
1963年(昭38)制作/本郷新57歳
稚内公園

終戦後、樺太(現在のサハリン)から本土へ引き揚げた50万人の日本人のための慰霊碑。天を仰ぎ手の平を見せた女性像は、彼らの万感の思いを伝えます。本郷はこの像について「すべてを失った人々の天への祈りであり、哀訴でもある。そして、逞しい再生への誓いである」と語っています。

鳥を抱く女「暁」(石膏原型)
1962年(昭和37年)制作 本郷新57歳
札幌市芸術の森、兵庫県高砂市

本郷が少年時代に出会った、鶏を抱きかかえている野性的な少女を思い出し制作した作品です。本郷は「人体とほかのものを組み合わせることによって、別なものが生まれてくるだろうと考えた。」と語っています。
「鳥を抱く女」シリーズは好んで制作しており、合計で14種類作られています。

緑の賛歌(石膏原形)
1973年(昭和48)制作 本郷新68歳



大阪市のシンボルモニュマンとして市民に親しまれており、本郷が制作した野外彫刻の中でも大きい作品の一つです。書く裸婦像の高さは約4m30cmあり、下から見上げる人がバランス良く見えるよう上半身は大きめに制作されています。
下から見上げた時と、上から見た時を比べてご覧ください。

本郷新記念札幌彫刻美術館
札幌市中央区宮の森4条12丁目


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